勉強をほとんどしてこなかった中学1・2年生の頃。
しかし、「このままじゃまずい」と気づき、一気にスイッチを入れて学習を始めました。
人が変わったように努力を続け、見事調布北高校に合格。その道のりを振り返ります。
――合格おめでとうございます!まずは自己紹介をお願いします。
ユウキさん(仮名):ありがとうございます!ユウキです。趣味はサッカーで、やるのも見るのもめっちゃ好きです!勉強は嫌いではなくて、できるようになると楽しいと感じます。性格的には負けず嫌いなところがあって、一緒に頑張る仲間がいると自分も成長できると感じています。
お母様:子どもは3人いて、ユウキが真ん中です。上の兄はすごくしっかりしてて、勉強が好きですね。下の妹は気配りがすごいできて、お手伝いを積極的にしてくれる子です。
――サッカーではどのポジションをやっていましたか?
ユウキさん:フォワードです。フォワードっぽい性格だとよく言われますね。ディフェンスは嫌いです!
コノ塾への入塾〜明るくなったワンランク上の志望校への道筋
――ありがとうございます。塾に入るきっかけについて教えてください。
ユウキさん:中学3年生の7月に、滑り込みで入塾しました。
もともと中学1・2年生の頃は学校の課題をこなす程度で、ほとんど勉強してなかったんですが、中学2年の学年末あたりから「そろそろ始めないと」と思い、勉強を始めました。ただ、自分ひとりで続けられるかどうか不安もありました。
塾に入ることで、受験を経験した先輩たちの話を聞けるのは良い環境だと感じていたのですが、「自分でやるか・塾に通うか」で悩んでいました。そんな時、家の近くにコノ塾ができました。遠い塾だと通うのに時間がかかり、途中でサボってしまうかもしれないと思いましたが、ここなら距離的にも通いやすく、サボらず続けられると確信できたので、入塾を決めました。
――入塾前の成績はどのような状態でしたか?
ユウキさん:成績はオール3くらいで、特別良くも悪くもない状態でした。中学2年の学年末あたりに「そろそろ本格的に勉強しないと」と思い、社会を重点的に勉強したところ、90点を取ることができました。それが大きな自信につながり、「やればできるんだ」と実感しました。勉強は努力が結果に反映されやすいものだと気づいて、真剣に勉強に取り組むようになりましたね。ただ、勉強の仕方や基礎ができているのかの判断が自分一人だと難しくて、不安はありました。
――お母様から見て、入塾前のユウキくんはどんな様子でしたか?
お母様:本当に勉強している姿を見たことがなかったですね。サッカーやゲームばかりで、机に向かっている姿はほとんど見たことがありませんでした。勉強が好きなイメージもなかったので、「塾に行きたい」と言いだした時は最初は冗談かなと思って、無料体験の申し込みをしなかったんです。本当に通うつもりとは思っていなかったのでスルーしてしまったのですが、ユウキに「なんで申し込んでないの?」と言われて、そこで初めて本気なんだと気づきました。それからすぐにコノ塾の体験授業に申し込みましたね。
――塾の体験授業を受けた時、決め手になったことはありましたか?
ユウキさん:やっぱり個別で動画授業があるのが良かったですね。集団授業だと、周りに気を遣ったり、一度聞いたことをもう一度聞き直すのが難しいことがあるのですが、動画授業なら、聞き逃した部分を巻き戻して確認できるので助かりました。
あとは、教室長の方が優しさと厳しさのバランスを持っている方で、教えてくれるときはしっかり優しく丁寧に教えてくれ、勉強のプランを決める時は「決めたからにはしっかりやるんだよ」といった言葉がけがありました。「ここならしっかり勉強に集中できそうだな」と思い、入塾を決めました。
――お母様から見て、コノ塾の第一印象はいかがでしたか?
お母様:雰囲気はとても信頼できるもので、「ここなら安心して任せられるな」と直感的に感じましたね。
教室長の説明の仕方も分かりやすかったです。正直なところ、最初に子どもが志望校として挙げた学校は「少し難しいのでは」と思っていました。しかし、最初に現在の成績をお伝えし、目指すべき目標について具体的に話をした際に、第三者の立場である先生から「現状では厳しいけれど、これだけ頑張れば可能性がある」と具体的に伝えていただいたことで、本人も現実的に受け止めることができたと思います。
成績のデータをもとに「今の学力ではこのレベル」「ここに到達するためにはどれだけ努力が必要か」を明確に示してくれたため、目標への道筋がはっきりと分かったことがとても印象的でした。
コノ塾での取り組み〜基礎からの徹底的な積み上げ
――塾に入ってから、どんな勉強をされましたか?
