「英語はずっと苦手で、過去問をはじめて解いた時は23点でした。
でも、教室長の先生とコノ塾で繰り返した演習で、最後は50点台まで上がりました」
勉強が得意じゃなかった。家ではほとんどやらなかった。
しかし、コノ塾で静かに集中できる環境と、自分にフィットしたカリキュラムに出会い、アユムさんは見事阪南高校に合格しました。その道のりには、スイッチが入った瞬間と、それを見守る教室長の支えがありました。
アユムさんご自身に、受験勉強を振り返っていただきました。

── まずは自己紹介からお願いします!
アユムさん: アユムです。
友達とゲームすることが好きです。
好きなゲームは「フォートナイト」とか、あと「ガーティックフォン」っていう、お絵描き伝言ゲームみたいなものです。友達としゃべりながらやるのが面白くて。
── 部活は何をされていましたか?
アユムさん: 中2の冬までは陸上部、そのあとはサッカー部でした。
陸上では走り幅跳びと中距離をやっていました。
最初の顧問の先生がめっちゃ良かったんですけど、産休でいなくなってから一気に部活がつまらなくなってしまって。それでサッカー部に転部しました。
「集中できなかった」 転塾のきっかけは環境と実感

── コノ塾に来る前は、塾に通っていましたか?
アユムさん: はい、中2の夏から別の個別指導塾に通っていました。
はじめて通った塾だったんですけど、正直合わなかったですね。
── どのあたりが合わなかったのでしょうか?
アユムさん: まず、授業してる横で自習してる生徒がおり、先生や生徒がうるさくて集中できなかったです。
また、教材についても、少し解説の部分が読みにくかったりしていまいちピンとこなかったです。
あと、やってても「やらされてる感」が強くて……。
「問題やって、丸つけして、わからなかったら聞く」っていう形式なんですけど、あんまり身になってる感じがしなかったですね。
── 転塾を検討したのはどういうきっかけでしたか?
アユムさん: それで、親に「塾変えてみる?」って言われて、何校か見に行ったんです。
その中で、一番しっくりきたのがコノ塾でした。
「最初からコノ塾に来たかった」〜タブレットと静けさが「勝ちパターン」に〜

── コノ塾の第一印象はどうでしたか?
アユムさん: めっちゃ静かでした。
最初、「え、こんな静かなんや」ってちょっとびっくりしました。
タブレットで授業見ながらイヤホンつけるから、自分の世界に入り込める感じがして、集中力が全然違いました。
── 教材は分かりやすかったですか?
アユムさん: はい。音声で説明してくれるのが自分には合ってました。
読むより聞いた方が頭に入るタイプだったので。
前の塾のときは文章を読むのがしんどかったんですけど、コノ塾は目じゃなくて耳から入ってくるのが、自分に合っていて良かったです。
── 教室の雰囲気はどうでしたか?
アユムさん: 静かだけど、先生と話しやすくて。
ガチガチに厳しいってわけじゃなくて、気軽に質問できる雰囲気でした。
── コノ塾に転塾してから、学習習慣は変わりましたか?
アユムさん: 変わりましたね。
家では相変わらずそこまで勉強してなかったんですけど(笑)塾に行く頻度はめっちゃ増えました。
前の塾のときは、テスト前にちょっと行くくらいだったんですけど、コノ塾に来てからは、ほぼ毎日塾に行ってましたね。コノ塾の方が集中できたし、教材も自分に合ってたので、自然と勉強する時間は増えました。
自分の部屋だとやる気出なかったんですよ。
でも塾は静かで、タブレットで授業聞けるし、やらざるを得ない環境だったんで、それが逆によかったです。
「平均以下のグラフを見てスイッチが入った」 2学期の定期テストが転機に
── 勉強のスイッチが入ったきっかけは何でしたか?
アユムさん: 2学期最初のテストです。
教室に平均点と人数分布のグラフが貼ってあって、自分が一番下の層に入ってて……。「これはほんまにヤバいな」って思いました。
そこで「今のままじゃマズい」って思ったのが、きっかけだったと思います。
── そこからどんなふうに変わりましたか?
アユムさん: コノ塾に来る頻度を増やして、自習もちゃんとするようになりました。
家では相変わらず集中できないままだったのですが、コノ塾の環境なら集中できるので。
ずっと迷っていた志望校の決定

