【松陽高校 合格体験記】努力の先に見えた「自信」。やることを見極めて掴んだ合格

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神奈川県の高校入試を終え、見事に松陽高校に合格したのぞみさん(仮名)。
限られた時間で勉強と向き合い、目標だったオール4、そして第一志望合格を実現しました。

どのような過程で努力を積み重ね、乗り越えてきたのか。
のぞみさんとお母さまにお話を伺いました!

部活で忙しい毎日。高い壁に感じた「オール4」

── 塾に入る前の取り組みは?

のぞみさん: ずっとバスケの部活が忙しくて、平日は毎日、土日もどちらかしか休みがありませんでした。
「1日1〜2時間勉強しよう」と言われても、家に帰ってご飯や何かをしたら、勉強時間が30分程度しかないといった形で、とにかく時間の作り方が難しかったです。

── 塾に入る前の成績は?

のぞみさん: 成績自体はずっと380点台をキープしていました。
内申点はオール4に届かないくらいで、とにかくオール4にならないのが凄く悔しかったです。

仲の良い友達ともお互いのテスト結果の予想や話もしていて、その中で「5科目で400点行けたら良いよね」と話をしていたので、定期テストでは400点台が取りたいなと思っていました。

神奈川県の入試対策に向けた塾探し。決め手は体験授業で感じた「わかりやすさ」と「分析力」

── 塾探しはきっかけは?

お母さま: もともとは、本人も私も塾に通わずに乗り切れるのではと考えていました。
でも、学校の進路説明会に参加したとき、神奈川県の入試制度の複雑さに驚きました。

「これは家庭だけでは対応できないかもしれない」と感じたのがきっかけです。

本人も学校のテストは頑張ってはいましたが、模試になると点数が取れず、「入試に向けて塾を探してみる?」と本人と話したのがきっかけです。

のぞみさん: 元々は自宅でのタブレットでの通信講座をやっていたんですが、入試対策の部分で他の良いやり方があるんじゃないかなと思っていました。その時にお母さんからの提案もあったので、塾を探し始めました。

── コノ塾を選ばれた理由は何でしたか?

のぞみさん: タブレット学習と個別指導の組み合わせが自分には合っていると思って決めました。
体験授業では苦手な英語の授業を基礎から受けて、「わかりやすい!」と感じました。
苦手な英語でも「やればできるかも」って思えたんです。

お母さま: 私が決め手になったのは、教室長の分析力でした。
体験授業の時に1コマの授業の中で何をどのように解くのか、復習の仕組みなどを詳しく教えていただく中で、コノ塾の授業やカリキュラムを通し、どれだけ学力が定着できるかを具体的に教えていただいたんです。

── どのようなお話を具体的にされたのですか?

お母さま: 印象的だったのは、英語の問題を通して「なぜ点が取れないのか」を非常に丁寧に話してくださったことです。

たとえば、「長文読解のニュアンスはある程度つかめているが、文法と単語がしっかり定着していないことが、理解の妨げになっている」と、英語の語彙力をよりつければ伸び代があるといった話が印象的でした。

そして、それをどう克服していくのかについて、「この子にはこういうやり方が合うと思います」と具体的な方法を提示してくださったんです。

たった一度の授業の中で、テスト結果や娘の学習の様子をもとに的確に分析し、対応策を提案していただけたことに、本当に驚きました。

「ムダがない勉強方法」目標だった400点台とオール4以上を達成!

── コノ塾へ入塾後はどうでしたか?

のぞみさん: 一番良かったのは「復習コース」と「定期試験コース」です。
ムダがなく、自分のペースで進められるのがすごく良かったです。

とくに復習コースは、自分のペースで進められて、間違えた時に先生に聞けるスタイルが気に入っています。
それまでは単語をひたすら覚えるような勉強しかしてこなかったけど、塾では文章を読み、どのように問題を解くのかを考えて取り組むことが増え、学校のテスト対策にもつながると思いました。

お母さま: 集中力が長く続かない子だったので、50分授業や反復の仕組みがとても合っていたと思います。
「ムダがない」っていうのは本人の口から何度も聞きました。

── 成績はどのように変わりましたか?

のぞみさん: 塾に入ってから、2学期の期末テストではじめて400点を超えました!
英語もそれまで60点台だったのが80点台になって、はじめて400点台を超えた時はすごく嬉しかったです。

内申は全教科4以上を取れ、数学と理科は5も取れたのでオール4以上でした。
ずっと目標だったオール4も達成できたのが嬉しく、「いけるんだ。やればできるじゃん」って自信になりました。

── 内申点が5まで上がったのは、何が良かったのですか?

