【東大和南高校 合格体験記】「なぜこの高校に行きたいのか?」教室長と何度も考えたから、納得いく受験ができた

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夏の学校説明会に参加し、自分が行きたい高校として東大和南高校を選んだ偉月(いつき)さん。

『コノ塾』で勉強に取り組む中で成績を伸ばし、夏の模試では「B判定」、12月の模試では「S判定」を獲得。教室長の山手先生からはワンランク上の高校にチャレンジする選択肢も提案されたといいます。

その中で、大事にしていったのは「東大和南高校に行きたい理由を、自分の言葉で語ること」。先生との面談を何度も何度も繰り返し、言語化していきました。どのようなやり取りがあったのか。偉月さんとお母様に、東大和南高校合格までのお話を聞きました。

偉月(いつき)さんについて

▼基本情報
 ・合格校:東大和南高校(2023年4月入学予定)
 ・通っていた教室:『コノ塾』日野校
 ・入塾時期:中学2年・3月
 ・中学での部活:学校外のサッカークラブに所属(週5~6日)

▼入塾前・後での定期テストの変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前7074787577374
入塾後817180100100432(+58)
※定期テストの得点は1教科100点換算

▼入塾前・後での内申点の変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前3334417
入塾後3344519
変化--+1-+1+2

サッカー優先の日々。中2の終わりで受験を意識し始めた

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——塾に入ろうと思ったきっかけは?
偉月さん:塾に入ろうかなと考え始めたのは中2の終わり頃です。これまで学校外のサッカークラブに通っていたんですが、中3になるとこれまで以上に練習が忙しくなるし、同時に高校受験に向けて勉強もしないといけないなと感じていて。特にテストでは数学の点数が良くなかったので、気になっていたんです。

お母様:通っていたサッカークラブの方針は、サッカーも勉強も頑張るというもので、“文武両道”を掲げていました。その影響もあってなのか、本人もテスト前になると自分で勉強をしていて、それなりの成績を取っていたのであまり不安に感じていなかったんです。塾に通うのも息子のタイミングでいいかなと考えていましたね。

塾に意識が向いていたちょうどその頃に『コノ塾』を知って、月謝が安くて驚きました。偉月の兄の受験時には別の個別指導塾に通っていたのですが、その時の2教科分ぐらいの価格だったので、これで5教科を受けられるのは良いなと思ったんです。

——『コノ塾』に入塾した理由は?

偉月さん:いくつかあったけれど、一つはサッカークラブの練習に合わせて授業が受けられること。集団塾のように授業時間が決まっていると、どうしても間に合わない日も出てくるので良かったところです。

もう一つは、タブレットを使って自分のペースで勉強を進められること。大人数で授業を進めるとなると、もし勉強ができない子がいるとその子に合わせたスピードになると思うから、時間がもったいないような気がしたんです。

『コノ塾』の勉強であれば、タブレットで映像授業を見て、分からないところは巻き戻してもう一度見られるし、問題を問いて間違ったところはタブレット内で解説してくれるので、効率がよいと感じたんです。

志望校について何度も面談。「行きたい理由」を言葉にしていった

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——志望校は決めていましたか?

偉月さん:入塾前から日野台高校に行きたいと思っていました。家から徒歩5分ぐらいの場所にあったので、本当に通いやすさだけで選んだ感じです。

でも、実際に見学に行ってみると、学校の雰囲気が自分には合わないかもなぁと思い始めて。もう一つ候補にしていたのが東大和南高校です。学校説明会に参加して、それぞれの生徒が自主的に行動している印象を受けて、自分もこの学校に入れたらなと思いました。

お母様:東大和南高校は、毎回、学校説明を担当する部活が割り当てられるみたいで、その時は野球部だったと思います。部員のみなさんが自分でスライドを作って解説をしてくれていたんですよね。生徒が主体的に動いている様子が見えました。よっぽど気に入ったみたいで、学校見学の帰り道に「俺、この学校に行くわ」と宣言してたよね。

偉月さん:見学後、教室長の山手先生に「日野台高校から、東大和南高校に変えます」と伝えると、「偉月が行きたい高校を選ぶのが大事だと思う。だからこそ、東大和南高校に“なぜ行きたいのか”を言葉にしよう」と言われて、そこから何度も志望校について話をしていったんです。

——どのようなやり取りが?