ユウキさん:夏期講習では、徹底的に前の学年の内容を含めた復習を行いました。それは中学1・2年生の頃にあまり勉強してこなかった自分にとって、基礎をしっかり固めることができる内容で、非常に有意義でしたね。映像授業を通じて基礎から学び、ポイントを押さえながら段階的に進めることができたため、学力の土台がない自分でも取り組みやすかったです。また、何度も繰り返し復習することで基礎が定着し、秋以降の応用問題にもスムーズに対応できるようになったと感じました。
――テストの結果はどのように変化しましたか。
ユウキさん:テストの結果は全体的に良くなりました。、特に数学の成績が大きく伸びました。具体的な点数はすべて覚えているわけではないですが、社会は9割程度を維持できて、数学は70点台から80点以上を超えられるようになりました。これまでは数学はずっと内申点が3だったんですけど、2学期では4に上げることができました。継続して学習することで確実に成果につながったと実感しています。
――なぜ成績が上がったと思いますか。
ユウキさん:自分一人だとどうしても怠けてしまうことがあったのですが、塾に入って先生が「ここはしっかりやるんだよ」と声をかけてくれたおかげで最後までしっかりやりきることができたことが大きいと思います。難しい問題の解説を見ても理解できないことがありましたが、コノ塾では先生が丁寧に言語化して教えてくれたので、理解が深まりました。また、間違えた問題をそのままにせず、できるようになるまで繰り返し復習する習慣がついたのも良かったです。
――お母様から見て、コノ塾に入ってから勉強への向き合い方に変化はありましたか?
お母様:本当に全力で取り組んでいました。もともとサッカーが好きだったのですが、ボールを蹴ることすらせず、大好きなことをすべて封印して受験勉強に励んでいたので、私はただ見守り、応援するだけでした。
勉強量は本当にすごかったです。あまりに長時間机に向かいすぎて、首を痛めてしまうほどでした(笑)今まで長時間同じ姿勢で勉強することがなかったので、それ自体が初めての経験だったのだと思います。あまりにも頑張りすぎて、「少し休んだら?」と声をかけることもありました。
ただ、「ここまで努力すれば、きっと報われるはずだ」と近くで見てて思いましたね。
志望校選びの決め手〜「現実的じゃない」成績からの挑戦
――志望校はどのように決めましたか?
ユウキさん:最初はそれほど深く考えていなかったのですが、パンフレットを見ているうちに、調布北高校の進学実績に興味を持ちました。特に、GMARCHへの現役進学数が多いという点に惹かれました。自分自身の意思以上に、自分がいる環境が大きな影響を与えると思っていたので、良い環境を選ぶことが重要だと思いました。勉強に意欲的な仲間や、優れた先生方がいる場所で学びたいという気持ちが強かったです。
また、もともと教育学に興味があり、好きなYouTubeチャンネルの配信者が早稲田大学の教育学部出身だったことも影響しました。「自分もこういう大学に入れたらかっこいいな」と思うようになり、そういった大学を目指すためには、高校の勉強をしっかりやる必要があると認識しました。調布北高校からは早稲田大学にも多くの合格者が出ていることを知り、「ここで努力すれば、自分も早稲田に合格できるかもしれない」と思ったんです。――お母様は「調布北を目指す」と聞いた時、どう思われましたか?
お母様:最初聞いた時は現実的じゃないと思いましたね。
ユウキさん:模試も受けたことがなくて、内申もオール3レベルだったので、実際かなり離れてましたね。ただその差を理解して、「じゃあ受かってみようぜ!」って思っていました。距離があるのを受け止めるだけでは何も始まらないので、「そこからどうするか」っていうのを自分で考えました。まだ5、6ヶ月の期間があったので、努力のしようでどうにでもなると思ってました。
――模試の結果はどのように推移しましたか?
ユウキさん:最初はD判定でした。9月にD、10月にC、11月に B、12月にB、1月にA判定を取りました。特に英語の偏差値は最初39だったのが、最終的に63くらいまで上がりました。
――そこまで英語の偏差値が上がった理由はなんだと思いますか?
ユウキさん:どういう問題があるのかを知らずに勉強してたので、何をすればいいのかも具体的にわからない状態でした。コノ塾に入って、どんな問題が出るかをちゃんと理解してからは、単語を反復して覚えたり、短い文をちゃんと理解して文法を覚えたり、段階を踏んでしっかり勉強していくことができたのが大きかったです。
――実際にそれだけ成績が上がっていった中で、教室長とはどのように話していましたか?
