陸上が好きで、日野台高校に進学した先輩の話をきっかけに、「自分もここで陸上を続けたい」と思うようになった緑川さん。しかし、当初は内申点が足りず、模試の判定もC判定ばかり。それでも諦めずに努力を重ねた彼が、どのようにして合格を掴んだのか。その軌跡を振り返ります。
「勉強が得意になりたい」 ーー 塾に入ったきっかけ
──本日はよろしくお願いいたします!まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
緑川です。中学1年生の頃から陸上部に入って、そこから陸上競技が好きになりました。高校に入っても陸上を続けようかなと思ってます。
性格としては、自分自身曲がったことが好きじゃなくて、周りからは「正義感が強くて真面目」とよく言われます。
──塾に入ろうと思ったきっかけはなんですか?
緑川さん:小学校の頃は塾に通っていませんでした。でも、中学に入ったら勉強を頑張りたいと思っていて。「勉強が得意になりたい」という気持ちはあったんですが、どうすればいいのか分かりませんでした。そのためには、「早めに塾に通ったほうがいいかな」と、漠然と考えていました。
──コノ塾を知ったきっかけはなんですか?
緑川さん: 中学1年生の5月頃、学校の前で配られていたチラシを見て、「一回行ってみたいな」と思い、夏期講習の体験授業を受けました。 その体験授業で当時の教室長の先生と話して、「自分にはコノ塾の学び方が合ってるんじゃないかな」と思ったので、入塾を決めました。
「自分に合っていた」 ーー コノ塾の学習スタイル
──入塾してどのように勉強の取り組み方が変わりましたか?
緑川さん: それまでは、定期テストの直前になってから、1週間くらいで詰め込んでやる感じでしたね。でもコノ塾に入ってからは、「塾に行った日はちゃんと勉強する」「やり直しする」みたいな習慣ができて。いい学習習慣がしっかりついたなと思っています。
──成績はどのように変わりましたか?
緑川さん:1学期から2学期にかけて、内申点は合計で5くらい上がったと思います。
──それはすごいですね!
緑川さん:自分でもびっくりしました!こんなに上がるんだっていう驚きが1番ありました。
──塾の勉強法の中で良かった点はどんなところですか?
緑川さん: 定期テストの対策がすごくよかったですね。理科社会で不安なところが結構多かったのですが、「何度も繰り返して覚える」ことが徹底されていたので不安が解消されて、入る前よりテストの点も明らかに伸びて行きましたね。
また、副教科の勉強が大変だったときは、主教科の進捗を見て、「進んでるから副教科の勉強してもいいよ」みたいに、自分がやりたいことを優先させてもらったので、すごい助かりました。コノ塾の教室長や教室の先生がすごく自分に寄り添ってくれて、塾自体を楽しめるようになったのがよかったです。
「日野台高校に行く!」ーー最後まで諦めなかった理由
──日野台高校を知ったきっかけはなんでしたか?
緑川さん: 日野台高校に進学した陸上部の先輩の話を聞いて、興味を持つようになりました。先輩が『日野台の陸上部、すごく楽しいよ!』って話してくれたんです。それで、陸上を本気でやりたいと思った時に、『じゃあ日野台高校がいいな』って。
でも、内申点が足りなかったし、模試の判定もC判定ばかりで。教室長の先生と相談して、他の高校に下げるかどうか、最後の最後まで悩みました。
──それでも、どうして日野台高校を受験しようと思えたんですか?
緑川さん: やっぱり、自分の中で『これ以上下げたくない!』っていうプライドがありました。どれだけ届かなくても、悔いなくやるだけだ、と思っていたので、志望校を下げるという気持ちはあまりなかったですね。
──教室長から何か具体的なアドバイスはありましたか?
緑川さん: 自分に諦める気持ちがないのをわかってくれていたので、その上で「できることは全部するから安心してね」と言ってくれました。すごく助かりましたね。
科目の得意・苦手について1個1個詳しく教えてもらって、そのデータを元に筋道を立ててくれた上で自分を勇気づけてくれたので、それが自信につながりました。
──何か受験までの勉強の中で、火がついたエピソードはありますか?
緑川さん:コノ塾に自分の後から入ってきた同級生の男の子がライバル的な存在で。過去問の結果も、自分のちょっと下にそいつがいるみたいな感じでした。「こいつに負けたくない」っていう気持ちがあって、そこで火がつきましたね。塾内でトップをずっと取ってきたからこそ、やっぱここで負けたくないっていう自分のプライドがありました。
運命の瞬間——合格発表と家族と分かち合った喜び
──そんな日野台高校の受験前日は、どんな気持ちでしたか?
緑川さん:緊張というよりも楽しみっていう感じが強かったです。自分が今までやってきたこと・取り組んできたことを発揮できる舞台ではあったので、楽しんだ方がいいんじゃないかなっていう気持ちが強かったです。
──受験当日はどうでしたか?