偉月さん:夏に受けた模試の合格判定で「B判定」が出たり、12月には「S判定」が取れたりしていて、山手先生からは「日野台高校も狙えると思うけど、どうする?」という話をもらっていました。でも僕の意志は変わらなくて。「東大和南高校にします」と返事をするものの、でも、その理由を言葉にすることはできていなかったんです。

“なぜこの高校に行きたいのか”“どういう高校生活をおくりたいのか”…山手先生から質問されて改めて考えてみて。面談も何度も繰り返して、僕なりに出した行きたい理由は「授業のクラス分けがあること」でした。数学や英語の授業が学力に合わせてクラス分けされるので、自分に適した授業が受けられるんじゃないかと思ったんです。

それから「学校の場所」。最初は家から近いという理由で日野台高校を選んでいましたが、よく考えてみると、学校の行き帰りの面白さが全然ないなと気づいてしまって。東大和南高校なら、モノレールに乗って通学するので、学校帰りに商業施設に寄り道もできる。友達と帰りに買い物したり、ゲームしたり…そういうことができるんじゃないかと思ったのも大きかったです。

お母様:志望校について、先生がだいぶ話し合ってくださったみたいです。私は本人が希望するところが良いと思っていたのと、息子はおっちょこちょいなところがあるので、たとえ「S判定」が出ていてもあまり安心できずにいたんです。本番で実力を出し切れるとも限らない…と思っているところはありましたね。

——志望理由を言語化していったことについて、どのように感じていますか?

偉月さん:振り返ってみると、この時間があって良かったなと思います。東大和南高校に入りたいという気持ちはあるけれど、ちゃんと言葉にできていないと何かあったときにその気持ちに迷いが出てきてしまうかもしれない。やっぱり違うかも…となるかもしれないと思ったんです。面談や模試を返却するたびに時間をとって話をしてくれて、ありがたかった。自分が納得できる高校選びができたと思います。

学校の「数学の授業」が明らかに分かるようになった

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——『コノ塾』に入って勉強の手応えはありましたか?

偉月さん:塾の授業で予習ができるので、学校の「数学の授業」が明らかに分かるようになりました。これまで基礎的なことはできても、応用になると全然できなかったんです。『コノ塾』で基礎だけじゃなく、いろいろな問題にも繰り返し取り組めたので、そのおかげかなと思います。数学の内申も「3」から「4」に上がったので、手応えを感じていました。

お母様:あとは、国語も成績アップしたよね。入塾前は壊滅的で…模試でも30点ぐらいだったはず。社会が得意科目だから、そこで頑張って国語のマイナスをカバーするしかないかな、と思っていたんです。

でも山手先生に相談したら、「今は心配しなくて大丈夫です。コツをつかめるようになれば必ずできるようになりますから」と言ってくださって。実際に入試が近づくにつれて点数もあがってきました。冬頃は70点近く取れるようになって、本当にできるようになっていたので、すごいな…と。『コノ塾』の指導力の高さを実感しました。

試験本番は大コケ…絶対に落ちたと思ってた

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——試験当日はいかがでしたか?

