「合格したよ」「あと3年間よろしく!」──
そんなLINEのやり取りからも伝わるのは、ひとりではない受験の力強さ。自分のペースで前向きに取り組めた理由、そして「最後までやり遂げた」という経験について、Yさんとお母様にお話を伺いました。
「今やるべきこと」が明確に!350点だった5科目が435点までアップ!
――コノ塾に入ったきっかけは?
Yさん:入塾したのは中学2年の3月下旬でした。春休みが終われば3年生になり、高校受験があるので塾に通った方が良いのでは?と思ったことがきっかけでした。マンツーマンの個別指導塾と比較したのですが、コノ塾はタブレットを使って自分のペースで学べるところがよさそうでした。実際に体験に行ったときも、イヤホンをつけて集中して取り組めたのが良かったです。
お母様:私がコノ塾に決めた理由は、“情報のわかりやすさ”でした。
コノ塾のホームページはとても分かりやすく、授業料やコマ数、講習の内容まで、親として知りたいことがすべて掲載されていました。
他の塾では、体験に行かないと分からないことが多く、問い合わせただけで何度も勧誘の電話が来ることもありました。でも、コノ塾はそういったこともなく、必要な情報が事前に確認できたので信頼できました。最終的に教室へ足を運んで説明を受けましたが、調べていたとおりだったので入塾を決めるのもスムーズでした。
――入塾後はどうでしたか?
Yさん:コノ塾の「定期試験コース」と「予習コース」が特に良かったです。
「定期試験コース」は、試験に出る範囲に絞って問題を出されるんです。テストの範囲で「教科書の何ページから何ページ」というのを、先生が入力するとその範囲に絞られた問題が出てくるので、テスト前でも効率的に勉強ができました。
「予習コース」を使って、コノ塾で予習型の授業を受けるようになってから、学校の授業内容がスッと入るようになりました。そうすると「これ、わかる!」って感覚が出てきたんです。コノ塾に入る前は学校の授業で初めて教えてもらってたんですけど、コノ塾に入ってからは、先に予習をして、学校の授業に臨めました。
――予習をしてから受ける学校の授業は、違いますか?
Yさん:全然違います。「これわかる!」となって余裕を持って学校の授業も受けられました。
――コノ塾に入って成績はどのように変わりましたか?
Yさん:入塾前は5教科で350点くらいだった成績が、最後の後期中間では435点までアップしました。
お母様:やっぱり、毎日塾に通うことで自然と勉強する時間が増えました。それに、自分ひとりで勉強していた時は「全部やらなきゃ」と思って非効率的になりがちだったんですが、塾では必要なところに絞って指導してくれるので、効率よく取り組めたと思います。
ただ量をこなすのではなく、「今やるべきこと」が明確になったのが大きかったですね。無駄がなく、本人に合った学習ができたことで、結果的に成績にもつながったと思います。
「江戸川に行こうよ!」──友達の一言で、ワンランク上の志望校へ
――志望校はどのように決められましたか?
Yさん: 最初は本所高校を考えてたんです。でも、家族ぐるみで仲が良い友達に「江戸川高校、一緒に行こうよ!」って誘われて。その時は、自分の換算内申は42で、江戸川の基準は48と離れていたので、教室長にも相談しました。
お母様: 私も先生に相談をしたところ「Yは上の高校を目指した方が、勉強は頑張れるタイプだと思うんですよね」と言ってもらいました。本人には言っていないとは思うんですけど、本人も先生に相談もしているみたいだったのでチャレンジさせてみようと決めました。
――入試に向けてはどのように取り組みましたか?
Yさん:初めて江戸川高校を志望校に入れた9月の模試ではC判定でした。入試に向けて12月からコマ数が増えていき、僕の場合は当日400点以上を取る必要があったので、とにかく当日点が取れるように勉強しました。コノ塾での入試対策もとてもよかったです。
――コノ塾の入試対策コースの良かったところは?
