東大和南高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、東大和南高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて東大和南高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

東大和南高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

東大和南高校は1984年に創立された東京都東大和市にある公立の高等学校です。東京都教育委員会から海外学校間交流推進校に指定されています。主な進学実績としては「日本大学」「東洋大学」「明星大学」などが挙げられます。
以下は東大和南高校が掲げるスクールミッションです。

「克己・友愛・創造の心を培う」を教育目標とし、常に自己実現を目指して、己に厳しく努力し続ける創造性豊かな生徒を育成します。学習指導、教養教育、進学指導及び部活動等への取組と実績に基づき、社会に貢献するとともに、自らの好奇心を満たして豊かな人生を構築できる人材を育成します。
東大和南高校のホームページ

東大和南高校への行き方と最寄り駅

東大和南高校は多摩モノレールの玉川上水駅が最寄り駅で、駅から徒歩5分の場所にあります。

東大和南高校の進学実績

下の表は2021年度から2023年度入試までの東大和南高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では信州大学、私立大学では中央大学や日本大学、専修大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

東大和南高校の偏差値と、学力が近い都立高校

東大和南高校の偏差値と東大和南高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

東大和南高校の偏差値

2022年9月に発表された進学研究会のデータによると、東大和南高校の普通科の偏差値は男女共に54です。偏差値54は上位34%相当で、昭和高等学校や上水高等学校などが学力が近い高校になります。

東大和南高校と学力が近い都立高校

東大和南高校の応募倍率推移

東大和南高校の一般入試の応募倍率は例年1.1〜1.6倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

東大和南高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査(700点)＋調査書(300点)＋スピーキングテストの結果(20点)＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価(=内申点と呼ばれるもの)が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝(国・数・英・社・理)×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = (志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値)÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

東大和南高校の合格点と内申点の目安

東大和南高校の合格点は男子710点、女子730点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2022年9月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

オール4（換算内申52点）

オール3（換算内申39点）

東大和南高校と合格ラインの近い高校はどこ？

東大和南高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

昭和高等学校

上水高等学校

東大和南高校を第一志望にしたするの私立併願校はどこがよい？

ここでは、東大和南高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、多摩モノレールの上北台駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

拓殖大第一高等学校

拓殖大学第一高等学校は東京都武蔵村山市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は東中神駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

工学院大附高等学校

工学院大学附属高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は北府中駅から電車で50分程度かかりますが、内申点が5科目20以下でもコースによっては併願優遇制度を利用できます。

実践学園高等学校

実践学園高等学校は東京都中野区にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で40分ほどかかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できるコースがあります。

帝京八王子高等学校

帝京八王子高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車とバスで1時間30分ほどかかりますが、スクールバス発着駅が5つあり、利用交通機関に合わせた選択が可能です。

東海大菅生高等学校

東海大学菅生高等学校は東京都あきる野市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車とバスで1時間ほどかかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できます。

昭和第一学園高等学校

昭和第一学園高等学校は東京都立川市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は東中神駅から電車とバスで15分程度のため併願先におすすめです。

明星高等学校

明星高等学校は東京都府中市にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は北府中駅から徒歩で15分程度のため併願先におすすめです。

東大和南高校の合格体験談

実際に自身の点数と志望校の合格ラインを見て、「内申点が足りない...」「自分では難しいかもしれない...」と不安になっている方もいるのではないでしょうか？
しっかり学力検査の対策を行えば、少し内申点が足りなかったとしても、東大和南高校に合格することができます。
実際にコノ塾の卒業生の中に、東大和南高校に合格した複数の生徒さんがいるので、ぜひ体験談を参考にしてみてください。
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