入塾当初、H.Kさんには明確な志望校はありませんでした。
ただ「定期テストで400点を取り戻したい」という目標を掲げ、コノ塾に入塾。日々の努力を重ねるうちに成績は右肩上がりに伸び、449点まで到達し、武蔵野北高校への挑戦を決意しました。
そして迎えた受験本番。これまでの積み重ねを信じて臨んだ結果、見事合格を掴み取りました。
合格発表の日、彼女が最初に感じたのは「頑張ればできるんだ」という確かな自信だったとのこと。その自信に至った経緯を、ご本人にお伺いしました。
テストの点数が下がってからの焦り〜そこから始まった受験勉強
──武蔵野北高校合格、おめでとうございます!まずは簡単に自己紹介をお願いします!
H.Kさん: H.Kです!趣味はバレーボールを見ることです。性格は…..なんだろう。周りからは「話しやすい」とよく言われます。
──ありがとうございます。まず、コノ塾に入ることになったきっかけはなんでしょうか?
H.Kさん: 中学1年生の頃は、そんなに勉強しなくても高い点数が取れていました。でも、徐々に点数が下がってきて、定期テストで8割を切っちゃって…。その点数の低下に焦りを感じ、親とも話して塾探しを始めることにしました。
──それでコノ塾を選んだんですね?
H.Kさん: はい。実は最初、別の集団塾の夏期講習に行ったんです。でも、授業のスピードが速すぎて全然ついていけなくて…。先生の話を聞くだけで終わっちゃう感じでした。それに、人前で質問するのが苦手なので、先生に聞きに行くのもハードルが高くて…。
個別指導塾なら自分のペースで勉強できるし、わからないことも聞きやすいんじゃないかと思って、いくつか別の塾を探しました。その中で特に、コノ塾で体験授業を受けたときは先生との距離が近くてすごく質問しやすかったし、教材のレベルも自分に合っていたので、「ここなら頑張れそう」と思って決めました。
──最初のコノ塾の印象はどうでしたか?
H.Kさん: 先生が一人ひとりにしっかり対応してくれる感じで、すごく質問しやすかったですね。前の塾では「こんなこと先生に聞いていいのかな…」って思うこともあったけど、ここではそんな心配はなかったです。
集団塾だと周りの目が気になって遠慮しがちだったけど、ここでは「わからないところをすぐに解決できる環境がある」っていうのがすごく良かったです。
──通い始めて、コノ塾はいかがでしたか?
H.Kさん: 自分のペースで進められるので、集団塾のように周りに合わせる必要がなく、焦ることもありませんでした。また、わからないところはすぐに先生に質問できる環境が整っていたので、効率よく学習できたのも良かったです。
塾で変わった学習スタイル。350点から449点まで点数がアップ!
──コノ塾に入ってから、成績はどのように変わりましたか?
H.Kさん: 1年生の2学期の中間テストでは350点ぐらいでした。でも、塾に通いながら勉強の習慣をつけて、少しずつ成績が上がっていきました。2年生になると400点前後を安定して取れるようになり、最高で449点まで上げることができました。特に数学については、平均点が低い中で90点を超えてて、すごい嬉しかったです。
──点数UPの要因はなんだと思いますか?
H.Kさん: 塾に通うことで、勉強量が増えたのが大きかったと思います。塾に通う前は、学校の課題をこなす程度で、自主的に勉強する時間は1~2時間あるかどうかでした。でも、コノ塾に入ってからは週3日、2時間ずつしっかりと学習時間を確保するようになり、さらに塾の宿題もあったので、自然と勉強する習慣が身につきました。また、コノ塾では分からない部分をすぐに質問できて効率よく学習を進められたのも、大きかったと思います。
──勉強習慣が身についた理由はなんですか?