のぞみさん: コノ塾では、文章を読んで解く形式の問題にたくさん取り組めたのが大きかったと思います。
たとえば理科では、実験の内容が書かれた文章を読んで、そこから必要な情報を抜き出して答える問題に何度も取り組みました。

それまで使っていた通信講座では、単語の暗記や「これは何でしょう?」のような一文だけの問題が中心だったので、学校のテストで長文の問題が出たときに「どう読めばいいのか」「どこに注目すればいいのか」がわからず、戸惑うことが多かったんです。

でも、コノ塾では「どのポイントに着目して問題を解けばいいのか」といった問題の解き方を教えてもらえたので、学校のテストでも自信をもって解ける問題が増えました。

受験を乗り切れた理由。それは「やることを絞れた」から

── 志望校はどのように決めましたか?

のぞみさん: 通学ルートや雰囲気も含めて翔陽高校に決めました。
塾に入ってから苦手だった模試の結果も安定してきて、「いけるかも」と思えるようになりました。

お母さま: 最初は模試の点数が振るわず、300点を切ることもあって本当に不安でした。
いくつか候補はあったのですが、最終的には通いやすさと模試の結果も考慮して翔陽高校に決めました

── 模試の判定はどのように推移していきましたか?

のぞみさん: 最初に塾に入る前に模試を受けたときの結果はすごく低くて、得点も280点くらいしか取れず、「これはまずい」と思いました。

その後の模試も点数の上下が激しくて、教科ごとに良かったり悪かったりを繰り返していました。国語が上がっても社会が下がったりして、なかなか安定しませんでした。その頃はかなり悩みながら勉強に取り組んでいたんですけど、少しずつ全体の点数が伸びて、判定は安定してAやBに近づきました。

── 途中での悩みとは?

のぞみさん: 本格的に悩み始めたのは、冬休みが終わって1月ごろでした。
それまでは定期テストもいつも通りで、「なんとかなるかな」と思っていたんですが、いよいよ入試本番が近づいてきたと感じて、焦りが出てきました。

英語はずっと苦手だったんですが、それに加えて社会の歴史と地理が本当に分からなくて……。問題を解いても、頭に入ってこない。とくに歴史は3年生になると公民しかやらないので、1年・2年の内容を思い出さなきゃいけないのに、それが全然出てこないんです。授業で聞いても「なるほど」とは思うんですが、結局は覚えなきゃいけなくて、「これは全部覚えるしかないのかな……」と悩んでいました。

── どのように悩みに向き合ったのですか?

のぞみさん: そのことを教室長の先生に相談したら、「入試では100点を取る必要はなくて、しっかりと志望する高校の目標の点数に対して、自分が取り組むべきところを考えよう」と一緒に取り組むべきことを整理してくれたのが良かったです。

先生に相談している中で、入試も定期テストと同じように、「全部やろう」と思うと逆にうまくいかないなって気づきました。最初は「ここもやらなきゃ、あれも覚えなきゃ」と手を広げすぎて、正直パンクしそうになっていました。

でも入試では「どこをやればいいか」「どこを捨てるか」を考えるようになって、全部を覚えようとしてパンクするよりも、必要な範囲に絞って、集中して覚えることが大事なんだと気づきました。

それでも、「歴史が本当に苦手なんです」と先生に相談したとき、「高校入試は一度きり。大学受験では社会を使わないかもしれないけど、今はとにかくギリギリまで頑張ってみよう」と言ってくれて、気持ちを切り替えて最後まで取り組むことができました。

「私、合格できたんだ」〜努力が自信につながった日〜

── 入試当日はどうでしたか?

のぞみさん: 朝は早く起きて、昨日の夜と比べると不安も出てきたんですが、「ポジティブにいこう!」と思いながら試験に向かいました。

試験が始まり、問題を解いているうちに「大丈夫かな」と焦る瞬間もありました。自信はあったんですが、自己採点では目標に届いていなくて……。そこから発表までずっと不安でした。

── 合格発表の日の様子を教えてください

のぞみさん: 朝は7時くらいに起きて、9時の発表までの2時間はずっと緊張していました。
もう、爆発しそうなほど不安でした。お母さんと並んで正座して、「どうする?まだ見ない?」「見ようか……でも怖い……」みたいな会話を何度も繰り返していました。
画面を見る前の10分間くらいは、ずっとスマホの前で迷っていたと思います。

「よし見るぞ!」となって、書いてあることを音読しながら、ゆっくりスライドさせていって、最後に空白があったんですよ。そこで「合格か不合格か出る!」となって一気にスライドさせると、合格って文字が飛び込んできました。

見た瞬間に叫んで、お母さんと二人で抱き合って泣きました。とにかく本当に嬉しかったです。

── 合格を知った瞬間の気持ちは?