偉月さん:実は…本番で大コケしちゃって…。

お母様:本当にもう恐れていたことが起きました。模試での判定も良かったので、本人も安心しきっていたんでしょうね。

偉月さん:入試1ヶ月まえぐらいは過去問対策に取り組んでいたんですが、合格基準は大きく超えていたんです。+60点ぐらい取れていたのでこれは大丈夫だろうと思ってしまって。

入試問題を自己採点してみたら思っていた以上にできていなくて、5教科合計で350点前後。いつもなら400点を超えていたのに「え、なんで?」って感じで。もしかしたら不合格かも…という気持ちも大きくなってきて、これはもう併願優遇で合格した私立に行くことになるだろう、と思っていました。

お母様:入試当日、私も仕事から帰ってきて本人に「どうだった?」と聞いたら、「やばいやばい…こけた」と言うので。私立の覚悟を決めていました。

偉月さん:自己採点の結果を山手先生にも報告したら、「内申点も頑張って上げたし必要な点数から考えたら十分足りているはず。大丈夫だよ」と言ってくれて。でも、きっと励ましでいってくれてるんだろうなって思ってました。

——合格発表当日は?

偉月さん:朝8時半に発表で…受かってないだろうなと思いながら見たら、合格してて。受かったーー!!!ってなりました。

お母様:息子と「受かってる!良かったね!」って、思わず抱き合っちゃって(笑)。本人もよっぽど嬉しかったのか、家中をしばらく走り回ってましたね。

『コノ塾』は、“楽しんで通える塾”

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——偉月さんとお母様にとって、『コノ塾』は、どんな塾でしたか?

偉月さん:一言でいうと、「通うのが苦じゃない、楽しめる塾」です。

山手先生も親身になって話を聞いてくれるし、いつも褒めてくれるんです。点数が伸びたら“頑張ったね”とか、周りよりも勉強を進めていたら“すごいじゃん”とか、いつも気にかけてくれてる感じがして嬉しかった。他の先生も友達みたいな感覚で、分からないことがあっても気軽に質問できるのは良かったと思います。

あとは、授業は「1コマ50分・10分休憩」なのですが、学校や試験と同じ時間になっていて、馴染みやすかったなと思います。10分休憩になると、先生も含めてみんなでゲームや学校の話をして楽しかったですし、リラックスして勉強に取り組めたなと感じています。

お母様:親とは話さないような話を塾でしてもらっていたみたいで、そこはありがたかったですね。ものすごく反抗期ってわけじゃないですけど、中3の息子とは今日あった出来事をベラベラ話す関係でもないですし、とにかく息子も忙しかったのもあって会話が全くできない日も少なくなかったんです。

ただ、いろいろ悩んだり、困ったりすることもあるでしょうから、山手先生がフォローしてくださったんじゃないかなと感じています。高校受験については、安心して『コノ塾』にお任せしていました。

——どのような高校生活を送りたいですか?

偉月さん:これまで通っていたサッカークラブは中学生で終わりなので、高校からは学校のサッカー部に入る予定です。同じクラブチームから東大和南高校に通う仲間が5人もいるので、きっと一緒にプレイできるんじゃないかなと思っています。楽しみですね。

お母様:本人が一番入りたいと思っていた高校に合格できて、良かったなと思っています。高校でも、サッカーと勉強の両立を目指して頑張ってくれたらと期待しています。
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山手教室長からのメッセージ

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偉月さんとのやり取りで一番印象に残っているのは、やっぱり志望校についてです。定期試験の振り返り面談ではもちろん、模試を返却する際にも必ず「志望校をどうするか」と聞いていたように思います。早いタイミングで合格が狙える判定が取れていたので、もう少しレベルを上げて検討してもいいのではないか、と思っていたんです。
そして時間をかけて「なぜこの高校に行きたいのか」「どういう高校生活を過ごしたいのか」…そんな話を何度もしていきましたよね。最終的に「東大和南高校に行きたい理由」を自分の言葉にして、受験に臨んだ偉月さん。本当に合格おめでとうございます!!自分で決めて、自分で選び取った高校生活、存分に満喫してください。

(写真: 尾上恭大 書き手:奥澤千夏)
※掲載内容は2023年3月時点の情報です。