相模原弥栄高校に合格するには?偏差値と内申、合格ラインや合格実績まとめ

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この記事では、相模原弥栄高校の特色やアクセス情報、偏差値や合格実績などを紹介しています。 受験する方に向けて相模原弥栄高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。
*この記事は相模原弥栄高校の普通科を中心に紹介しています。美術科、音楽科、スポーツ科学科については相模原弥栄高校のホームページ等を参照してください。

相模原弥栄高校とはどんな高校?特色や校風を紹介

相模原弥栄高校

相模原弥栄高校は1982年に創立された神奈川県相模原市中央区にある公立の高校です。普通科、音楽科、美術科、スポーツ科学科の4学科を設置しており、各学科の枠を越えて生徒同士が交流し、多様な見方・考え方を育成しています。普通科は幅広い進路に対応しつつ、単位制のもと外国語教育と理数教育に力を入れています。主な進学実績としては「東京藝術大学」「早稲田大学」「明治大学」などが挙げられます。

以下は相模原弥栄高校が掲げるスクールミッションです。
〇 全日制の課程単位制で複数の学科を併置する高校として、生徒の特性や地域・学校等の実情を踏まえ、年次ごとに共通に学ぶ科目を設けつつも、多様な選択科目から生徒が選択履修することができる単位制の利点を生かしながら、普通科においては、生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現に応えるよう、学力の育成、豊かな人間性や社会性の涵養、社会的・職業的な自立等をめざした教育課程を適切に編成する。
〇音楽科、美術科、スポーツ科学科においては、各分野の専門性の向 上を図るとともに、実践的・体験的学習を推進し、生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現に応えるため、学力の育成、専門的な技能の習得、豊かな人間性や社会性の涵養、社会的・職業的な自立等をめざした教育課程を適切に編成する。
〇 社会の変化に対応し、地域に貢献できる人材、様々な分野で活躍できる人材の育成をめざし、生徒の主体的、積極的な活動をとおして豊かな人間性と社会性の涵養を図るとともに、個に応じた自己実現を支援するよう取り組む。
〇 基礎的・基本的な知識・技能を基盤とし、論理的思考力、批判的思考力、表現力及び創造力を身に付けることができるよう、探究活動を充実し、各学科間の連携を一層重視した教育活動を展開するとともに、外国につながりのある生徒への支援の充実を図るなど、様々な教育活動に取り組む。

相模原弥栄高校のホームページ

相模原弥栄高校への行き方と最寄り駅

相模原弥栄高校はJR横浜線の淵野辺駅が最寄り駅で、駅から徒歩25分の場所にあります。

住所 相模原市中央区弥栄3-1-8
電話番号 042-758-4695
最寄り駅(時間) JR横浜線「淵野辺駅」(徒歩25分)

相模原弥栄高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの相模原弥栄高校の大学合格実績をまとめたものです。
公立大学では東京都立大学、私立大学では明治大学や法政大学、神奈川大学に合格する学生が多いです。

種別 2024年度 2023年度 2022年度
国公立大学 21名 14名 12名
早慶上理 12名 39名 18名
GMARCH 105名 115名 81名
日東駒専 88名 72名 75名

※学校ホームページのデータを元に作成

相模原弥栄高校の偏差値と、学力が近い公立高校

相模原弥栄高校の偏差値と相模原弥栄高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

相模原弥栄高校の偏差値

2024年6月に発表された伸学工房のデータによると、相模原弥栄高校の偏差値は58です。偏差値58は上位21%相当で、海老名高校や座間高校、麻溝台高校などが学力の近い高校になります。

相模原弥栄高校と学力が近い公立高校

高校名 偏差値
海老名高校 60
座間高校 57
麻溝台高校 56

相模原弥栄高校の応募倍率推移

相模原弥栄高校の一般入試の応募倍率は例年1.1〜1.2倍で推移しており、他公立高校と比べて平均的な倍率です。
神奈川県教育委員会が発表している神奈川県公立高等学校入学者選抜実施結果のデータを基にしています。

2024年度入試倍率

2024年度 2023年度 2022年度
定員 184名 183名 183名
最終応募人員 216名 222名 222名
倍率 1.17 1.21 1.21

相模原弥栄高校の合格ラインは?学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい?

