2021年度(令和3年度)の都立高校入試(前期)が2/21(日)に迫ってきました。
過去問に取り組んでいるよ! という方も多いのではないでしょうか。
過去問に取り組むときに、今年については注意すべきことがあります。
2021年度入試には出ない範囲の問題が、過去問には入っている
例年と異なり、2021年度の都立高校入試は範囲が狭くなっております。
これは新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、学校の休校期間があったことふまえての措置です。
(範囲の確認はコチラ→令和3年度都立高校入試における出題範囲等について)
入試直前で時間との勝負!という時期に、
入試範囲外のことに時間を割くことはなるべく避けたい。。。
そこで、本記事では
過去6年分の都立(前期)の問題のうち、2021年度の都立高校入試において範囲外の問題はどれか
をまとめて表にしました。
「正答率表」というものをつくりました
2020年度〜2015年度まで、6ヵ年分あります。
(各年度をクリックすると表示されますので、ダウンロードしてご利用ください。)
範囲外だけでなく、正答率・難易度・平均点も記載してます
この正答率表ですが、より効果的に活用できるように、いくつか工夫があります。
- 2021年度入試で範囲外である分野の問題に「範囲外」と記載。
→ 出ない可能性の高い問題なので後回しでOK!
- 入試における「正答率」を問題ごとに記載。
→ どの程度の人が解けている問題なのかがわかる!
- 目標点に応じた「難易度(Lv)」を問題ごとに記載。
→ 自分がどの問題を優先して得点すべきか、解き直すべきかがわかる!
- その年の「平均点」を記載。
→ 自分の得点の変化だけでなく、「平均点との差」を成長として確認できる!
※英語は長文読解という性質上、範囲外であるものを記載していません。
(詳細な除外をしてしまうと問題が成立しなくなってしまうことがあります。)
※国語の漢字は教科書ごとに習う学年が異なるため範囲外であるものを記載していません。
(ただし、大問2の「書き」については小学校で習うものばかりなので、すべての漢字が2021年度も範囲内と思っていいでしょう。)
正答率表の使い方
まず、タイマーを用いて制限時間を設定し問題に取り組みます。(本番のつもりで!)
このときは、時間配分を本番に近づけるためにあえて範囲外の問題を除外せずに取り組みます。
回答が終わったら、正答率表を取り出します。
(A4サイズで印刷しておくと使いやすいです。)
① 解答を開いて答え合わせ。
- 正答率表の「○△×」に「○」「×」を、カンで答えて正解だったものは「△」をつける。(後で使います)
↓
② 右にある「目標」と「得点」を書き込む。
- 「○」と「△」の「配点」から得点を計算する。
↓
③ カンで答えた「△」とまちがえた「×」の問題について、解説の確認→解き直し、を行う。
- 目標点60点以内:Lv「なし」だけ取り組む。
- 目標点60点〜79点:Lv「なし」とLv「!」を取り組む。
- 目標点80点〜90点:Lv「なし」とLv「!」とLv「!!」を取り組む。
- 目標点100点:Lv「×」も含め、すべての問題に取り組む。Lv「なし」から優先的に。
過去問は使い方次第!正答率表を活用して効率的に!!
過去問への取り組みは、
- 実際の入試問題でどれぐらい得点できるのかの確認
- 入試の問題形式への慣れ
- 時間配分や取り組む順番の確認
- 弱点分野の特定と優先して対策すべきことの絞り込み
といったことが可能です。
そのため入試に向けて過去問には必ず取り組んでおきたいですね。
過去問に取り組む際に、本記事からダウンロードできる正答率表をご活用いただけたらと思います。