Yさん:入試対策コースでは都立入試と同じ出題形式で何度も問題に取り組めました。特に国語と数学が良かったです。国語は最初全然できなかったのですが、都立入試の出題形式に合わせた解き方に取り組むこと得点も伸びていきました。
数学も伸び悩んでいたのですが、都立入試での解き方がわかったことで10点以上は上がりました。
――得点はどのように伸びていったのですか?
Yさん:最初は340〜350点くらいでした。入試対策コースで都立形式の問題に絞って演習を繰り返して、入試前の最後の過去問演習では一番高くて395点まで上がり、模試の判定もBまであがりました。
それでも江戸川高校に出願するかは最後まで悩みました。ただ友達と一緒に江戸川高校に入ると話していたし、「可能性は0じゃないな」と思い挑戦することに決めました。
「よっしゃー!」一緒に目指した友達と掴んだ合格
――試験当日はどうでしたか?
Yさん:少し早めに起きて、江戸川高校を受けようと誘ってくれた友達と一緒に試験会場へ向かいました。会場では、たまたま自分の近くに仲の良い友達がいて、思ったより緊張せずに試験を受けることができました。
問題の手応えもあって、自己採点では得点が400点を超えていたので、「これはいけたんじゃないかな」と思えました。
――合格発表の当日はどうでしたか?
Yさん:朝の8時半に発表があるって聞いてたので、パソコンでアクセスしようとしたんですけど、なかなか繋がらなかったんです。サーバーが混んでたのか、全然画面が表示されなくて……。
やっとのことで表示されたと思ったら、「合格おめでとうございます」と書いてありました。
「よっしゃー!」って声に出して喜びました。
お母様:二人で飛び上がったよね。「やったー!」って。本人も嬉しかったのか、2回、3回と合格を見る瞬間を繰り返してました(笑)。その日一日は、本人もやっぱりテンション高かったですね。
Yさん:その後に友達からLINEが来て「どうだった?」って聞かれて、「合格したよ。そっちは?」って返したら、「あと3年間よろしく!」って返信が来てました。僕一人だけでは嫌だったんで、すごく安心しました。
――コノ塾にはどのように報告しましたか?
Yさん:ちょっと先生を驚かせようと思って、最初は「落ちました」みたいな雰囲気で教室に入っていったんです。でもそのあと「合格しました!」って伝えたら、先生が「良かった〜!」ってすごく喜んでくれて。
「心配してる中の生徒の一人だったから、本当に良かった」って言ってくれました。その言葉を聞いて、先生にも喜んでもらえてよかったなって思いました。
「“やり遂げた”経験が、これからの自信になりますように」
――どのような高校生活を送りたいですか?
Yさん:高校の友達とも馴染めるようにやっていきたいなと思ってます。
――将来の夢や目標は?
Yさん:今のところ明確に「これになりたい!」という職業はないんですが、小さい子は好きなので、児童館の職員にちょっと興味があります。
中学2年生の終わりに、学童で小学生に勉強を教えるボランティアに参加したことがあって、それがすごく楽しくて。「人を笑顔にできる仕事って、なかなかないな」と思ったんです。
――お母様から見て、今回の経験でのお子様の変化はありましたか?
お母様:今回の受験を通して、本人がどれくらい変わったかは正直まだ分かりません。でも、ひとつのことを最後までやり遂げたという経験が、これからの自己肯定感や自信につながってくれたらいいなと思っています。もともと自己肯定感がすごく低いタイプではなかったんですが、どちらかというと飽きっぽくて、ひとつのことに集中して”最後までやり遂げる”という経験があまりなかったんです。
実は塾も、途中で「やめたい」と言い出すかもしれないなと心配していたんです。勉強ができないわけじゃないけれど、そもそも勉強が好きじゃない子なので…。でも今回、最後まで投げ出さずにやりきってくれました。これが「自分にも頑張ればできることがあるんだ」と自信に思える経験になってくれたらうれしいですね。まだこの先、大学受験もありますし、これからの大きな土台にしてほしいなと思っています。