【町田高校 合格体験記】「オール3」レベルからのチャレンジ。獣医の夢を叶えるため、ワンランク上の町田高校にこだわった

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「都大会ベスト4」を掲げるサッカー部で、日々ハードな練習に打ち込んでいた多聞(たもん)さん。
週6の部活の練習に加えて、週1でフットサルスクールにも通っていたといいます。

お母さまは「入塾当時は中1の3学期の内申点は3が中心で、どこの高校に行けるのだろう……と不安だったんです」と話します。

そこから、部活と勉強の両立を目指し『コノ塾』に入塾。
どんどん成績を伸ばして5教科合計115点アップ!
内申は、数学・理科・社会で「5」を獲得するまでに。

最終的には、当初の志望校よりもワンランク上の「町田高校」を第一志望に決め、見事合格を手にしました。

今回は『コノ塾』で取り組んだ受験勉強について、多聞さんとお母さまに話をお聞きしました。

多聞(たもん)さんについて

▼基本情報
 ・合格校:町田高校(2023年4月入学予定)
 ・通っていた教室:『コノ塾』本町田校
 ・入塾時期:中学1年・3学期頃
 ・中学での部活:サッカー部(週6日)

▼入塾前・後での定期テストの変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前8358606076337
入塾後8688959390452(+115)

▼入塾前・後での内申点の変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前4343317
入塾後4455523
変化-+1+1+2+2+6

最初の面談で不安が晴れた。オール3レベルでもトップ校が目指せるかもと思えた

── 『コノ塾』に入ったきっかけを教えてください。

多聞さん: 通っていた中学校ではサッカー部に所属していたんですが、都大会ベスト4を目標に掲げるぐらい強いチームだったこともあり、練習がとにかくハードでした。

平日は、放課後に毎日2時間ぐらい練習をしていましたし、土曜日も朝から暗くなるまで。
でも、サッカーが楽しかったので練習を優先したい気持ちが強かった。

ただ、一方で勉強も頑張る気持ちが無かったわけじゃなかったんです。
定期テストで点数が取れず、高校の選択肢が狭まるのは嫌だなと思っていました。

お母さま:『コノ塾』に入る前は毎日プリントに取り組む塾に通っていたのですが、やり切った感もあったので一区切りつけて辞めることにしたんです。
でも、だからといって高校受験に向けて何も勉強しないわけにはいかない。

当時の成績はオール3に近かったので、このままだとどこの高校にも行けない……と不安もあって。
どこか息子に合う塾を見つけないと、と考えていました。

ネットで検索していく中で『コノ塾』を見つけて、都立上位校合格を目指す塾であること、個別指導であること、5教科でありながら料金も手頃であることなどに魅力を感じ、体験授業に申し込むことにしたんです。

── 体験授業を受けてみての感想は?

多聞さん: 感想としては「個別指導っていいかも」です。
集団での授業だと先生の説明が分からなかったとしても、どんどん進んでいってしまうんじゃないかと感じていて。だけど、個別指導なら分からないところがあれば、自分のタイミングで先生に質問ができます。自分のペースで勉強できる、と思えたところが良かったです。

お母さま: タブレットで勉強するのもいいって言っていたよね。

普段からゲームをしたり YouTube を見たりするのに使っているのもあって、「勉強」と気構えずに取り組めたんじゃないでしょうか。本人からは「ワクワクしている」ような印象を受けましたね。

それから、教室長の宝木先生(インタビュー当時)との面談をして、「この先生についていったら間違いない」と思えたことも、最終的な決め手になりました。

── どのような面談だったのでしょう?

お母さま: 三者面談で成績に不安を感じている話を伝えたところ、「多聞さんなら、偏差値70以上ある都立のトップ校にだって行けると思います」と言われたんです。
え?こんな成績なのに何を根拠に言っているのだろう?と最初は耳を疑って。

でも、同時にこれまで多くの生徒を見てきた宝木先生がそういうなら、もしかしたら一生懸命頑張ったら行けるのかもしれないと思えた。不安だった気持ちがぱぁっと晴れていったんです。
大げさではなく、明るい未来が広がっていくような感覚を持てました。

宝木先生の指導の元でトップの都立校を目指せたら……と希望が持てたのも大きかったですね。

将来の夢は獣医。夢を叶えるため、ワンランク上の高校を目指す

── 志望校についてはどのように考えていましたか?

多聞さん: 中2の頃まで志望校としていたのは都立の「狛江高校」です。
この周辺ではサッカーが一番強い都立高校だったので、サッカー部の友人たちとも「狛江高校に行って、一緒にサッカーをやろう」という話をしていたんです。

お母さま: 当時の成績でいうと、「狛江高校」は頑張れば合格できるかも……、「町田高校」はかなり難しい挑戦……という感じだったかな。
本人もサッカーを続ける意志も強かったので「狛江高校」を第一志望にしていたんです。

── いつ頃から「町田高校」を志望するようになったのですか?

