2つの塾とピアノ〜忙しい毎日
ーー本日はよろしくお願いいたします!簡単に自己紹介をお願いします。
Fさん(仮名):Fです!漫画と本を読むのが好きです。最近はスティーブン・キングという作家にハマっています。また、英語に興味があって、中学の時は英語部に入っていました。
ーーありがとうございます!まずは、コノ塾に通い始めた時期を教えてください。
Fさん:中学2年生の3学期から本格的に通い始めました。最初は11月くらいにちょっと体験で行ってみて、12月に冬期講習だけ受けて、1月に正式に入塾したという流れです。
ーーそれまでは、別の塾に通っていたんですよね?
Fさん:はい、近くの別の個別指導塾に通っていました。結局受験が終わるまで並行して通っていて、別の塾にも週に2回くらい行ってました。2つの塾の他にもピアノを中3の最後まで習っていて、中2まではプログラミング教室にも通っていたので、けっこう忙しかったです。
お母様:ピアノは今も続けています。小さい頃から色んなことに好奇心を持って、なんでも楽しんでやるタイプでしたね。
ーー別の塾に通いながらも、コノ塾に通い始めたきっかけはなんでしたか?
Fさん:別の塾では数学と国語だけを受講していました。ただ、成績がその2教科だけ上がっていくのみで、他の科目もちゃんと対策したいなと思ったんです。でも、教科を増やすと金額も増えるし、それなら全部見てもらえる塾に別で通う方がいいなと。ちょうどそのとき、コノ塾のチラシを学校の近くで配っているのを見かけたんです。
お母様:私はWebで調べて見つけました。個別指導だけど、集団の良さも取り入れているというスタイルに惹かれました。普通の集団塾だと、既にできあがったクラスに途中から入っていくことが多いですが、うちの子にはそれが合わないと思っていました。でも、完全な個別指導だと振替がきかなかったり、どうしても割高になってしまうという難点がある。そんな中で、コノ塾は『集団と個別のいいとこ取り』というスタイルで、個々に合わせたカリキュラムがありながら、ある程度のクラス感もあって、学習のモチベーションも保ちやすいと感じました。
それに、説明をしてくれた教室の先生がすごく丁寧で親身だったのも決め手の一つです。本人も体験授業を受けて「わかりやすかった」と言っていました。ちょうど仲の良い友達が通っていたこともあり、それが背中を押してくれましたね。
ーー初めて授業を受けたときの印象はどうでしたか?
Fさん:映像授業だったんですけど、すごく分かりやすかったです。自分のペースで巻き戻したりもできるし、苦手なところは見返すこともできるから、すごくよかったですね。特に数学の問題が面白くて、やってて楽しいと思いました。
コノ塾で上がっていく成績
ーーコノ塾に入ってから、成績はどう変わっていきましたか?
Fさん:最初の頃はそんなに変わらなかったんですけど、中3の2学期の期末でグッと上がったんです。社会と数学が特に上がって、80点以上取れた時は嬉しかったですね。理科もじわじわ上がってきて、自分でもびっくりしました。
お母様:最初は「まあ、成績が上がるに越したことはないけど…」くらいで、あまり期待しすぎずにいました。でも2学期の成績を見て、「あれ、これはすごいことになってるぞ」と驚きました。
ーー成績が上がった要因はなんだと思いますか?
Fさん:やっぱりコノ塾の教材の質が高かったことだと思います。特に数学は「これ簡単すぎるんじゃない?」と思うくらいスラスラ解けたんですけど、実際はすごく本質的な内容が詰まっていて、繰り返し取り組むことで力がついていくのを感じました。それに、一番高いレベルの問題になると一気に難易度が上がって、「これはやりごたえある!」って思える問題も多かったです。自然とモチベーションが上がって、「もっとやってみたい」って気持ちになれました。
お母様:問題の面白さをよく口にしてましたね。「今日はこの問題が楽しかった!」って。あと、定期テスト対策も本当に手厚くて、テキストの内容が「まさにテストに出る」っていう感じの内容ばかりだったんです。それが成績アップに直結したと思います。
ーー勉強の習慣も変わりましたか?
