小平高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、小平高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて小平高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

小平高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

小平高校は1963年に創立された東京都小平市にある公立の高校です。1993年に「外国語コース」が設置され、地域交流、国際交流、国際理解教育などに力を入れているのが特徴です。東京都の進学指導研究校、Global Education Network 20 (GE-NET20)、国際交流リーディング校にも指定されています。主な進学実績としては「都留文科大学」「東京理科大学」「法政大学」などが挙げられます。
以下は小平高校が掲げるスクールミッションです。
「自主」「誠実」「英知」を教育目標に掲げ、互いの人格を尊重し、思いやりと規範意識を育み、個性及び創造力豊かで、活力に溢れた、社会に貢献する人材を育成します。教養主義に基づいて国際理解教育を進め、異文化や伝統を尊重する態度を育成するとともに、自国の文化や伝統を重んじる態度を養います。
小平高校のホームページ

小平高校への行き方と最寄り駅

小平高校は西武新宿線の小平駅が最寄り駅で、駅から徒歩10分の場所にあります。

小平高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの小平高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京学芸大学、私立大学では東京理科大学や法政大学、明治大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

小平高校の偏差値と、学力が近い都立高校

小平高校の偏差値と小平高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

小平高校の偏差値

2024年6月に発表された進学研究会のデータによると、小平高校の偏差値は55です。偏差値55は上位31%相当で、小金井北高校や小平南高校、清瀬高校などが学力が近い高校になります。

小平高校と学力が近い都立高校

小平高校の応募倍率推移

小平高校の一般入試の応募倍率は例年1.4〜1.7倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

2024年度入試倍率

男女枠撤廃後の第一次募集の倍率

2023年度以前の入試倍率

*以下のデータは男女枠がある2023年以前のものです。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

小平高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査（700点）＋調査書（300点）＋スピーキングテストの結果（20点）＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価（=内申点と呼ばれるもの）が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝（国・数・英・社・理）×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = （志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値）÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

小平高校の合格点と内申点の目安

小平高校の合格点は765点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2024年6月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

小平高校と合格ラインの近い高校はどこ？

小平高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

小平高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい？

ここでは、小平高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、西武新宿線の小平駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

拓殖大学第一高校

拓殖大学第一高校は東京都武蔵村山市にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車で20分程度のため併願先におすすめです。

杉並学院高校

杉並学院高校は東京都杉並区にある高校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車で1時間ほどかかりますが、個別学習支援システムなど多岐にわたる学習サポートを行っています。

昭和第一学園高校

昭和第一学園高校は東京都立川市にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車とバスで20分程度のため併願先におすすめです。

東亜学園高校

東亜学園高校は東京都中野区にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

武蔵野大学高校

武蔵野大学高校は東京都西東京市にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車で40分ほどかかりますが、5科（国数英理社）19以上あれば併願優遇制度を利用できます。

大成高校

大成高校は東京都三鷹市にある高校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小平駅から電車で1時間ほどかかりますが、充実した施設環境が整っています。

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