多聞さん: 中3になってからです。
入塾してから少しずつ成績が伸びて、中2の終わり頃は「オール3」から「オール4」ぐらいの内申を取れるようになっていって、もう少し上の高校を目指せるんじゃないかと思って。

それと、サッカーが強いという理由で「狛江高校」を志望していたんですが、フットサルスクールにも通う中で今後はこちらに注力していきたい気持ちが強くなってきたのもありました。

サッカーにこだわらないのであれば、「狛江高校」に行く必要がないかも……となって、改めて志望校を考えることにしたんです。

お母さま: ちょうどその頃、宝木先生からも「サッカーだけの理由で狛江高校を選ぶのはやめたほうがいい」とアドバイスをもらったことがありました。

おそらく、息子にはサッカーとは違う将来の夢があったので、その先の進学も考えた上で選んでいったほうが良いという意味だったのかな、と思います。
サッカーで高校に入っても充実した学校生活を送れなくなるのではないか、と考えてくださっていたんじゃないでしょうか。

── 多聞さんの将来の夢とは?

多聞さん: 小学生の頃から獣医になりたいという夢があるんです。
幼い頃におばあちゃんから「シートン動物記」の本をもらって読んだのがきっかけで。

高校卒業後は獣医大学に入りたいと考えているので、その夢を叶えるためにも進学実績の高い高校に行ったほうがいいと思っていました。

入塾当時は自分が「町田高校」に行けるなんて全然思っていなかったけれど、『コノ塾』で勉強に取り組み始めてちゃんと成績が伸びていたので、もっと頑張ればもっと上が目指せるのかもと、気持ちが変わってきたんです。

両立の鍵は、『コノ塾』の効率の良い勉強法

── サッカー部の練習と勉強の両立についても聞かせてください。

多聞さん: 本音をいえば……大変でした。
辛いなぁと思うこともありましたが、同じサッカー部の仲間も『コノ塾』に通っていたので、「友達も行くし、自分も頑張ろう」と気合をいれていた感じです。

ハードな練習と両立できた理由には、『コノ塾』の勉強の効率が良かったところも大きいと思います。

僕は、勉強でも何でもダラダラやるのはあまり好きじゃなくて。
『コノ塾』の「タブレットで学んで、理解しているのかクリアテストで確認。できていないところは復習」というサイクルが合っていたと思います。
いつまでに何をやればいいのか分かりやすくて、集中して取り組みやすかったです。

お母さま: あとは、サッカー部は中3の秋頃まで練習が続いていたので、受験勉強に時間を費やせなかったことも苦戦した点だったよね。

他の部活はだいたい夏頃には終わるのですが、サッカー部の場合は大会で勝ち進んでいくので、10月・11月頃まで試合が続くんです。

多聞さん: この頃は一応、引退したけれどまだ練習があって、サッカーか受験かどっちを優先するか判断しないといけない状況でした。

一度、宝木先生に相談したところ「悔いがないよう、最後まで続けたらどうか」とアドバイスをもらいました。全力を出して自分が納得のいく形で終えて、そこから気持ち切り替えて取り組んだらいいんだ、と後押ししてもらえたのは印象に残っていますね。

お母さま:『コノ塾』に通うサッカー部の友人の中には、サッカー部を引退して受験に専念する子もいたので、宝木先生は一人ひとりに対して違う声がけをしてくださっているんでしょうね。
たぶんタイプを見極めて、その子に適したアドバイスをされているんだと思いました。

合格判定が上がらない…。でも志望校は下げずにチャレンジすると決めた

── 「町田高校」を目指す中で、合格の手応えはありましたか。

多聞さん: 中3の夏頃まで全然ダメでした。
模試の合格判定を見ても、E判定・D判定ばっかりで……。

ただ、志望校を下げるという選択肢はなかったんです。
叶えたい将来の夢があったし、「町田高校」で楽しい高校生活を送るんだと自分の中で強くイメージできていたのは大きかったかもしれない。

お母さま: 本当に成績はまったく届かない状態だったよね。

秋に入っても、あまり変化がなくて「本当に大丈夫?」と思った気持ちもありましたけど、ここまで部活の練習に時間を使っていてこれだから、本気を出したらもっと行けるんじゃないか……と思ってるところもありました。
最終的には、息子の力を信じていたんだと思います。

── 合格に向けてやってよかった勉強法はありますか?