緑川さん:当日は結構緊張はしたんですけど、正直受かる確率は低いと思っていたので、不安になるよりも、やっぱ楽しもうっていう気持ちが強かったですね。終わった後も「やりきった」っていう感覚はありました。
──合格発表の瞬間は?
緑川さん:合格発表が8時半ぐらいで、6時ぐらいに起きたのですが、普段と変わらずずっとスマホいじってたりして、あんまり緊張はなかったです。ただ8時を超えた時にタイムリミットが迫ってくる感じがして、すごい緊張があって。
合格発表の時間になった時に、結果を見ようとしたら、みんなアクセスしてるから繋がらなかったんです。「鬱陶しい!早く知りたい!」と思いました。やっと繋がった時に「合格おめでとうございます。」って出てきて、「よっしゃー!!」って叫びました。親が二人ともいたので、喜びを分かち合いましたね。
──ご両親の様子は?
緑川さん:2人とも嬉し泣きでした。自分も嬉し泣きしたんですけど。やっぱり自分はやりきったと思っているし、両親もずっと自分のこと信じてくれてたと思うので、一緒に喜んでくれましたね。
──塾にはなんと伝えましたか?
緑川さん:当日学校が終わって5時ぐらいに行く予定だったんですけど、学校の集まりとかがあって5時半ぐらいになっちゃって。みんなもう帰っちゃったかなと思って行ったんですけど、友達とか先生が待っててくれてました。そこで「受かった」って言ったら、みんな大喜びしてくれて、嬉しかったですね。
先生も「やった!」って感じで、自分より喜んでたかなと思います。やっぱり自分のことをずっと信じてくれてて、自分の頑張りも知ってくれている唯一の存在だったので、自分も嬉しかったですね。
自分に自信がついた——コノ塾で得た成長と変化
──受験勉強やコノ塾を通じて、どんなことを学びましたか?
緑川さん:勉強面では、コノ塾で学ぶ中で、問題を解く面白さや、難しい問題が解けたときの達成感・楽しさを実感することができました。生活面では、先生方と話すうちに、自分に自信が持てるようになりました。
中1の頃は自分に自信がなかったんですけど、やっぱり教室長の先生や講師の先生方とたくさん話をして、自分と関わってくれる存在がいるっていう安心感と自信を得られたことが大きかったと思います。中学校では、学級委員など責任のある仕事にも挑戦することができ、ここは自分が変わったポイントじゃないかなと思います。
──コノ塾の良かったところはなんですか?
緑川さん:先生がとにかく親身になってくれたことです。単に勉強を教えるだけじゃなくて、『どうやったらできるようになるか』を一緒に考えてくれました。
特に教室長の先生は、勉強のことだけじゃなく、メンタル面でも支えてくれました。模試で思うような結果が出なかった時も、自分の頑張りも知ってくれている唯一の存在としてしっかり励ましてくれて、最後まで諦めずにやり抜くことができました。コノ塾がなかったら、こんなに前向きに受験勉強を続けられなかったと思います。本当に感謝しています。
──コノ塾の教室長は、緑川さんにとってどんな存在でしたか?
緑川さん:生徒一人ひとりに本当に向き合ってくれる先生です。
中2に入った頃、テストの点がちょっと落ちて挫折した時があったんですけど、先生が自分の苦手な部分を教えてくれて、「ここはできるからこの部分をしっかりやろう」みたいに、自分の課題を明確にしてくれたので、単元ごとの得意 / 苦手を自覚することができました。そこは勉強面で本当に救われたポイントかなと思います。
あとは、恋愛の話とかをめっちゃしましたね(笑)そういった生活面で悩んだ時にも、ちゃんと話を聞いてくれました。いろんな側面で、生徒にとても寄り添ってくれる先生だと思います。
コノ塾で得た自信——高校でも挑戦し続けるために
──コノ塾卒業になりますが、どんな気持ちですか?
緑川さん:この間教えてもらったんですけど、コノ塾入ってから979日間経っていて。約2年半ですかね。やっぱ寂しいっていう気持ちは1番ありますね。ずっとここにいたい。第2の家みたいな存在ではあったので、辞めたくないって気持ちは強いです。
──コノ塾で学んだことで、今後も続けていきたいことは?
緑川さん:自分が学校生活でいろんなことにチャレンジできたのはコノ塾のおかげだと思うので、その自信を絶やさずに、高校でもいろんなことに積極的にチャレンジしていきたいなと思いました。
──将来の夢や目標は?
緑川さん:やっぱり数学が好きなので、数学の教師になりたいですね。
──過去の自分に伝えたいことはありますか?
緑川さん:不安ではあったと思うんですが、不安な気持ちっては結構大切な気持ちだと思うんですね。高校を目指すにあたって、不安という気持ちがあるからこそ、頑張りたいっていう気持ちに変わったりする。不安を大切にしつつ、諦めずに頑張ってほしいっていうのは伝えたいです。
──最後に後輩に向けてメッセージを!
緑川さん:受験勉強は辛いこともあるけど、やった分だけ必ず結果につながります。だから、自分を信じて最後まで頑張ってください!