ユウキさん:最初に判定が上がった時、一緒に喜んでくれました。でも、先生は「まだ模試だから、本番ではないし、ここから落ちる可能性もある」と現実的なことも伝えてくれました。そのうえで、「このまま続ければ、さらに上がる可能性もある」と励ましてくれたんです。その言葉があったからこそ、「次はもっと上げたい」と思えました。そこから、より一層勉強を続けるようになりました。
先生との面談では、成績が上がったことを振り返りながら、「次にどうやって伸ばすか」を一緒に考えていきました。自分の取り組みを褒めてもらえたことで、成績が上がること自体が楽しくなり、「次はどうやったらもっと伸ばせるか」と、より具体的に学習計画を立てるようになりました。
受験直前の葛藤〜「諦めたら絶対に後悔する」
――受験勉強の中で、うまくいかないことはありましたか?
ユウキさん:直前の過去問演習では、なかなか結果が出ず、「やっぱり厳しいのかな」と思うこともありました。
――「厳しい」とは、どのくらいの成績だったんですか?
ユウキさん:最初は合格点から50点くらい離れてて、最終的にも、20点くらい離れていました。
でもそんな時、コノ塾の先生が「1ヶ月後にこの点数を取れるようになればいいんだよ」と励ましてくれました。「過去問を解いた時点の点数は、1ヶ月後の自分が取るべき点数であって、今はそのための復習期間。」と次につながる言葉をかけてくれて、それが自分の励みになりました。過去問の結果だけを見て「この年だったら受からなかったかも」と不安になることもありましたが、その言葉を聞いて「1ヶ月後に取れればいいんだ」という気持ちになり、残りの期間で何をすべきかを考えられるようになりました。
――成績が伸び切らない中で、出願の時は、悩まなかったですか?
ユウキさん:これまで積み重ねてきた努力を無駄にしたくなかったし、他の学校についても十分に考えられていませんでした。だからこそ、絶対に第一志望に行きたいという気持ちが強くなりました。この夏から何ヶ月もかけてその学校を目指して勉強してきたので、諦めることは次にも繋がらないと感じていましたね。高校受験は、その先の大学受験や社会人としての生き方にも影響する大事な決断だと思っていたので、ここで志望校を諦めたら、大学受験でも同じように最後に諦めてしまうのではないかと思い、最後まで自分の決めた志望校に出願することを決意しました。
――お母さまはどのように感じられてましたか?
お母様:Vもぎの結果を見て、少しずつ右肩上がりに成績が向上しているのを実感していたので、チャレンジしなかったら絶対に後悔すると思いました。もし挑戦せずに諦めてしまい、「やっていたら受かっていたのでは?」と思い続けるのは嫌だなと思っていたんです。
最終的には、出願期間の初日に願書を提出しました。迷うよりも、ここまで努力してきたのだから、「ここしかない」と確信していました。ギリギリまで悩むよりも、決断して前を向くことが大事だと思って、出願を決めました。
――受験直前期の取り組みはどのように進めていましたか?
ユウキさん:直前期は、新しい問題に手を出さず、それまでやってきたことを繰り返し復習することを意識しました。特に、過去の模試やコノ塾の問題演習で間違えたところを重点的にやり直しましたね。
――受験前日、教室長とはどのような話をしましたか?
ユウキさん:「今まで頑張ってきたから、絶対大丈夫だよ」って声をかけてくれて、「大丈夫なんだな」っていう自信につながりました。やっぱりちょっと緊張してたんですけど「ちゃんと朝起きれるようにね」みたいな話もして、少し緊張はほぐれましたね。
受験当日。緊張と共に得た手応え
――受験当日の朝の様子はどうでしたか?
ユウキさん:朝は少し緊張しましたが、会場に入ってからは普段通りの行動を心がけたので、それほど緊張することはありませんでした。友達も近くにいて、リラックスした雰囲気の中で試験に臨むことができました。
お母様:すごい緊張してましたね。でも、周りに友達がいたみたいなので、学校みたいな感じで望めたと思います。
――試験が終わった直後の手応えはどうでしたか?
ユウキさん:各教科の試験が終わるたびに「大丈夫だな」と思いながら進めていました。試験後、塾に行って先生と自己採点をしました。採点しながら、「ちゃんとやってきたから、結果に繋がったんだね」と話してくれました。また「高校でもこうするといいんだよ」と、次につながる会話も先生とできました。最終的に、しっかり努力が結果につながった感覚はありましたね。
お母様:本人はやりきった感がすごくあって、結果は分からないけれど後悔のない表情をしていました。ただ、倍率も高かったので、発表までの間は親としてはドキドキしましたね。でも、息子の努力を見てきたので、信じるしかないと思っていました。
【運命の合格発表】サイトがつながらない…そして見えた「合格」の文字!