Fさん:はい、毎日勉強するようになりました。それまではテスト前にまとめてやるタイプだったんですけど、コノ塾に入ってからは、こまめにコツコツやるようになりました。宿題も無理ない量で、継続しやすかったです。
お母様:以前は勉強というより、学校の宿題を出されたからやる、というスタンスでした。でもコノ塾に入ってからは、自分からリビングでちょこちょこ勉強するようになったんですよね。スマホを触ってるかと思えば「いま英語やってる」とか即答してくれて。スマホでも勉強している光景を見て、「本当にやってるんだな」って思いました。
ーー受験に向けてモチベーションが上がったきっかけはありましたか?
Fさん:やっぱり成績が上がると、「また次も頑張ろう」って思えるようになりました。あと、数検に受かったのも大きかったですね。英検は2回落ちたんですけど、数検で結果が出たことで「やれば結果がついてくるんだ」って実感できて、自信につながりました。
ーーコノ塾の先生はどういった印象ですか?
Fさん:とにかく、明るくて前向きな先生方でした。特に教室長の先生は、いつも「大丈夫大丈夫、絶対できるよ!」ってポジティブな言葉をかけてくれて、励まされました。面談のときも、ただのアドバイスだけじゃなくて、高校の情報やおすすめポイントを一緒に調べてくれたり、資料もたくさん出してくれて、すごく心強かったです。
お母様:生徒一人ひとりに対する向き合い方が、ほんとうに丁寧だと感じました。うちの子はわりとマイペースで、自分のことをうまく言語化できないタイプだったんですが、先生がじっくり話を聞いてくれて、本人の考えを引き出してくれるような関わり方をしてくれていました。「コノ塾にしてよかったな」と何度も感じました。
「本当に行けるのかな…?」不安の中での志望校の決定
ーー志望校を井草高校に決めたのはいつ頃ですか?
Fさん:本格的に「行きたい」と思うようになったのは中学3年生の5月くらいです。でも実はその少し前から、井草高校の名前はずっと気になっていました。というのも、小学生の頃に読んでいた漫画の筆者が井草高校の卒業生で、おそらくその漫画のシーンも井草高校をモデルにしていたんです。「こんな自由な高校があるんだ!」って印象に残っていました。高校なのに私服で通えて、校則もゆるくて、ちょっと憧れがありました。
お母様:最初は「漫画の舞台だから」くらいのノリかと思っていましたけど、3年生になってから本人が井草高校のことをしっかり調べるようになって、「自由な校風が自分に合ってる」と言うようになったんです。塾の先生からも「ここなら向いてると思うよ」と後押しがあって、本気で目指すようになりましたね。
Fさん:井草高校って、校則が本当に少なくて、髪を染めるのもピアスもOKらしいんです。そういうところに魅力を感じました。あと、オープンスクールに行ってみたら、思ってたよりも真面目な雰囲気で、「自由だけどちゃんとしてるんだな」って分かって、より行きたくなりました。
ーー実際にオープンスクールに行って、どんな印象を持ちましたか?
Fさん:思ってたより普通でした。自由って聞いてたけど、そんなに派手な子がいるわけでもなくて、中学校とあまり変わらない感じでした。でも逆にそれが安心できて、「やっぱりここがいいな」と思いました。
ーー志望校を決めた際、不安はありませんでしたか?
Fさん:もちろん不安はありました。正直、模試の判定でもCとかDが続いていた時期があって、「本当に行けるのかな…?」って思ったこともありました。ただ、合格できなかったら併願校に行けばいいし、その先でまた自分のやりたいことを見つければいい、ってポジティブな思考を持ってました。
お母様:内申の点数がやや足りなかったので、正直「大丈夫かな…」という気持ちはありました。でも、コノ塾の先生が「Fくんなら絶対大丈夫」と何度も背中を押してくれて。本人も一度「ここに行きたい」と決めたら、最後までブレることがなかったので、「もしダメでも後悔のない選択をしよう」と家族で話して決めました。
「先生のポジティブさに救われた」〜直前までの不安
ーー模試の成績はどのように推移していきましたか?
