日野高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、日野高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて日野高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

日野高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

日野高校は1966年に創立された東京都日野市にある公立の高等学校です。2023年8月に新校舎が完成予定で、デジタル教科書等を活用した個別最適な学びと協働的な学びについて実践的研究を行っているのが特徴です。主な進学実績としては「東京都立大学」「日本大学」「専修大学」などが挙げられます。
以下は日野高校が掲げるスクールミッションです。
多様な選択科目や一人一人の進路希望に則した丁寧な指導を通じて、自ら進んで学び、体力の向上を図ることのできる生徒、学校行事を含めた日々の生活の中で、自主性や協調性の精神を養うとともに、他者の気持ちに寄り添うことのできる豊かな心をもった生徒を育成します。
日野高校のホームページ

日野高校への行き方と最寄り駅

日野高校は多摩都市モノレールの万願寺駅が最寄り駅で、駅から徒歩10分の場所にあります。

日野高校の進学実績

下の表は2021年度から2023年度入試までの日野高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京都立大学、私立大学では日本大学や専修大学、東洋大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

日野高校の偏差値と、学力が近い都立高校

日野高校の偏差値と日野高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

日野高校の偏差値

2022年9月に発表された進学研究会のデータによると、日野高校の普通科の偏差値は男女共に46です。偏差値46は上位65%相当で、松が谷高等学校や小川高等学校、富士森高等学校などが学力が近い高校になります。

日野高校と学力が近い都立高校

日野高校の応募倍率推移

日野高校の一般入試の応募倍率は例年1.2〜1.4倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

男子倍率(第一次募集)

女子倍率（第一次募集）

日野高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査(700点)＋調査書(300点)＋スピーキングテストの結果(20点)＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価(=内申点と呼ばれるもの)が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝(国・数・英・社・理)×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = (志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値)÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

日野高校の合格点と内申点の目安

日野高校の合格点は男子590点、女子600点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2022年9月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

オール4（換算内申52点）

オール3（換算内申39点）

日野高校と合格ラインの近い高校はどこ？

日野高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

松が谷高等学校

小川高等学校

富士森高等学校

日野高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい？

ここでは、日野高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、万願寺駅からの距離・進学率・内申点の観点で選定しています。

八王子学園八王子高等学校

八王子学園八王子高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

帝京八王子高等学校

帝京八王子高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車とバスで1時間30分ほどかかりますが、スクールバス発着駅が5つあり、利用交通機関に合わせた選択が可能です。

昭和第一学園高等学校

昭和第一学園高等学校は東京都立川市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車とバスで20分程度のため併願先におすすめです。

東海大学菅生高等学校

東海大学菅生高等学校は東京都あきる野市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車とバスで1時間ほどかかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できます。

八王子実践高等学校

八王子実践高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、国公立大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車で40分ほどかかりますが、所定の条件を満たしていれば併願優遇チャレンジ受験を利用できます。

大成高等学校

大成高等学校は東京都三鷹市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は万願寺駅から電車で40分ほどかかりますが、充実した施設環境が整っています。

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