のぞみさん: 今までの努力が報われたと思いました。
発表を待つ間ずっと不安だったけど、「私、本当に合格できたんだ」と思えた瞬間は本当に嬉しかったです。

お母さま:「結果がすべてじゃないよ」と本人には伝えていましたが、やっぱりここまで積み重ねてきた努力が、自信につながってほしいという思いがずっとありました。

合格発表までの2週間は本当に長くて、親としてもずっと落ち着かない気持ちで過ごしていました。
だからこそ、合格の文字を見た瞬間は、本当にたくさんの感情がこみ上げてきて……。
娘と抱き合い、私も泣いていました。

受験で不安な時も、いつも寄り添ってくれた先生の存在

── コノ塾の良かったところは?

のぞみさん: コノ塾の良かったところは、自分の話をちゃんと聞いてくれて、寄り添ってくれるところです。
勉強を教えてくれたのはもちろんですが、自分が「やばい、どうしよう」と不安になった時も、何でも相談に乗ってくれて、本当に助けられました。

1対1で私が思っていることを伝えると、先生たちはしっかり受け止めてくれて、優しく聞いてくれました。そういう姿勢がすごく嬉しかったです。

悩みごとを相談したときには、教室長の先生だけじゃなくて、他の講師の先生たちもちゃんと寄り添って話を聞いてくれました。授業の合間や休み時間に「大丈夫?」と声をかけてくれたり、おもしろい話で場を和ませてくれたりして、緊張しているときでも自然と笑えるような雰囲気をつくってくれたのが嬉しかったです。

どの先生も「生徒とちゃんと向き合おう」としてくれているのが伝わってきて、「本当にいい先生たちだな」と感じました。

お母さま: 年齢の近い若い先生方、いわゆる「お姉さん先生」のような存在が本人にはすごく刺激になっていたんじゃないかなと思います。

実際に通っていた高校の話をしてくれたり、ちょっとした雑談をしてくれたり。
そういう距離感の近いやり取りが、娘にとっては親しみやすく、話しやすかったんだと思います。

教室全体の雰囲気が「生徒にとって過ごしやすく、でもしっかり集中できる」ちょうどいいバランスだったんだろうなと感じています。

「時間の意識が変わった」〜成長の実感とこれからの目標〜

── コノ塾に入り、どのような変化がありましたか?

のぞみさん: 一番大きかったのは、「時間の使い方が変わったこと」です。

塾に入る前は、どうやって勉強時間をつくればいいのかもよくわかっていませんでした。
でも、塾に通うようになってからは、自然と勉強の時間が増えていって、生活全体の時間配分も変わっていきました。

たとえば、以前なら「この時間はいつも○○してたな」というタイミングに、「今は塾にいるからできない」と気づくことで、他の予定も調整するようになりました。そうやって「ここは勉強する時間」「ここは休む時間」と、自然とリズムが整っていった感じです。

塾に行けば勉強するのは当たり前なんですけど、その「当たり前」を続けることで、勉強が無理なく習慣になっていったと思います。

気持ちの面でも、「どうせやるなら全力でやろう」という意志が強くなりました。
前よりもずっと前向きに勉強に取り組めるようになったと感じています。

お母さま: 娘が言っていたように、塾に通うようになってから「時間の使い方を工夫するようになったな」と感じています。

今の子どもたちにとって、YouTube を見たりスマホを触ったりする時間は必要なことでもあると思うのですが、以前は学校から帰ってくると、それが生活の大半を占めてしまっていました。

でも、塾に通うようになってからは、「塾から帰ってきて限られた時間の中で、どう過ごすか?」を本人なりに考えるようになったと思います。「睡眠はちゃんと取りたい」と自分から言うようになって、時間に対する意識が明らかに変わったと感じました。こうした変化は、大きな成長だったと思います。

── どのような高校生活を送りたいですか?

のぞみさん: とにかく受かったからには楽しむしかないなと思ってます!
勉強に支障が出ても良くないので、バランス良く高校生活を過ごしたいです。

── 将来の夢は?

のぞみさん: まだ決まってはないのですが、人の役に立つ職業に就きたいなと思っています!