【狛江高校 合格体験記】「文武両道」を貫くために。強豪サッカー部への憧れが、勉強への本気スイッチを入れた

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サッカーが大好きで、狛江高校のサッカー部に憧れたコウタロウさん。

中学時代はサッカー漬けの毎日。
部活を優先していたため、勉強にはあまり力を入れていませんでした。

しかし、狛江高校のサッカーと勉強双方のレベルの高さを知ってから、「今よりもっと頑張らなきゃ」と受験勉強に本気で向き合うようになりました。

そんなコウタロウさんが狛江高校に合格するまでの道のりをお伺いしました。

── 今日はよろしくお願いいたします!まずは簡単に自己紹介をお願いします。

コウタロウさん: コウタロウです。
春から狛江高校に進学します。

趣味はサッカーで、部活もサッカー部に入ってました。
ポジションはフォワードです。
サッカーをやりたくて狛江高校を目指したので、高校に入ってもサッカーをやりたいと思っています!
レギュラーになれるように頑張りたいです。

── お母さまから見て、コウタロウさんはどんな性格ですか?

お母さま: 小さい頃は何でも喋る、明るくてひょうきんな子供でした。
最近はそういう姿を家族には見せなくなりましたね。

コノ塾に入る前は「勉強の仕方が分からなかった」

── コノ塾に入る前はどのような生活を送っていましたか?

コウタロウさん: 中3の7月までは部活があって、しっかりやり切りたいと思っていたので、部活一筋という感じでした。ただ引退してからは受験勉強のために塾に入るというのは決めていました。

── コノ塾に入ろうと思ったきっかけはなんですか?

コウタロウさん: 夏に引退したんですが、それまでは家でちゃんと勉強ができていなかったので、「そろそろ塾に行かないとやばいな」という思いがありました。

友達と、どこの塾に通っているかなど話をしている中で「コノ塾いいよ」っていう友達がいて。
その人に紹介してもらったのがきっかけです。

── お母さまの中で、塾選びでの迷いはありましたか?

お母さま: 中3の夏になると、多くの塾が中3の募集を締め切っていたのですが、そんなことも全然知らなくて。
コノ塾の無料体験に行った時も、他の塾と何が違うのかなどまったくわからなくて、体験の中で聞いたくらい無知な状態でした。なので、息子が「ここがいい」と決めたならもうそれでいいかな、と思っていました。

── コウタロウさんがコノ塾に入る決め手はなんでしたか?

コウタロウさん:「先生の話をずっと聞く」という授業スタイルに、少し限界を感じていました。
学校でもそのようなスタイルなので、塾でもそうだと集中力が続かないなと思って。

コノ塾はタブレットの短い動画授業なので、集中力を保てると思いました。

── お母さまは、コノ塾の学習スタイルについてはどのように感じていましたか?

お母さま: タブレットを活用するスタイルには驚きました。
ただ、問題を解いた後に先生を呼んで確認してもらう流れがあると知り、それならしっかり集中できそうだなと思いました。授業を一方的に聞くよりも、自分のペースで進められる点が良さそうだと感じましたね。

── コノ塾に入る前の勉強習慣ついて教えてください。

コウタロウさん: テスト前は少し勉強していたけど、それ以外はほとんどやってなかったですね。
宿題は学校でササッとやって、家ではあまり勉強しないタイプでした。

── 実際にコノ塾に入ってみて、勉強のやり方は変わりましたか?

コウタロウさん: 勉強の仕方が明確にわかるようになったので、それまでよりも効率的に勉強できるようになりました。

家で勉強するときも、テキストを使えば分からないところをすぐに確認できるし、そのおかげでムダな時間が減りました。結果的に、勉強の質も上がり、成績の向上にもつながったと思います。
とくにコノ塾のテキストは、段階を踏んで学べるようになっているので、体系的に理解しやすかったです。

── お母さまは、コウタロウさんの変化についてどう見ていましたか?

お母さま: 引退前までは、ほとんど毎日部活があって、部活が休みの日にちょっと家でゆっくりするっていうような生活で、決められた時間の中で敷かれたレールに乗っているような状態でした。

引退してコノ塾に入ってからは、ある程度自由な時間が生まれたので、「自分で考えて時間を使わなきゃいけない」状態になり、少しずつ時間の使い方を体得していった印象でした。

── 具体的にはいつ頃から行動に変化が生じましたか?