Fさん:最初はDとかC判定が多くて、正直「厳しいかな…」って思う時期もありました。でも、コノ塾で繰り返し演習を重ねていくうちに、少しずつ自信がついてきて、10月以降の模試ではC判定の中でも上位に入るようになってきました。1月の模試では、ほぼB判定に届くくらいまで上がって、「これは本当に行けるかもしれない」って思えました。
お母様:最初のうちは、模試の結果が返ってくるたびに一喜一憂してました。でも、本人の中で「前回よりここができるようになってた」っていう手応えが出てきた頃から、点数や偏差値よりも、取り組み自体に自信を持ち始めたのが印象的でしたね。
ーー過去問演習の成績はどのように推移していきましたか?
Fさん:最初にやった時は「これ無理かも…」って思うくらい解けなかったです。でも、コノ塾で扱う教材で似たような問題をたくさん解いたことで、形式や出題傾向に慣れてきて、だんだん点数が伸びていきました。特に英語がすごく簡単に感じられるようになって、「これは絶対いける!」って自信を持てたのが大きかったです。
お母様:最後の数回では、安定して合格圏内の点数を取れていたので、私たちも安心して見守ることができました。本人も「これは大丈夫かもしれない」っていう気持ちが表情にも出てきて、本番前はむしろ落ち着いていたと思います。
ーー受験勉強を進めていく中で、不安はありましたか?
Fさん:やっぱり不安はありました。特に、内申点がちょっと足りない分、「当日の一般入試でしっかり点を取らないといけない」というプレッシャーがありました。でも、だからこそ「ここで諦めたら後悔する」と思って、むしろ前向きに頑張ろうと思えました。あと、コノ塾の先生が「絶対いける」「Fくんなら大丈夫」ってずっと言い続けてくれたのも大きかったです。
ーー具体的に先生とはどのような話をされましたか?
Fさん:面談のとき、先生に「内申は少し足りないけど、当日点でちゃんとカバーできれば全然大丈夫だよ」って言ってもらったんです。根拠もなく励ますんじゃなくて、「これだけ取れれば合格圏だから、今の勉強を継続すれば届くよ」とか、ちゃんと数字と照らし合わせて説明してくれたので、すごく納得できましたし、安心できました。
お母様:本当に、あのポジティブさに何度も助けられました。「うちの子、行けるんでしょうか…」って相談したときも、「大丈夫です、僕の目に狂いはありません!」って明るく言い切ってくださって。私が「そんなこと言っても、うちの子そんなにすごいかな…?」と不安になっても、「いやいや、お母さん、ポテンシャルありますから!」って。そうやって、子どもだけじゃなくて、親の心も支えてくれる先生でした。
「めちゃくちゃ緊張」した入試当日
ーー受験の前日はどんな気持ちでしたか?
Fさん:めちゃくちゃ緊張してました。前日は「詰め込みすぎても逆によくないかな」と思って、あえて軽く確認するくらいにして早めに寝ました。でも、寒暖差アレルギーが出ちゃって鼻水がひどくて、体調が少し不安でしたね。
ーー受験当日はいかがでしたか?
Fさん:当日もずっと緊張してました。会場に着いてからも全然落ち着かなくて、国語と数学のテストが終わるまでは手が震えるくらいでした。特に数学は最初の大きな山場だったので、そこが終わるまでが本当にしんどかったです。
ーー手応えはいかがでしたか?
Fさん:終わった直後は「やりきった!」って感じでした。英語と国語、数学はかなり手応えがあって、「これはいけたかも」と思えました。特に英語は簡単だった分、気持ちがすごく楽になったし、国語と数学も集中して取り組めたと思います。社会はちょっと難しくて、「うわ、やばいかも…」って一瞬思ったんですけど、周りも「難しかった」って声が多くて。全体的に、自分の得意なところはちゃんと取れてるという実感があったので、不安よりも「いけたんじゃないか」という期待の方が強かったです。
合格発表の瞬間〜「手応えはあったけど嬉しかった」
ーー合格発表当日のことは覚えていますか?