多聞さん: 苦手な理科・社会については「公立高校の過去問全国制覇」に取り組んだのですが、それがとても良かったです。

理科・社会が弱いので何か対策をしないととは思っていたところ、教室長の宝木先生から「こういう勉強法があるけどやってみる?」と提案をもらったんです。それが、2教科に限定して全国の公立高校の過去問を解くというものでした。

似たような問題でもそれぞれの県で出題形式が異なるので、いろいろな角度から考えることができて楽しかったです。
やるべきことが明確で分かりやすかったのも良くて、北海道からコツコツ取り組んでいって、最終的に全国制覇まではいかなかったですが40都道府県ぐらいはやれました。

宝木先生からは「理科・社会はやればやっただけ伸びる」と言われてやり始めたのですが、本当に成績が伸びました!それに地道にコツコツ取り組んだことは、自信につながったと思います。

お母さま: 確か、最後の模擬の理科・社会は両方とも100点だったんだよね。

これは息子に合っていた勉強法で、本人も「この県は簡単だった」「あの県は記述があって難しかった……」と話していて、楽しそうに取り組んでいました。

宝木先生は息子のタイプまでよく見てくださっていて、その子に適した問題との向き合い方を考えてくださっているんだなと感じたのを覚えています。

多聞さん: 冬頃にだんだんと判定も上がってきて、「町田高校」の合格が見えてきた感じはありました。

『コノ塾』で手に入れたのは、勉強への自信と粘り

── そして、見事「町田高校」に合格!おめでとうございます。改めて受験全体を振り返って、『コノ塾』で手に入れたものは何でしょうか

多聞さん: 自信がつきました。
都立試験の当日ももちろん緊張したけれど、それ以上に自信を持って臨むことができたんです。

それは、やっぱり「やりきった感」があったからだと思っています。
理科・社会で取り組んだ「公立高校の過去問全国制覇」もそうですし、『コノ塾』で日々取り組んできたこともそう。すべてが成績につながって、力になっていく感覚がありました。

V模試の結果も最初はE判定ばっかりでしたけど、最終的にはC判定までアップしていって、コツコツ取り組めば成果につながる経験ができたのは良かった。
オール3に近い成績だった「あの頃とは違う自分」になれて、夢に一歩近づけたんだなと思っています。

それから、勉強に対する意識が変わったと思います。
これまであまりテスト結果に対して悔しいみたいな気持ちはなくて、淡々とこなしていたところがありました。けれど、成績が伸びていくにつれて、「取っていくぞ」という気持ちに切り替わっていって。できなかった、悔しい、もう少し頑張ればできる、と勉強に対して粘り強くなった気がします。

── お母さまはいかがですか?

お母さま:『コノ塾』に通わせて良かったなと思うのは、宝木先生が「高校受験」をトータルで見てくださったことです。
すべてを一任していましたし、何も心配がなかった。
本当に感謝しています。

多聞は長男なので、私にとってもはじめての高校受験で分からないことだらけ。
たとえば、志望校選びに関しても「この時期までには見学会に行っておきましょう」と具体的なアドバイスをしてくれたり、書類の書き方を教えてくれたり……常に親身に相談にのってサポートしてくださったことが、本当に心強かったですね。

今日、息子の話を聞いていても、志望校合格までの課題や勉強の進捗はもちろん、将来の夢や本人の性格などもすべて把握した上で、アドバイスしてくださっていたのだと改めて感じました。

最初の面談で「宝木先生についていこう」と信じて、当初はまったく合格が難しかったワンランク上の「町田高校」に合格することができた
『コノ塾』に入塾して良かったな、と心から思いますね。

── どのような高校生活を送りたいですか?

多聞さん: 高校に入ってからはフットサルも勉強も頑張りたいです。

フットサルで成果を出すには練習もたくさんしないといけないし、獣医になるためにはこれまで以上に勉強に取り組まないといけない。けれど、時間は限られているから、両立するためにはどれだけ効率的にやれるかがポイントになってくるのかなと思っています。

目標に向かって頑張る充実した高校生活が送れたら嬉しいです。

宝木教室長からのメッセージ

多聞さんとのやり取りで印象に残っているのは、最終的に志望校を決めるときのこと。

まだ模試の結果はE判定やD判定が中心で「悩んでいるところもあるのでは?」と思い、「このまま町田高校を第一志望で行きますか?」と質問したんです。答え次第では志望校を見直すことも考えようかと思っていたんです。
すると、多聞さんの返事は「変えません。町田高校に行きたい」でした。
そこに少しの迷いもなかった。

獣医という将来の夢を叶えるために必要な選択をしっかり見極めていたのだと思っています。
迷わず突き進んで勝ち取った合格、本当におめでとうございます!!

あとがき

インタビュー終了後に宝木教室長と話し込む姿も印象的でした。
高校に入っても、フットサルと勉強の両立を頑張ると意気込みを語ってくれた多聞さん。
今後の人生でもコノ塾での学びがきっと活きると信じています。

(写真:尾上恭大/書き手:奥澤千夏)
※掲載内容は2023年3月時点の情報です。