お母さま: 中3の秋くらいからですかね。
本人もその辺りでスイッチが入ったように見えました。

「志望校を決めたきっかけ」〜レベルの高いサッカー部への憧れ〜

── 志望校はどのように決められましたか?

コウタロウさん: 部活もしたいけど、将来の選択肢を広げるために勉強もしなきゃいけないと思ってて。
狛江高校のホームページを見たり学校説明会に参加したりする中で、「文武両道」を大きく掲げている狛江高校がとてもいいと思いました。

── 決められたのはいつ頃ですか?

コウタロウさん: 狛江高校があることを知ったのは2年生の最後です。
夏休みに入るくらいに学校に実際に行って、そこで狛江高校を目指すことに決めました。

── 何が決め手になりましたか?

コウタロウさん: サッカー部の様子ですね。
レベルが高いし、ちゃんと教えてくれる印象でした。

顧問の先生も練習内容やその意図など、細かいところまで説明してくれていたので、とてもいい環境なんだなって思いました。

── お母さまはどのようにご覧になっていましたか?

お母さま: 狛江高校のサッカー部は「Sport-Science Promotion Club」に指定されていて、科学的にスポーツをとらえて、「生涯サッカーを楽しむ人になってほしい」という思いで動いてるみたいで。それが非常に良いなと思いました。
また、生徒もすごく好青年で明るい方が多かったので、魅力的に感じましたね。

「伸び悩んだ成績」〜直前期に爆発的に成績UP〜

── コノ塾に入ってから、テストの点数はどう変わりましたか?

コウタロウさん: コノ塾に入る前の2年生の時はオール4程度だったので、いけるかなと思ってましたが、3年生になって気を抜いたら3が出てくるようになってしまって、成績が下がりました。

コノ塾に入ってからは、とくに数学で2学期の期末テストで88点を取れるなどしたこともあり、内申は少し上がりましたね。ただ狛江高校に行くためにはちょっと足りないみたいな感じでした。

2学期の内申が出て「やばいな」と思いました。
模試も、夏頃にはじめて受けてたんですが、国語と英語は80点を超えていました。でも基準がわからなくて、コノ塾の教室長に聞いたら「結構すごいじゃん」と言われたんです。それではじめて「ある程度できているんだな」と実感しました。

ただ、合格判定はずっとC判定で、秋頃に問題が追加されて苦手な内容が増えたことでD判定に下がってしまいました。

内申も模試も、秋頃までずっと振るわなかったことがあって、「冬休み以降ちゃんと勉強しなきゃ」と強く思い、めっちゃ頑張りました。

── 秋以降は、どれくらい勉強されていたのでしょうか?

コウタロウさん: とくに冬休み以降は、劇的に勉強時間を増やしました。
学校が終わったらすぐに塾に行って、4時半から9時半まで勉強。
家に帰ってからも1時間半から2時間、長い時は夜の1時まで勉強してました。

── そのころ教室長にはなんと言われていましたか?

コウタロウさん: 教室長が1番熱心で、「やるなら本気で頑張んなきゃ」とずっと言ってくれていました。
教室長がすごく頑張ってるのに自分がここで頑張らないで落ちる、と言う結末はとても嫌だったので、本当に頑張りました。

教室長はとてもポジティブで、勉強が嫌になりそうなときも支えてくれました。
間違いを指摘するだけでなく、「ここ、前はできなかったのにできるようになってるね!」と良い点を見つけて褒めてくれました。その前向きな言葉が励みになり、頑張ろうと思えました。

── 教室長から、具体的なアドバイスはありましたか?

コウタロウさん: しっかりコノ塾のテキストをやれば点数が上がる、とは言われましたね。ので、基本的に言われた通りに、テキストに沿って進めていました。

教室長も学生時代、自分と同じくらいのレベルの高校を受験して、同じような評定だったと聞いて親近感が湧きました。模試ではずっとダメだったけれど、最終的にA判定を取ったという話を聞いて、自分も頑張らなきゃと思いましたね。

── その後、模試の成績は上がりましたか?