――合格発表の日のことを教えてください。
ユウキさん:合格発表は朝8時半でしたが、朝7時頃から緊張していました。「もし落ちていたらどうしよう」と不安もありましたが、「もうやることはやり切ったから、信じるしかない」と思って、できるだけ普段通りに過ごそうとしました。
発表の時間になると、多くの人がアクセスしていたため、なかなかサイトに繋がらず、さらにドキドキしました。「合格」の文字が出てきた瞬間、「やりきった!」という気持ちが湧き上がりました。
お母様:発表の瞬間は、本当に感動しました。彼の努力を見てきたので、「有言実行だな」と誇らしく思いました。やればできるということを、自分自身だけでなく、兄弟や周りのみんなにも証明してくれたと感じました。
その瞬間、思わず「ハグさせて!」と言って、ギュッと抱きしめました(笑)
――合格したことをコノ塾に伝えた時の様子は?
ユウキさん:コノ塾に着いて「合格しました!」と報告すると、先生たちがすごく喜んでくれました。「入塾してから、今までこういうことを頑張ってきたよね」と振り返りながら、「よく頑張ったね!」ってたくさん褒めてもらえました。
そして、そのまま高校の勉強を始めました。
――合格発表の日に勉強を始めたんですか!?
ユウキさん:合格した後、最下位の成績でいるのは嫌だったので、すぐに勉強を始めようと思いました。入学後もしっかり学び続けるために、早めに学習したいと思いました。
受験を通じての変化〜コノ塾で得た人間的な成長
――コノ塾での受験勉強を通じて、変わったことはありましたか?
ユウキさん:自分の意識が大きく変わったと感じています。以前はスマホを見たりしてしまっていて、机に向かうまでが大変で、勉強を始めるまでに時間がかかっていました。でも、コノ塾に通い、先生と話す中で、少しずつ勉強への意識が変わりましたね。
そして勉強を続けるうちに、「努力すれば必ず結果につながる」ということを実感しました。その実感があったからこそ、勉強に前向きに取り組むようになり、どうすればもっと効率よく学べるかを考える習慣もつきました。
――お母様から見て、コノ塾での受験勉強を通じて、成長したことはありますか?
お母様:以前は朝なかなか起きられなかったのですが、受験期には朝起きてすぐに勉強するようになりました。学校へ行く前に勉強し、帰宅後も寝る直前まで学習する姿を見て、本当に生活が変わったと感じました。机に向かうことすらなかった子が、自ら計画を立てて実行するようになり、部屋にはたくさんのメモや貼り紙が増えました。その姿はまるで別人のようで、息子の成長を実感しました。
あとは、妹にも勉強を教えてくれたりとか、気持ちに余裕ができたのかなって思います。すごく人として成長しました。やっぱりコノ塾でいろんな人と出会って、いろんな人の考え方を学んで変わったなと思いますね。
継続したい学習習慣〜教育に関わる仕事を目指して
――高校生活ではどんなことを頑張りたいですか?
ユウキさん:高校受験を通じて身につけた勉強習慣を無駄にするのはもったいないと思います。だからこそ、これからも継続することが大切だと感じています。また、コノ塾では教室長をはじめ、さまざまな先生と出会い、多くの会話を交わしたことで、自分の考え方の幅が広がりました。これからの高校生活では、今まで以上に主体的に学び、考える力をさらに伸ばしていきたいです。
高校では、1年生のうちからしっかりと勉強に取り組みたいと考えています。将来的には、教育に関わる仕事に就きたいと思っているので、そのために必要な知識を高校生活でしっかりと身につけていきたいですね。
――少しお話しいただいた将来の目標について、詳しく教えてください。
ユウキさん:教育関係に行きたいなって思ってます。コノ塾の教室長もそうですが、1つの教科について教えるだけじゃなくて、人としてのあり方や人の心の持ちようを教えるのがすごくいい仕事だなと思ってて。
――コノ塾の教室長は、改めてどんな方でしたか?
ユウキさん:勉強だけでなく、人としての在り方についても考えさせられました。自分に合った勉強の仕方を見つけることや、さまざまなコミュニケーションを通じて学ぶことができたと思います。自分には夢があったので、それに向けて「こういう方法があるよね」といったアドバイスをもらえたことも大きかったです。単に答えを与えるのではなく、ヒントを通して自分で考え、導き出せるようにしてくれる存在でした。
お母様:素敵な連絡をたくさんくれましたね。「今すごく英語を頑張ってますよ」とか連絡してくれて、頑張ってるんだなっていうのを実感できたりとか、サポートしてあげなきゃなっていうのも思いました。ほんとに手厚く情報の共有をしていただいて、すごく良かったなと思ってますね。
――本日は貴重なお話をありがとうございました!