H.Kさん: 入る前の勉強時間が少なすぎたのですが…。テスト前は自習にたくさん参加していて、ほとんど毎日のように塾にいました。周りにも勉強している仲間がいるので、モチベーションが維持できたのが良かったと思います。
家ではどうしてもスマホを触ったり、テレビを見たりしてしまってなかなか集中できなかったのですが、コノ塾では50分ごとに授業が区切られているので、しっかりと勉強に取り組めました。そのおかげで、勉強が習慣化されたのかなと思います。
志望校選びから直前の不安まで――武蔵野北高校合格への葛藤と挑戦
──志望校はどのように決めましたか?
H.Kさん: 最初は特に具体的な志望校がなかったんですが、2年生の3学期ごろに高校見学に行き始めました。家の近くには「3北(武蔵野北・調布北・小金井北)」と呼ばれる高校があるのですが、それらを見た中で、武蔵野北高校が一番自分に合っていると感じました。
文化祭の準備をしている先輩たちがすごく楽しそうで、自由な雰囲気がすごく魅力的でした。部活の選択肢も多くて、中学からやっていた演劇部があったのも決め手の一つです。
──志望校に対する、模試などの成績の推移はどうでしたか?
H.Kさん:3年生の6月に初めてVもぎを受けたのですが、C判定でした。その後ずっとC判定で、12月になってB判定に上がりました。そのタイミングで偏差値は急に5教科で2~4くらい上がって、最終的にはそのままキープという感じでした。
──かなりの難関校だと思うのですが、不安や焦りはありましたか?
H.Kさん: 模試では比較的良い点数が取れていたのですが、過去問を解くと全然点数が取れなくて、とても不安になりました。特に数学に関しては、模試では安定して点数が取れていたのに、実際のテストでは点数が安定しなくて、難しい問題が数問出ると一気に崩れてしまうことが多かったです。周りの友達が「ここは簡単だった」と言っている問題で自分がミスをしていたり、解けなかったりすると、さらに自信をなくしてしまいました。数学に対して不安を抱えながらの受験勉強でしたが、どうにか克服したいという気持ちもありました。
──そんな受験勉強の不安は、どうやって解決しましたか?
H.Kさん: 先生がいつもたくさん褒めてくれるので、モチベーションが上がり、自分に自信を持つことができました。特に、成績が上がった時や模試でいい結果が残せた時は、「ここまで頑張ってきたね」と言ってもらえることが大きな励みになりました。また、自分が努力したことに対してしっかりと評価してくれる環境だったので、「頑張れば成果が出るんだ」と実感できるようになりました。
受験本番と合格発表の瞬間――緊張と喜びが詰まった1日
──受験前日はどのように過ごしていましたか?
H.Kさん: できる限り普段通り過ごそうと思っていました。だから、塾の最後のコマまで自習していました。
──受験当日はどうでしたか?
H.Kさん: 当日も、普段と変わらないように過ごしていたと思います。試験が終わった後、社会の問題がとても難しく感じたのですが、それ以外の科目は手応えがありました。
最初は自己採点をしないつもりだったのですが、どうしても気になってしまい、当日に少しだけ確認しました。解答を見ながら答え合わせをしたところ、選択問題の正答率はほぼ8割くらいで、社会はやっぱり難しくて少し間違えていましたが、思ったよりもできていたので、大きな不安はありませんでした。
──合格発表の日、どんな気持ちでしたか?
H.Kさん: いつも通り6時50分に起きました。弟も同じ時間に学校へ行く準備をしていたので、一緒に朝ご飯を食べました。私は学校がなかったので、8時半の合格発表を確認してから出かける予定でした。8時半までは緊張しすぎないように、YouTubeを見て気を紛らわせていました。でも、時間が近づくにつれて落ち着かなくなり、合格発表のサイトがなかなか繋がらないこともあって、焦りが増しました。
──合格発表の瞬間は、どうでしたか?
H.Kさん: ようやく繋がって合格の文字が画面に表示された瞬間、信じられない気持ちと安心感が一気に押し寄せました。コノ塾の中では一番高い志望校を目指していたので、「受かりたい!」という思いが強く、それが叶ったことが本当に嬉しかったです。
──お父さんお母さんの様子はどうでしたか?
H.Kさん:嬉しそうというより、どちらかといえば安心していたという感じでしたね、
──コノ塾の先生方にはどのように伝えましたか?