コウタロウさん: 1月の最後の模試ではB判定まで上げることができました。
直前の過去問演習でも、最初は320点くらいだったものの、そこから350点、370点、390点と少しずつ伸びていって、最終的に400点を超えることができました。

── その直前期の大幅な成績の伸びは、なぜ生まれたと思いますか?

コウタロウさん: やはり、勉強時間を爆発的に増やしたことが大きいと思います。
元々は宿題しかやっていなかったので、早かったら5分とかで1日の勉強が終わっていたのですが、直前期には1日6〜7時間勉強するようにしていました。

「受験期の不安」〜親子関係の不安も寄り添ってくれた教室長〜

── お母さまはその努力をどうご覧になっていましたか?

お母さま: 夜遅くまで部屋の電気がついているのを見て、「勉強してるんだな」とは思っていました。
でも、どれくらい手応えを感じているのか、親としては最後まで不安でしたね。

── 具体的にどう言ったところが不安でしたか?

お母さま: 正直、息子がそこまで成績の話をしてくれていなかったので、そこまで状況を詳しく把握できていませんでした。

本人も、コノ塾に入ってもなかなか成績が上がらず、模試でもA判定を一度も取れていないことに不安を感じているのだろうな、とは思っていたのですが「本当に狛江高校を受けさせていいのか?」を私としてもずっと不安に感じていました。

── その不安はどのように解消されましたか?

お母さま: 教室長の方に相談をさせていただいて、成績の上がり方など明確な根拠を持って「大丈夫です」と言ってくれたので、安心しましたね。

また、秋以降は勉強のことというより親子関係に悩むことが多かったです。
学校帰りに友達と遊んで帰宅が遅くなったり、学校の音楽祭の実行委員として忙しくしていたりと、なかなか親の思うような「塾に行って勉強し、帰宅後も勉強する」という生活にはならなかったことを心配したりしていました。親としてどう接するべきか悩み、時にはイライラしてしまったり、些細なことで喧嘩になることもありました。

そんな時でも、塾の先生が「大丈夫ですよ」「私から伝えてみますね」といった言葉をかけてくれたり、必要なときには「それは言わずに様子を見ましょう」と的確なアドバイスをくれたことで、とても心強く感じました。

受験期は親も子も気持ちが沈みがちですが、先生は明るく、はっきりと伝えてくれたので、親としても安心できました。

とくに1月、2月の直前期は、その言葉にどれだけ支えられたか分かりません。
勉強だけでなく、生活面や親子関係のサポートもしてもらえたことが、本当にありがたかったです。

「最後まで自分を信じて頑張れた」〜当日の手応え〜

── 入試直前はどのような対策をしていましたか?

コウタロウさん: コノ塾の入試対策コースに取り組んでいました。

入試対策コースはとても良かったです。
1・2年生の重要なポイントが一目でわかるように整理されていて、とくに理科や社会の知識が効率よく頭に入ると感じました。

また、問題も要点を押さえた作りになっていたので、復習しやすく、実践力を高めるのに役立ちました。

── 入試前日や当日はどのように過ごしていましたか?

コウタロウさん: 試験前日は、いつも通り塾に行きましたが、早めに寝ると決めていたので、家では勉強せずに過ごしました。
学校や塾では周りの人たちが緊張している雰囲気でしたが、自分は直前まであまり緊張せずにいられました。

教室長が背中を押してくれたおかげで、「頑張ろう」という気持ちになり、安心して試験に臨めたと思います。

── お母さまはどのようなお気持ちでしたか?

お母さま: 試験直前の2月は、体調を崩さないことにとくに気を配りました。
家族みんなでR-1を飲むようにして、本人にも「絶対に飲んでね」と念を押しましたね。

── 入試当日はどうでしたか?

コウタロウさん: 最初の科目の国語は『簡単だな』と思いながら解きました。
数学・英語も順調に進めていきました。

でも、最後の理科で苦戦しました。
問題の問い方が独特で、今まで得てきた知識をちゃんと発揮できなかったです。

── 試験が終わった後の手応えは?

