南平高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、南平高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて南平高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

南平高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

南平高校は1984年に創立された東京都日野市にある公立の高等学校です。月曜日から金曜日は30時間の教科の学習を行い、習熟度別授業を実施しています。学習記録表を通して教員が生徒の状況を把握し、個別指導を行うなど、きめ細やかな指導をしています。主な進学実績としては「東京都立大学」「早稲田大学」「中央大学」などが挙げられます。
以下は南平高校が掲げるスクールミッションです。
「これからの社会を担う人間」を目指すべき生徒の将来像とし、自立した個人として自主自律の精神を実践する人、有意な社会人として奉仕と連帯の精神を実践する人、平和的な国際人として正義を愛し人権を重んじ自他を深く愛する人を育成します。
南平高校のホームページ

南平高校への行き方と最寄り駅

南平高校は京王線の南平駅が最寄り駅で、駅から徒歩約10分の場所にあります。

南平高校の進学実績

下の表は2021年度から2023年度入試までの南平高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京都立大学、私立大学では早稲田大学や中央大学、法政大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

南平高校の偏差値と、学力が近い都立高校

南平高校の偏差値と南平高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

南平高校の偏差値

2022年9月に発表された進学研究会のデータによると、南平高校の普通科の偏差値は男子56、女子55です。偏差値56は上位27%、偏差値55は上位31%相当で、日野台高等学校や町田高等学校、成瀬高等学校、狛江高等学校などが学力が近い高校になります。

南平高校と学力が近い都立高校

南平高校の応募倍率推移

南平高校の一般入試の応募倍率は例年1.5〜1.6倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

南平高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査(700点)＋調査書(300点)＋スピーキングテストの結果(20点)＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価(=内申点と呼ばれるもの)が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝(国・数・英・社・理)×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = (志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値)÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

南平高校の合格点と内申点の目安

南平高校の合格点は男子730点、女子740点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2022年9月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

オール4（換算内申52点）

オール3（換算内申39点）

南平高校と合格ラインの近い高校はどこ？

南平高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

日野台高等学校

町田高等学校

成瀬高等学校

狛江高等学校

南平高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい？

ここでは、南平高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、南平駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

八王子学園八王子高等学校

八王子学園八王子高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車で40分ほどかかりますが、入試相談基準・入試コースが複数パターン用意されています。

八王子実践高等学校

八王子実践高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、国公立大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

昭和第一学園高等学校

昭和第一学園高等学校は東京都立川市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車とバスで1時間ほどかかりますが、大学進学目標に合わせて普通科3コースあり、キャリア教育も充実しています。

工学院大学附属高等学校

工学院大学附属高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車とバスで40分程度かかりますが、内申点が5科目20以下でもコースによっては併願優遇制度を利用できます。

拓殖大学第一高等学校

拓殖大学第一高等学校は東京都武蔵村山市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車で40分程度かかりますが、オリジナルの先進的な英語プログラムを実施しており、表現力・発信力・視点を養う制度が充実しています。

日本大学第三高等学校

日本大学第三高等学校は東京都町田市にある高等学校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車とバスで1時間ほどかかりますが、15万m2の広大な校地には広大なグランドなど各施設が充実しています。

大成高等学校

大成高等学校は東京都三鷹市にある高等学校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車で1時間ほどかかりますが、充実した施設環境が整っています。

共立女子第二高等学校

共立女子第二高等学校は東京都八王子市にある高等学校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は南平駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

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