H.Kさん:期待してくれていたのもあったので、その分コノ塾へ恩返ししたい気持ちが強くありました。恩返しができて、嬉しかったです。合格してすぐに先生に連絡しましたね。コノ塾の生徒の中で一番早かったらしいです。先生から「おめでとう!」と返信が来た時は、とても嬉しかったです。
──なぜそんなに早く伝えたのですか?
H.Kさん:やっぱり長い間お世話になったので。最初にコノ塾に伝えたいなとは思いましたね。どこよりも早く。
受験を通じて得た自信と未来への挑戦――高校での新たな目標を見つけるために
──受験を通じて学んだことは何ですか?
H.Kさん: 自分が努力すれば結果を出せるんだという自信がつきました。そもそも、これまで大きな試練を経験したことがほとんどなく、中学受験もしていなかったので、高校受験が初めての本格的な挑戦でした。その分、不安もありましたが、しっかりと準備を重ねたことで成功できたのが本当に嬉しいです。
──もし後輩にアドバイスをするとしたらどんなことになりますか?
H.Kさん: 内申点はしっかり取った方がいいです。内申点が高ければ、余裕を持って受験に臨めると思います。特に、一学期からしっかりと準備しておくことが大事ですね。
結局、共通問題では得点の差があまりつきにくいので、内申点が大きく影響するんです。みんなが本番で同じくらいの点数を取るなら、内申点が高い方が圧倒的に有利になります。だからこそ、普段の授業態度や提出物など、細かい部分まで気をつけて取り組むことが、合格への近道になると思います。
──高校ではどんなことに挑戦したいですか?
H.Kさん: 勉強はもちろん頑張りたいですけど、それ以外にも色々なことにチャレンジしたいですね。特に、部活は中学でやっていた演劇を続けたいと思っています。高校の演劇部は本格的なところも多いので、どんな雰囲気なのかすごく楽しみです。
それから、新しい環境でいろんな人と関わりたいなと思っています。中学のときは、同じメンバーで過ごすことが多かったけど、高校ではもっと広い世界を知りたいなって。
──将来の目標はありますか?
H.Kさん: まだはっきりとは決まっていないんですけど、理系に進もうかなと思っています。数学や理科が好きなので、その分野で何か役に立てる仕事ができたらいいなと考えています。
でも、今はまだ「これだ!」というものは決まっていないので、高校でいろんなことを経験しながら、自分のやりたいことを見つけていきたいです。
「武蔵野北を目指す人におすすめ!」コノ塾での学びの振り返り
──改めて、コノ塾のどんなところがよかったですか?
H.Kさん:やっぱり自分のペースで進められるのがすごく良かったです。集団塾だと授業のスピードが決まっていて、自分のレベルに合わないと早すぎたり遅すぎたりしてしまうことがあります。でも、コノ塾は個別指導なので、自分に合った進度で学習を進められます。あとは、私は初対面の人と話すのが少し苦手で、集団授業のような環境では質問するのが難しかったのですが、コノ塾では1対1の時間がしっかり確保されていて、先生に気軽に質問できるのが良かったです。個別指導だけど、完全に一人きりではなく、周りに同じように頑張っている生徒もいるので、適度な刺激を受けながら勉強できました。
──武蔵野北を目指す生徒に、コノ塾はお勧めできますか?
H.Kさん:とてもお勧めできますね。特に受験直前の「入試対策コース」は、当日によく使いそうな解き方や、理科社会の暗記系などがすごくわかりやすくまとまっていて、直前に見返しても参考になる内容でした。また、カリキュラム全体が都立高校に特化しているので、ずっとその対策ができるのも良いポイントです。
──最後に、コノ塾の先生方へのメッセージをお願いします。
H.Kさん: コノ塾でたくさん学べてよかったと思います。いろんなことを話してくれたり、アドバイスをもらえたり、褒めてもらえたりしたのがすごく嬉しくて、自分のモチベーションに繋がりました。今まで本当にありがとうございました。
──本日は、長い時間ありがとうございました!