コウタロウさん: 理科が難しくて、正直やばいかもって思いました。
他の教科はそこそこできたんですけど……。

自己採点では、理科の点数が予想よりも低く、目標に25点ほど足りていませんでした。
平均点も大幅に下がってないかな、くらいの気持ちでいましたが、それでも不安は拭えず、「落ちたかもしれない」と何度も考えていました。

── 合格発表の日はどう過ごしましたか?

コウタロウさん: 期待しすぎるとショックが大きいと思って、ギリギリに起きてサラッと確認しました。
結果は合格で、よかったなと思いました。

しばらくは半信半疑でしたが、時間が経つにつれて「受かったんだ」とじわじわ実感が湧いてきて、「頑張ってよかった」と思えるようになりました。

── お母さまにはどうやって伝えましたか?

コウタロウさん: 2階の自分の部屋で見ていたのですが、1階に降りるのが面倒だったので、親にLINEで電話して伝えました。

── お母さまはどういうお気持ちでしたか?

お母さま: 本人が下に降りてこなかったので、落ちたのかなと思いました。
落ちたと言われた時になんて伝えるかを考えたんですけど、LINEで『受かった』って電話が来て。「そんな大事なことをなんで電話で言うの!」と2階に駆け上がりましたね。

「塾に行って、すぐ成績が上がって、受かる」という綺麗なサクセスストーリーではなかったぶん、受かった時はどちらかと言えば疲れ切っていました。
「やっと終わった」というのが正直な気持ちでした。

── コノ塾にはどうやって伝えましたか?

コウタロウさん: 合格発表当日にコノ塾で面談があったため、直接伝えようと決めていました。
期待してくれていた先生には、電話で伝えるよりも面と向かって報告したかったからです。
面談の時間まで結果を黙っていたので、先生に伝えたときはとても大喜びしていました。

勉強に対して自信がついたことで、普段の生活でも自分の考えをしっかり持てるようになった

── 高校受験を通じて、何か自分に変化はありましたか?

コウタロウさん: 勉強に対して自信がついたことで、普段の生活でも自分の考えをしっかり持てるようになりました。受験前よりも堂々と話せるようになった気がします。

── 高校ではどんなことを頑張りたいですか?

コウタロウさん: サッカー部に入って、レギュラーを目指して頑張りたいです。

サッカーが本当に好きなので、サッカーを通じて人間関係を広げたり道徳の部分を養ったりしたいですね。
それに、狛江高校は学力面もしっかりしている学校なので、勉強も頑張りたいです。

── お母さまから見て、高校生活で期待することはありますか?

お母さま: まずは、楽しく学校生活を送ってほしいです。
サッカー部の体験会のときに、在校生の皆さんがすごくしっかりしていて、『こんな学校に通えるんだ』と嬉しくなりました。そんな環境の中で、成長していってほしいです。

── 教室長はどのような存在でしたか?

コウタロウさん: 基本、自分より頑張ってました。
だからこそガッツをもらえたし、受験において不可欠な存在でした。
常にポジティブな声かけをしてくれてたので、ありがたかったです。

── お母さまから見て、コノ塾はどんな存在ですか?

お母さま: コノ塾は都立高校受験に特化していると強く感じました。
とくに印象に残っているのは、1月から毎週土曜日に5時間かけて、入試本番と同じ時間帯で5教科の対策をしたことです。こうした学習を重ねることで、試験当日の環境に慣れ、実力を発揮しやすくなったと思います。

また、受験後すぐに自己採点をコノ塾で行い、先生と一緒に振り返る機会があったのも驚きました。
後日、友人に話したところ「そんなことまでしてくれるの?」と驚かれ、はじめてコノ塾の手厚いサポートが当たり前ではないことに気づきました。

合格発表までの期間にも、先生が面談を設けてくれて、結果に関係なくこれまでの努力を評価してくれました。家庭ではなかなかできない気持ちの整理を、信頼できる先生にサポートしてもらえたことは本当にありがたかったです。

コノ塾は、ただ勉強を教えるだけでなく、受験に向けた生活の管理や精神面のサポートまでしっかり行ってくれる場所でしたね。