「コノ塾ってどんな塾なの?」
コノ塾に関する理解を深めてもらうためにも、現役コノ塾生(当時)にインタビューして、コノ塾や勉強に対する生の声を聞いてみました。
第二弾は、バレーボール部と勉強を両立させている、中学2年生のハルネさん。
バレーボール部のエースとして部活動で忙しい中、学年末テストでは国語+9点、社会+15点、数学+18点、理科+14点、英語+19点を達成しました。
今回はハルネさんに、コノ塾について色々と質問してみました。
「勉強は嫌なもの」だと、小学生の頃からずっと思っていた。
入塾のきっかけは?
小学6年生のときに入塾しました。
テストで80点以上が全然取れなくなって、危機感を感じたんです。
周りのクラスメイトと比べて、「あ、これはやばいな」と思って、自分からお母さんに頼み込みました。
自分からは「家から近いところがいい」という希望だけを出して、お母さんに色々な塾を探してもらいました。
コノ塾の体験受験を受けたときに、先生たちが質問しやすい雰囲気で、親しみやすくていいなと思って、入塾しました。
勉強は好きですか?
「勉強は嫌なもの」だと、小学生の頃からずっと思っていて。
そんな苦手意識が染み付いていて、勉強はあまり好きではないです。
あと部活も忙しいので、ただただ寝たいな、と思うこともあります。
苦手な単元でも、塾から帰る頃には「やりきった!」と思える。
塾に来たくないときはありますか?
苦手な単元なときは、「今日の単元はやる気ないな」と思って、行きたくなくなりますね。
でも「カノンちゃん(コノ塾の友人)を一人で塾に行かせるわけにはいかない!」と思いながら、ちゃんと通っています。
でも苦手な単元でも、怒られることもないですし、自分のペースでやって大丈夫なので、椅子にさえ座ってしまえば大丈夫です。
塾が終わって帰るときも、「やりきった!」と満足しながら帰っています。
予習を始めて、「予習ってすごい!」と思った。
塾に来ていてよかったな、と思う瞬間はありますか?
英語と数学は、塾で予習をして、学校で復習をしています。
学校の授業のペースが早いことがよくあるんですが、授業で問題を解くときに、スラスラと解けると、「塾に来ていてよかったな」と思います。
それまでは予習をしていなくて、授業が全く理解できていなかったんです。でも予習し始めたら、急に分かるようになって、「予習ってすごっ!」と思いました。
塾に来ていなかったら、一人で問題を必死に解こうとして、解けないうちにすぐ答え合わせの時間になって、わからないままどんどん進んでしまって、ついていけなくなっていたと思います。今は予習を塾でやっているので、学校の問題もスラスラ解けて、ついていけています。
塾と学校は、どう使い分けていますか?
塾は、家よりも集中できるので、勉強はほとんど塾の自習室でしています。
家だと、全然やる気が芽生えないんです。でも塾に来ると、「勉強する雰囲気」があるので、ちゃんと集中できます。
でも部活のある日は、塾には来れないので、家で学校の宿題と、アプリの『モノグサ』をやっています。
5教科を全部カバーしているので、やることは多い。
コノ塾の特徴的な勉強方法を教えてください。
5教科を全部カバーしているので、勉強量が多いです。
部活もあると、忙しいなと思います。でも宮本先生(教室長/インタビュー当時)と面談で話して、受験には5教科の総合力が重要だということを感じていて、結果的に点数も上がったので、満足しています。
コノ塾では、『スタディプラス』と『モノグサ』というアプリを使っています。
スタディプラスでは、メッセージで宮本先生(教室長/インタビュー当時)から、『カルテ』(前週の振り返りと、その週の目標)が送られてくるんです。
それを見て、自分の目標が達成できていないと、「あ、やらなきゃ!」と気が引き締まります。
スマホを開く度に、「勉強しなきゃ」と思うように。
自分のスマホに塾関連のアプリ(スタディプラス)が入っているので、スマホを出す度に、自然と勉強を意識するようになりました。
スマホを長い間いじっていると、アプリが見えるので、「アプリを入れてるのに、全く使わないのもよくないな…」と思い始めて、「やっぱり勉強しなきゃ」と思うようになりました。
モノグサは、英単語とか漢字を暗記するためのアプリなんですけど、「毎日絶対にやる」と決めてから、授業で全然つまづかなくなりました。
英語が苦手で、英単語をすぐ忘れてしまって、全然覚えられていなかったんです。
でもモノグサを使い始めてから、教科書を読んでいても全然つまずかなくなって、理解できるようになりました。
時間制限があるので、集中して勉強できる環境。
あとコノ塾の演習には、時間制限があるので(※1)、集中して勉強できる環境だと思います。
テキストだけで勉強すると、ダラダラやってしまって、頭になかなか入らないと思うんです。
でもコノ塾では問題を解く時にタイマーがかかっていて、制限時間があるんです。
必死になって勉強していると、ちゃんと頭に入るようになりました。
※1:コノ塾では、生徒が授業中に使うアプリ(タブレット)内に、制限時間タイマーが組み込まれています。
問題演習に取り組む前にタイマーをスタートさせています。
テスト勉強期間に塾で復習しながら、自習室で勉強。
テスト勉強の進め方を教えてください。
5教科(国語・数学・英語・理科・社会)については、塾で「テスト勉強期間(※2)」を設置してくれて、ひたすら復習をやってくれるんです。
これは、めっちゃくちゃ助かっています!