Fさん:とにかく緊張してました。自分のスマホで見ようとしたんですけど、まったく繋がらなくて。タブレットでも見られなくて、「え、もしかしてこのまま見られないんじゃ…」って内心すごく焦ってました。
お母様:家族3人でリビングに集まって、スマホを片手にずっとソワソワしてましたね。最終的にはお父さんがWi-Fiを切ってアクセスしたら、一瞬で表示されて「合格」の文字が出たんです。本人も「うそ、マジで?」って感じで、数秒固まってました。びっくりしたけど、嬉しかったですね。3人で「やったー!」って喜びました。
ーーその時、Fさんはどう感じましたか?
Fさん:驚いたと同時に、「やっぱりな」とも思いました。手応えがあったからこそ、自信もあったんです。ちゃんと自分の感覚が合ってたんだなと思えて、すごく嬉しかったですね。
ーーコノ塾にはいつご報告されましたか?
Fさん:合格発表があったその日の夜に、ちょうど面談があって教室に行ったんです。だから、直接報告することができました。先生もめちゃくちゃ喜んでくれて。「やっぱり俺の目は間違ってなかったな!」って。その姿を見て、僕も嬉しかったです。
コノ塾での受験勉強を通じた成長〜「自主性がついた」
ーー受験を通じて、自分の中で変わったことはありますか?
Fさん:やっぱり、合格できたという経験がすごく自信になりました。高校受験って、たった一度きりの一発勝負じゃないですか。内申もギリギリで、本番で点を取らないと合格できないって状況だったけど、「やり切れば結果はついてくる」ってことを実感できました。この考え方は、きっと大学受験でも生きてくると思います。
ーー高校生活で楽しみにしていることはなんですか?
Fさん:やっぱり、好きなことに時間を使えるところです。僕、絵を描くのが好きなので、高校では漫画を描いたり、新人賞に応募したりしてみたいなと思ってます。目標は「新人賞を取ること」。取れたら一気に道が開けると思うので、高校生活のうちに本気でチャレンジしてみたいです。
ーーコノ塾での経験で、勉強以外に成長できたと思うところはありますか?
Fさん:自主性がついたと思います。ちゃんと決められた時間に通って、自分で進めていく力が自然と身につきました。
お母様:勉強以外にも家のことをちょっと手伝うようになったりして。お風呂掃除とか、前はやってなかったのに、受験期は「自分が一番最後に入るからやるよ」って、自分から言い出すようになってました。
ーー最後に、先生へのメッセージをお願いします。
Fさん:先生は、ほんとに僕にとって「困ったらこの人に聞けばいい」って思える存在でした。10点満点で言えば、100点です!ずっとポジティブで、どんな時も「大丈夫」って背中を押してくれて、本当に心強かったです。ありがとうございました。
お母様:本当にお世話になりました。最初から最後まで、安心して任せられる先生でした。何より、Fの可能性をずっと信じ続けてくれたことが、親としてすごく嬉しかったです。
「やってみたい」に素直に、“自分の道”を選んだ受験
成績が急に伸びた中3の秋、数検への挑戦、新しい夢に向けての意欲。どれもが「やってみたい」という気持ちから始まり、自分で動き、自分で考えて選びとった経験でした。
「高校生活でも、新人賞を取って、漫画家としてデビューしたいです」と話すその姿からは、努力の楽しさを知った人だけが持つ強さがにじみ出ていました。
コノ塾での受験勉強は、点数を上げるだけの時間ではなかったのかもしれません。
不安なときに「大丈夫」と言ってくれる先生がいて、モチベーションが保てる教材と環境があって、「自分で考えて動く」ことが当たり前になった毎日。
それは、まさに勉強を通じて自分で人生を切り開く力を育ててくれる時間だったのだと思います。
これからも、Fさんが自分らしく、夢に向かって進んでいけますように。
コノ塾も、ずっと応援しています。