神奈川県の高校入試(共通選抜)では、以下の4つの点数(A値~D値)を使用します。

●調査書の評定(A値):第2学年の9教科の評定合計+第3学年の9教科の評定合計の2倍(135 点満点)を100点満点に換算します。

●学力検査の点数(B値):実施した検査の合計点を100点満点に換算します。

○主体的に学習に取り組む態度(C値):各教科における第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価について、評価Aは3点、評価Bは2点、評価Cは1点に換算し、その合計(27 点満点)を100点満点に換算します。主に第二次選考に使用します。

○特色検査(D値):観点ごとに評価し点数化して、100点満点に換算します。特色検査を行う高校が定める内容・比率に従って使用します。

ここでは、第一次選考について説明するため、(C値)の詳細な説明を省略します。また、相模原弥栄高校は特色検査を実施しないため、(D値)の詳細な説明を省略します。

合否はどのようにして決まるの?

共通選抜の第1次選考の合否は、調査書の評定(A値)と学力検査の得点(B値)をそれぞれ100点満点に換算した点数をもとに、各学校が定めた比率に基づいて合計点を計算し決定します。この合計点を「S値」と呼びます。

調査書の評定(A値)の計算式

調査書の評定(A値)は、[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を2倍した点数]の合計135点満点として算出し、それを100点満点に換算したものを使用します。

例 コノさんの調査書の場合

国語 数学 理科 社会 英語 音楽 美術 保体 技家 合計
2年 4 4 4 5 4 3 4 4 4 36
3年 4 5 4 5 4 4 4 5 4 39

コノさんの[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を2倍した点数]の合計=36+39×2=114点となります。
100点満点に換算すると、100 × 114/135 = 84.4点となり、この点数をA値として使用します。

学力検査の得点(B値)と当日狙う得点の計算式

B値は学力検査の得点を100点満点に換算して使用します。各教科ともに100点満点で、5教科の合計だと100点 × 5教科 = 500点満点になり、それを100点満点に換算したのがB値になります。

調査書の評定(A値)と学力検査の得点(B値)の比率によって、自身の内申点から学力検査で狙う点数が算出できます。A値:B値=5:5の比率の高校を受験する場合の学力検査で狙う点数を計算式を参考に計算してみましょう。

計算式
前提として、S値(共通選抜の第1次選考の合否を決める点数)は以下のように決定されます。

  • S値=5 × A値(コノさんの場合84.4点)+ 5 × B値

各高校の合格点(S値)と現時点での内申点から算出されるA値から、学力検査(B値)
で狙う点数を算出しましょう。

  • 学力検査(B値)で狙う得点 = (志望している高校の合格点(S値)− 5 × A値)点
  • 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

相模原弥栄高校の場合、以下となります。

  • 学力検査(B値)で狙う得点 = (S値の合格点799点(※)− 5 × A値84.4点)÷500点×500点

となり、377点がB値で狙う得点となります。
各教科で狙う得点は、75.4点となります。
※相模原弥栄高校の合格点については後述

高校によって学力検査を重視する高校や内申点を重視する高校があります。各高校の選考基準をよく確認し、自身の志望する高校選びをおこなっていきましょう。

相模原弥栄高校の合格点と内申点の目安

相模原弥栄高校の合格点(S値)は799点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は相模原弥栄高校の合格者平均内申点(中2、中3)と学力検査の平均点です。
合格点から逆算して、必要な内申点と学力検査の点数の目標を立ててみましょう。ぜひ参考にしてください。

項目 点数
中2の内申点の合格者平均 37点
中3の内申点の合格者平均 39点
学力検査の平均点 376点

※中3の内申点は、S値においては2倍に換算されるため、計算する際は注意してください。
データ提供:神奈川全県模試(伸学工房)

相模原弥栄高校と合格ラインの近い高校はどこ?

相模原弥栄高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として合格者平均内申点(中2、中3)と学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

内申点 海老名高校 座間高校 麻溝台高校
中2の内申点の合格者平均 38点 36点 36点
中3の内申点の合格者平均 40点 38点 37点
学力検査の平均点 387点 363点 356点

※中3の内申点は、S値においては2倍に換算されるため、計算する際は注意してください。
データ提供:神奈川全県模試(伸学工房)

相模原弥栄高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい?

ここでは、相模原弥栄高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、JR横浜線の淵野辺駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

麻布大学附属高校

麻布大学附属高校は神奈川県相模原市中央区にある高校で、国立大学や早慶上理進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJR横浜線の矢部駅から徒歩で4分程度のため併願先におすすめです。

向上高校

向上高校は神奈川県伊勢原市にある高校で、GMARCH進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は小田急線愛甲石田駅からバスで4分程度のため併願先におすすめです。

光明学園相模原高校

光明学園相模原高校は神奈川県相模原市にある高校で、早稲田大学、GMARCH進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJR相模線の原当麻駅から徒歩で7分程度のため併願先におすすめです。

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