もちろん予習もするんですけど、テスト前の復習をやらせてくれるんです。
このおかげで点数が上がっていると思うので、すごくいいです。
テスト期間中は、休みの日も自習室に来て、勉強しています。暗記科目は家でもできるので、自分の部屋で籠もって勉強しています。
専科(美術・音楽・体育・技術家庭)は、前々からちょっとずつ自分で勉強して、5教科は全部塾でやっています。
※2:コノ塾では、各学校ごとに試験2週間前に入ったら、それまでの予習中心の授業から復習に切り替えています。
各単元の理解度を測る「クリアテスト」に取り組み、合格できなければ、該当の単元の問題を解き直しています。
勉強時間が増えて、授業も理解できるようになった。
塾に入って、何か変化はありましたか?
勉強時間が増えて、テストの点数が上がりましたね。
入塾する前は、学校以外では一切勉強していなくて。
授業の内容すら忘れてしまっていて、テストの点数もボロボロでした。
でも定期的に勉強をするようになって、授業の内容もすんなりとわかるようになって、テストの点数も上がりました。
40点中39点を取って、「歴史は得意かも」と思えるように。
社会があまり得意ではなかったんです。
でも学年末テストでは「歴史」の部分で、40点中39点取れたんです!
勉強していると、「歴史って物語みたいだな」と感じるようになって、流れで覚えられるようになりました。「歴史は得意かも」と思えるようになりましたし、自分から積極的に取り組めるようになりました。
1〜2学期に引きずられて悔しいから、早いうちから頑張っている。
中学1年生の成績には、満足していますか?
3学期の学年末テストでものすごい頑張って、ほぼ全科目ですごく良い点が取れたんです。
でも1〜2学期に引きずられて、内申点が伸びなかったので、悔しいですね。
だから、「高校受験は、中学2年生最後の内申点が受験に大事」と言われているので、中学2年生は1学期からとても頑張っています。
3学期の内申点のためにも、1〜2学期から頑張っておこうと思って。
高校受験のためにも、早めに安定的に頑張っておきたい。
高校受験に関して、どう感じていますか?
お姉ちゃんの高校受験見ていたので、「あんなに頑張れるのかな?」と緊張しています。
勉強量が多くて、追い込みがすごく大変そうで、「早いうちから頑張った方がいいよ」と言われていました。
だから、学年が上がるに連れて、受験を意識するようになりました。
だからこそ今は「今からでも、ちょっとずつでいいから勉強しないとな」と思って勉強しています。
最後になって、急にグワッと頑張るのも不安なので、安定的に頑張りたいです。
そう考えると、「小学6年生のときに入塾してよかったな」と、今になって思います。
中学3年生になって駆け込んでいたら、大変なことになっていたと思います。
わからないものをわからないままにして、そのまま中学3年生になって、パニックになっていたと思うので。
高校の選択肢を広げるためにも、今は全力。
目指している高校は、ありますか?
