井草高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、井草高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて井草高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

井草高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

井草高校は1941年に創立された東京都練馬区にある公立の高等学校です。大学入学を目標とした「進路指導」だけでなく、大学のその先を考える進路指導体制が充実しているのが特徴です。学年別キャリアガイダンスでは、1年生から職業講座を受講したり、大学の講義を体験します。また、1年次から大学入試を視野に入れた授業を行っています。主な進学実績としては「東京学芸大学」「明治大学」「東洋大学」などが挙げられます。
以下は井草高校が掲げるスクールミッションです。
「知性と感性を磨き自らの健康を培いながら向上進取の精神で自己実現を目指す」教育理念のもと、真理を探究し、問題を解決する態度や責任を重んじて自主的に行動できる生徒を育てます。さらに、国際交流プログラムや異文化交流を通して国際人の育成に力を入れグローバルに活躍する人材を育成します。
井草高校のホームページ

井草高校への行き方と最寄り駅

井草高校は西武新宿線の上井草駅が最寄り駅で、駅から徒歩8分の場所にあります。

井草高校の進学実績

下の表は2021年度から2023年度入試までの井草高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京学芸大学、私立大学では明治大学や東洋大学、日本大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

井草高校の偏差値と、学力が近い都立高校

井草高校の偏差値と井草高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

井草高校の偏差値

2022年9月に発表された進学研究会のデータによると、井草高校の普通科の偏差値は男女共に55です。偏差値55は上位31%相当で、豊多摩高等学校や石神井高等学校などが学力が近い高校になります。

井草高校と学力が近い都立高校

井草高校の応募倍率推移

井草高校の一般入試の応募倍率は例年1.6〜2.1倍で推移しており、他都立高校と比べて高い倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

男子倍率(第一次募集)

女子倍率（第一次募集）

井草高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査(700点)＋調査書(300点)＋スピーキングテストの結果(20点)＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価(=内申点と呼ばれるもの)が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝(国・数・英・社・理)×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = (志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値)÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

井草高校の合格点と内申点の目安

井草高校の合格点は男子720点、女子740点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2022年9月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

オール4（換算内申52点）

オール3（換算内申39点）

井草高校と合格ラインの近い高校はどこ？

井草高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

豊多摩高等学校

石神井高等学校

井草高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい？

ここでは、井草高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、上井草駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

拓殖大学第一高等学校

拓殖大学第一高等学校は東京都武蔵村山市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

実践学園高等学校

実践学園高等学校は東京都中野区にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で40分ほどかかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できるコースがあります。

杉並学院高等学校

杉並学院高等学校は東京都杉並区にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で40～50分ほどかかりますが、個別学習支援システムなど多岐にわたる学習サポートを行っています。

保善高等学校

保善高等学校は東京都新宿区にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

豊島学院高等学校

豊島学院高等学校は東京都豊島区にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で50分ほどかかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できるコースがあります。

錦城高等学校

錦城高等学校は東京都小平市にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

東亜学園高等学校

東亜学園高等学校は東京都中野区にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で20分程度のため併願先におすすめです。

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