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【都立志望校を変えるべき!?】町田高校の予想倍率・予想合格ライン・出願するかの判断基準(令和3年度/2021年度入試)

町田高校の倍率

2021年1月7日に、都立高校志望予定(第1志望)調査の結果が発表されました。
令和3年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果について

この記事では、
「そもそも倍率とは何か?」から、
「都立高校第一志望倍率の調査結果」が何を表しているか、
「町田高校の入試当日の倍率の予想」、
そして「予想合格ライン」から「出願するかどうかをどう判断するのか」について紹介いたします。
またコロナの影響をどう読むかについても、取り上げてみます。

(なお、本記事は第一次募集(または分割前期)についてのお話となっております。)

まとめ

  • 今回発表されたのは「志望倍率」であり、「実際に何人が試験を受けるか(入試当日の倍率)」を表す倍率ではない。
  • 2021年度の町田高校の志望倍率
    • 男子:1.11倍
    • 女子:1.29倍
  • 2021年度の町田高校の予想受検倍率
    • 男子:1.17倍 → 10人中、8~9人が合格
    • 女子:1.40倍 → 10人中、7人が合格
  • 2021年度の町田高校の60%合格ライン
    • 男子:800点
    • 女子:810点
  • 以下の場合は町田高校出願へのGoサイン
    • 男子:安定して750点以上、または、直近770点以上
    • 女子:安定して760点以上、または、直近780点以上
  • 新型コロナウイルス感染拡大による影響の読み
    • 町田高校の受検倍率、最低合格点ともに例年とほぼ変わらないか、若干下がる程度。

そもそも「倍率」とは?

1月7日に発表された都立町田高校の倍率は、男子が1.11倍、女子が1.29倍でした。

倍率とは 「◯名のうち、1名が合格する」 を表した数字で、「倍率 = 応募人数 ÷ 募集人数」で算出されます。

 男子:定員165名の枠に、183名が志望 →  183 ÷ 165 = 1.11倍
 女子:定員152名の枠に、196名が志望 →  196 ÷ 152 = 1.29倍

もう少し直感的にわかりやすく 「10人中、何人が合格するか」にしてみる と、

 男子:1.11倍 → 10人中、9名が合格
 女子:1.29倍 → 10人中、7~8名が合格

となります。

男子の倍率をみて、 「え、落ちるの10人中1人だけ?!じゃあ自分も町田高校に挑戦してみようかな!!」 と思った方もいるのではないでしょうか。

では実際の入試はこのままの倍率になるか?というと、実は倍率はまだ変わっていきます。

「志望倍率」は、実際に受ける人数を表したものではない

1月7日に発表された 「都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査結果」に載っている倍率は、実際の入試の倍率とは異なります。

というのも、1月7日に発表されたものは、まだ出願していない段階での第一志望をもとに算出されたものだからです。(これは「志望倍率」と呼ばれたりします。)

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では、入試の実際の最終的な倍率はどのように決まっていくかというと、以下のように「志望倍率」→「倍率(1日目)」→「倍率(2日目)」→「最終倍率」→「受検倍率」となっていきます。

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各段階の倍率を見て、
  「倍率が低い!自分も受かるかもしれない!挑戦してみようかな!」
と思ったり、
  「うわ、倍率がかなり高い...1ランク下げておこうかな。。。」
といった考えから、実際に出願する人数・試験を受ける人数が変わっていきます。

そして、「結局のところ試験当日に何人が試験を受けたの?」から算出した倍率は「受検倍率」と呼ばれるもので、志望倍率とは異なった数値となることがほとんどです。

例年よりも倍率が高いと合格点も例年より高くなり、逆に倍率が低いと合格点も低くなる傾向があります。
そのため、倍率は、最終的にその高校を受けるかどうかを判断する際に必ず見ておきたいのです。

都立町田高校の予想「受検倍率」は?

となると、実際に試験を受ける人数から算出する「受検倍率」(入試当日の倍率)はどうなるの?というのが気になってきます。
倍率(2日目)の発表を待ってもいいのですが、入試直前の1分1秒が惜しいときに出願取り下げや再提出の手間をとられるのは避けたいところ。

表に、過去5年分の志望倍率と受検倍率をまとめてみました。
倍率は、大学進学実績の変動、他高校の倍率、大学入試制度の変更、私立高校の負担軽減制度の変更など、本当に様々な要素によって変動すると言われており予想が難しいのですが、思い切って予想すると、

  • 男子:1.17倍 → 10人中、8~9人が合格
  • 女子:1.40倍 → 10人中、7人が合格

と予想します。

都立町田高校 普通科(男子)倍率の予想

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都立町田高校 普通科(女子)倍率の予想

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ずばり志望校を変えるべきラインは?町田高校なら何点が目安?