まだ考えきれていなくて、迷っているところです。
色々な高校に見学に行って、雰囲気などを見たいなと思っています。
あと友達と同じ高校に行きたいので、友達がどこを目指しているのかも気になりますね。
でも、その選択肢を広げるためにも、今は全力で頑張りたいです。
「この高校に行きたいな」と思っても、内申点のせいで選択肢が絞られたり、それこそ不合格だったらすごく嫌なので、今のうちから頑張っています。
コノ塾は「集中もできるけれど、力まずに取り組める塾」。
コノ塾は、100点満点中、何点ですか?
90点ですね。
強いて一つあげるとすれば、夏期講習や冬期講習と部活を両立させるのは大変なので、ちょっと疲れます。
でも疲れるけど、苦ではないんです。
先生たちとの距離が近くて、質問もできて、会話も弾んで、雰囲気も明るくて、来ていて楽しいです。
だから「行きたくない」とか、終わった後に「だるかった」と思ったこともないです。
勉強量も多いんですけど、勉強した分はちゃんと頭には入っているし、休み時間に友達や先生と話したりもできるので、嫌だなと思ったことはないです。
コノ塾はどんな塾だと紹介しますか?
勉強に集中もできるけど、そこまで力まずに取り組めるので、明るくて、行っていて楽しいと思える塾です。
先生の対応、雰囲気、距離がすごく良い塾だと思います。
今いる先生たちはみんな優しくて、学校の帰り道で出くわしたときも、気軽に話しかけてくれて、優しいなと思いました。
宮本先生(教室長/インタビュー当時)は、どんな先生ですか?
話していて楽しいし、常に元気な先生です。でも宿題の量が多いです(笑)。
部活が休みの期間だと問題ないんですけど、部活があるときは頑張らないといけないな、と思います。
勉強があんまり好きじゃなくても、大丈夫な塾。
コノ塾には、どんな人が合いますか?
勉強の苦手得意は、あまり関係ないと思います。
人とコミュニケーションをとるのが好きな人には、先生も明るくて親しみやすいので、楽しい塾だと思います。
一人で黙々と頑張りたい人には、合わないわけじゃないんですけど、ぴったりではないかな、と思います。
あとは、人見知りすぎて、わからないときに先生に質問できない人は、わからないときにつまずいてしまうかな、とも思いますね。
でも大多数の人は、勉強があまり好きじゃないと思うので、勉強嫌いでも怒られないし、自分のペースで進められるので、おすすめです。
一番の思い出は、冬期講習での達成感。
コノ塾で一番の思い出は?
冬休みは部活や他の予定で忙しくて、冬期講習は塾に来れる日にものすごい数のコマを入れたんです。
朝から夜遅くまで、8コマぐらいずーっと塾にいたんです。
でもずっと集中も出来ていて、授業の時間はずっと取り組めていたんです。
そのときは、やりきった感がすごかったです。
達成感がすごくあって、「よく続いたなこの集中力、自分すごいな。よく頑張ったな、えらいな」って思いましたね。
あとがき
「勉強は嫌なもの」。
多くの生徒がそのように話します。
でも誰もが最初はそうではなかったはず。
分数の計算だったか、割合の問題だったか、はたまた漢字の読み書きだったか。
はっきりとは覚えていなくても、小中学校のどこかのタイミングで、何かの単元でつまづき、誰かと比べて、「自分は勉強ができない」「勉強は嫌なもの」、そう感じていく生徒が少なくありません。
しかし勉強は日に日に難しくなり、中学になれば部活動も始まって、生活リズムを維持しながら5教科の学習内容の定着を実現することは、そう簡単なことではありません。
ハルネさんも小学6年生でつまずいて以来、勉強への苦手意識と向き合ってきました。
長い時間をかけて染み付いた苦手意識が、ある日劇的に解消されることはありません。
また長い時間をかけて、努力を積み重ねていく中で、少しずつ拭われていくものだと思います。
ハルネさんも今まさにその道の途中。
部活がどれだけ忙しくても、毎日少しでも勉強の時間を取る。
ときに自分の限界を越える学習量に挑んで、これまでにない達成感を味わう。
周囲の力を借りながら、昨日の自分よりも成長しようと頑張り続けたその成果が、定期テストや内申点となって表れるのかもしれません。
(写真:尾上恭大 聞き手・まとめ:花田玲奈 編集:宮本 滉平)