── 志望校を決めたのはいつ頃でしたか?
アユムさん: 本格的に決めたのは12月とか1月の頭くらいですね。
本当にギリギリでした。
それまでは自分の成績で行けそうなところをいくつか見てて、正直、ずっと迷ってました。
── 1番の決め手は何でしたか?
アユムさん: オープンスクールに行ったときに阪南高校の雰囲気が良くて、あと男子が入れるバドミントン部があったのも大きかったです。
バドミントン部に入りたかったんですが実は男子が入れるところって全然ないんですよ。バドミントンができる高校が阪南くらいだったんで、もうここしかないってなりました。
成績的にも先生から「行けるよ」と言われてたので、最終的には自信を持って志望校を決めました。
── レベル的に不安はありましたか?
アユムさん: はい、不安は結構ありました。
成績だけで見れば「行ける」って学校の先生にも言われてたんですけど、気持ち的にはずっとモヤモヤしてて……。自分では勉強ができないって思ってたんです。とくに1年生の内容とか、ほとんど覚えてなかったので。
過去問演習の点数も最初はなかなか伸びなくて、とくに英語はずっと苦手だったんで、「このままじゃ落ちるかもしれへん」って不安でしたね。私立も第一希望のコースに落ちて、「同じことが公立でも起きたらどうしよう」って、だいぶビビってました。
支えてくれる人がいたから、最後までやれた
── そんな不安はどのように解消されましたか?
アユムさん: 正直、完全には解消されなかったです。
不安なまま、ずっと走り抜けた感じでした。
先生とも「どうやったら緊張しないかな」って話はしてたんですけど、結局、本番はガチガチに緊張しましたね。
それでも「やるしかない」って思えたのは、先生の声かけや、周りのサポートがあったからだと思います。
── 教室長の先生との関係はどうでしたか?
アユムさん: めっちゃ支えてくれる人でした。
成績が思うように伸びてないときも「大丈夫、ちゃんとやれてるよ」って声かけてくれて。
どんな結果でも支えてくれるって、すごい安心感ありました。一人じゃ無理だったと思います。
苦手だった英語と作文、得点源に変わるまで

── 苦手科目はなんですか?
アユムさん: 英語です。
直前の過去問演習で、最初は23点とか24点とかだったんです。
足を引っ張ってました。あと国語もなかなか苦手でした。作文が書けなくて。
── 英語についてはどのように克服しましたか?
アユムさん: 今でも「克服できた」とまではいえないのですが、教室長の先生と相談して、コノ塾の「予習コース」の長文問題を全部やり直して、とにかく慣れるようにしました。
── 本番では何点くらい取れたんですか?
アユムさん: 50点台くらいです。だいぶ伸びました。
── 国語の作文の対策はどうでしたか?
アユムさん: 毎週塾と学校の宿題で書いて、先生が添削してくれました。
最初0点で、バツが続いてたんですけど、最後は丸つけてもらえるようになりました。
書いてるうちに、「こう書いたらいいんか」って感覚がつかめてきたんです。
そのおかげで国語も本番では高得点が取れたと思います。
── 直前の過去問演習の点数はどのように推移しましたか?
アユムさん: 全体的には右肩上がりでした。
最初の方は、英語も国語も不安定で、他も手応えのある教科が正直ほとんどなかったんです。
でも、2月に入ったあたりから、一気に点数が上がってきた感じがあります。
とくに印象に残ってるのが、国語がはじめて満点に近い点数を取れたときです。
作文も含めて「あ、いけるかも」って思えたのはあの時がはじめてでした。
それまでは、模試でいい判定が出ても、「過去問では点が取れへん」っていうギャップがあったんですけど、徐々にその差が縮まっていきました。苦手だった英語と国語が安定してきたことで、自信がついたと思います。最後の方は、点数が上がってるって実感できるのがモチベーションになってましたね。
受験本番の不安
── 受験直前期の緊張感はありましたか?
アユムさん: めっちゃ緊張してました。
たぶん、一番不安だったのは本番当日です。
まわりの受験生がみんな頭良さそうに見えて、「自分だけ場違いなんちゃうか」って思ってました。
私立の入試で思うような結果が出なかった経験がずっと引っかかってたんです。
「また本番で実力出せへんかったらどうしよう」って、不安が抜けなかったです。
── 入試前日はどうでしたか?
アユムさん: 前日はとくに変わったことはしてないです。
普通に塾に行って勉強してました。
その時に先生と話して「本番で緊張しても、1回立ち止まって深呼吸してからもう1回やり直せば大丈夫」っていうアドバイスをもらってました。正直、当日は緊張しすぎてそのアドバイス忘れてましたけど(笑)、「何があっても支えてくれる人がいる」って思えて、それは心の支えになってました
── 受けた後の手応えはどうでしたか?
アユムさん: 正直「落ちたかもしれへん」って思ってました。
英語は手応えがあったんです。「よし、今回は取れた!」って思えるくらい。でも、数学がめっちゃ難しくて、終わった瞬間に「あ、これはやばいかも」って。自分の中では、全体的にうまくいったっていうより、「良かった教科と不安な教科が両方ある」って感じで、かなりモヤモヤしたまま試験を終えました。
帰り道も不安で、自己採点しようかなって思ったんですけど、結局、時間なくてできなくて。
合格発表まではずっと「どっちなんやろ……」って不安なまま過ごしてました。
合格発表の朝