では実際に受験すべきかどうか(出願するかどうか)をどう判断すればいいでしょうか?
それは、模試や過去問で何点取れるか、で見ます。

 「模試の結果に書かれている合格得点を取れてるかでしょ?」

と思った方もいるかもしれませんが、少しちがいます

今回の予想受検倍率と過去の生徒の合否状況から推測して、

 ①  安定して「予想合格ライン−50点」以上を取れている場合
 ②  「予想合格ライン−50点」以下だったが、その後上り調子になり、最終的に「予想合格ライン−30点」以上を取れている場合

が、出願にGOサインを出す大きな目安となります。

今年度の町田高校の予想合格ラインはVもぎやWもぎから発表されています。

  • Vもぎ(進学研究会)
    • 男子:800点
    • 女子:810点

令和3年度 都立高校 志望校調査集計 ( 校長会調査 ) からの予測

  • Wもぎ(新教育)
    • 男子:805点
    • 女子:820点

2021年度 都立高入試 東京都校長会「志望校予定調査」による最新合格基準

この予想合格ラインから先ほどの目安を当てはめると、町田高校に出願するかしないかのラインは以下のようになります。

  • 男子:安定して750点以上(または直近770点以上)
  • 女子:安定して760点以上(または直近780点以上)

なぜ予想合格ラインよりも低いのかというと、

  • 予想合格ラインは合格可能性60%の位置として算出されており、合格最低点ではないため
  • また、適切な対策をすれば受験本番まで学力は伸びるため

です。

過去の合格状況と今回の予想最終倍率から推測したとき、上記の点数が出願ラインの目安であると考えています。

なお、今年度については得点が低いVもぎの予想合格ラインを用いています。(理由は後述します)

①と②のケースについて、もう少し補足します。

①安定して「予想合格ライン−50点」以上を取れている場合

Vもぎなどの模試であれば予想合格ラインに対して「+○○点」や「−○○点」と記載されています。
これれが安定して−50点を超える点数(−20点など)である場合です。

また過去問を複数回(最低3回)取り組み、毎回予想合格ライン−50点を超える点数である場合もこのケースに当てはまります。

②「予想合格ライン−50点」以下だったが、その後上り調子になり、最終的に「予想合格ライン−30点」以上を取れている場合

11月に受けた模試では予想合格ライン−50点に届いていなかったとしても、その後伸びていき1月の模試で予想合格ライン−30点を超えた場合

また1月の模試でも予想合格ライン−50点に届かないが、その後過去問に取り組み、最終的に予想合格ライン−30点を超えた場合

上記のような場合がこのケースです。

いずれのケースでも、模試はあくまで模試であり、実際の入試であった過去問で得点が取れるか、という観点も忘れないようにしておきたいです。

コロナウイルスによる倍率と合格ラインへの影響

新型コロナウイルスの感染拡大により、多大な影響が出ています。
この記事を書いている現在も、2回目の緊急事態宣言の真っ只中。1日でも早く収束し、1人でも多くの方が無事であることを願うばかりです。

教育周りにも非常に大きな影響が出ており、ニュースを思い返すと、

  • 学校が休校になり、授業の進みが例年と大きく変わった。
  • 中3での学習内容の一部が試験範囲から除外され、入試の試験範囲が狭くなった
  • 高校入試では検温が実施され、発熱していると当日試験を受けられず、追試を受験することに
  • 大学受験では二次試験がなくなり共通テストのみでの合否判定になる例が出てきた。

などなど、入試周りだけでも今まで起きたことがないようなことがたくさん思い出されます。
本記事の最後に「町田高校の倍率と合格ラインへのコロナの影響」を少し考えてみます。

今までにない初めてのことばかりで非常に難しいのですが、

  • 町田高校の受検倍率は例年とほぼ変わらないか、若干下がる程度。
  • そのため最低合格点も例年とほぼ変わらないか、若干下がる程度。

と予想しています。

  • 混乱する大学受験を避け、大学進学を決めてしまいたいという気持ちから、私立大学附属校の人気上昇の流れはまだ続きそう。
    • 大学受験改革の影響で私立大学附属校の人気が上がり、都立の人気が下がってきている背景あり。
    • 共通テストの内容では右往左往しつつ、今年初の共通テスト実施。英語の難化などがニュースとして騒がれていたことも記憶に新しい。
  • 学科試験の比率が小さいところにしたい、早めに決めてしまいたいという気持ちから、私立高校の推薦や併願に流れていく可能性あり。
    • 学校の休校により、十分な学習量が確保できていないという懸念。
    • コロナでないとしても高校入試当日の発熱による受験不可リスクの忌避。
  • しかし、上の2つの傾向は、例年の町田高校志願者については、そこまで当てはまらなさそう。
    • 挑戦の色合いが強い場合に忌避するケースが多く、合格ライン圏内の場合は例年通り受験すると思われる。
    • 大学受験の志願状況でも同様の傾向(合格ライン圏内の場合は例年通り受験)あり。
  • 「もう少し合格可能性が高い高校を」という流れが強くなった場合、八王子東などの自校作を受けるような生徒が町田高校を受けにくることに。
    • これも大学受験においてみられる傾向と言われており、難関大学の倍率が下がると準難関大学の倍率が上がる。

上記から、「今年度の都立町田高校の倍率は、例年度の倍率とおそらく大きく変わらない、もしくは若干低めになる程度」と予想しています。

先の予想合格ラインのお話で、Wもぎではなく 「今年度については得点が低いVもぎの予想合格ラインで考えています」としたのはこれが理由 です。

数字面を参考にしつつ総合的に判断し、納得できる高校受験を

今回の記事では、第一志望倍率の調査結果の見方から、町田高校の予想倍率、また出願するか見直すかの目安について取り上げてきました。
しかしこれらは数字面だけをもとにしたあくまで一般論でしかありません。

実際に出願先を決めていく過程は個々の受験生の状況によって異なります。
内申点や、どのような問題で間違える傾向にあるか、受験生自身の心境ややる気などなど、、、総合的に判断することが重要です。

本記事が、受験生自身が納得できるような高校受験となる一助になれば幸いです。