── 合格発表の朝は?
アユムさん: 10時に発表だったんですけど、前日深夜まで友達とゲームしてて、9時半まで寝てました(笑)。
── 合格発表の瞬間は覚えてますか?
アユムさん: 親と一緒に見ました。
画面で合格って見た時は、めっちゃテンション上がりました。
すごく嬉しかったですね。
そのとき、親がすごい安心してて、「受かったなぁ」って喜んでくれたんです。本当にホッとしました。
── コノ塾に報告に行った時のことは覚えてますか?
アユムさん: はい、覚えてます。
高校の説明会のあとに塾に行って、「受かりました」って報告しました。
先生もすごく喜んでくれて、「よかったなあ!」って声かけてくれたのは覚えてます。
肝心の会話の内容はあんまり覚えてないんけど、「先生にちゃんと報告できてよかった」って気持ちはありました。
自分の努力を見てくれてた人に、一番に伝えたかったんで。
受験を通して得たもの。「歴史って、おもしろいやん」
── 受験を通して、勉強に対する意識は変わりましたか?
アユムさん: 歴史がおもしろいって思えるようになりました。
それまで「社会=暗記」だやと思ってたけど塾の動画見てて、「あ、こんなことあったんや」って知るのが楽しくなっていきました。
── 高校ではどんなふうに過ごしたいですか?
アユムさん: とりあえず、勉強で全科目平均は取りたいです。
そのために高校ではちゃんと計画立てて勉強したいです。
「とりあえずやる」じゃなくて、「今日はこれだけやる」って決めて動けるようになりたいです。
受験を通して、計画立てて動くことの大切さを学べたので、「計画性を持って生きていこう」って思うようになりました。これまで勉強に関してはそんな意識まったくなかったんで、これは自分でも大きな変化だと思います。
高校ではバドミントンも頑張りたいし、文系に進んで大学も目指したい。勉強も部活も、ちゃんと両立できるように頑張りたいです。
── コノ塾はどんな人にオススメしたいですか?
アユムさん: 勉強に集中できる環境がほしい人には、本当にオススメだと思います。
前に通ってた塾は、自習室がうるさくて全然集中できなかったんですけど、コノ塾は静かで、タブレットで授業が聞けて、自分のペースで勉強できたのがめっちゃよかったです。
あと、やる気が出ない人にも合ってるんじゃないかなと思います。
最初から「やる気満々!」って感じじゃなくても、塾に来て、ちょっとずつやってるうちに自然と集中できるようになるというか。「今日は集中できないかも」って思ってても、通ってるうちにだんだんエンジンかかってくる感じがありました。
まわりの目を気にせず、自分のペースでじっくりやりたい人。
あと、家でなかなか勉強できない人にも、コノ塾の環境はぴったりだと思います。
あとがき
自分に合った環境、自分に合った学習スタイル。
そして何より「信じて見守ってくれる先生」。
それが揃ったとき、アユムさんの中にスイッチが入った。
勉強が苦手だった少年は、自分の力で成績を上げ、合格を勝ち取ることができました。
そんなアユムさんのこれからの毎日が、どんな風に成長していくのか、楽しみでなりません。