高校受験の志望校、もうお決まりになりましたか?
「第一志望は都立南平高校!」という方も多いのではないでしょうか。
しかし都立高校は一校しか受験できないため、都立高校を第一志望とする場合、万が一に備えて受験日の異なる私立高校のに合格しておくことは、極めて有効です。
入試日は、「私立高校2/10~2/12、都立高校2/20~2/25」となっています。
つまり、私立高校を併願として受験して合格しておくことで、安心して都立高校の第一志望受験へ臨めるのです。
そこで今回は、『都立南平高校を第一志望とする皆さんの、オススメ私立併願校をピックアップいたしました!』
1 男子生徒向け私立併願校
2 女子生徒向け私立併願校
3 全生徒向け私立併願校
4 まとめ 「百聞は一見に如かず」
補足
※そもそも併願優遇とは・・・
※表の見方
重視する項目を**「進学実績、通学距離、併願優遇」**の3点に絞り、各項目からオススメの私立併願校を男子生徒向け、女子生徒向け、全生徒向けにピックアップしました。
- 進学実績:主に「早慶上智GMARCH」の合格者数
- 通学時間:日野駅から各高校の最寄駅までの乗車時間に、その駅から学校までの徒歩の時間を合算した分数
- 併願優遇:主に内申点の基準
※この時点で、「併願優遇ってなんのこと?」と疑問に思われた方はブログの後半でも説明しておりますのでそちらをご覧ください。
※併願優遇は私立併願には欠かせない大変お得な制度ですので、このブログを通じて理解し、積極的に活用していきましょう!
1. 男子生徒向け私立併願校
2. 女子生徒向け私立併願校
3. 全生徒向け私立併願校
4 まとめ 「百聞は一見に如かず」
今回の記事では、進学実績、通学時間、併願優遇の基準などを加味し、都立南平高校を第一志望とした場合の私立併願校の選び方について取り上げました。
これらの条件だけに限らず、学校の雰囲気、キャンパス、施設の充実度、部活動、制服の有無など、複数の観点から学校を見定める必要があります。
上記の情報はあくまで参考として、必ず学校見学、説明会、文化祭などへ足を運び、保護者・生徒さん共に自分の目で情報を集め、中学校の先生や塾の先生方としっかり相談した上で、生徒さんご自身が納得出来る最適な私立併願校を選んでください。
※ 今回は、2021年4月に中学3年生になった方が受ける高校入試のお話です。2021年度(令和3年度)の各高校の公式HPに記載された情報をもとに考察していますが、各校の情報に関して大きな変更がない限り、2022年度(令和4年度)にも同様の考えが役に立つと思われます。
補足
※そもそも併願優遇とは・・・
第一志望の都立高校(今回は都立南平高校)に落ちた場合に、私立高校の中では最も進学したい学校(生徒にとっては全体の第二志望)に対して併願できる制度のことを指します。
都立南平高校に失敗した際の保険のようなものですね。
では実際にどのようにこの制度を活用するかというと、以下の3つの条件を満たす場合に活用できます。
- 志望する私立高校が提示する内申点の基準を上回る
- 在学中の中学校の先生と志望する私立高校との間で合意が取れる
- 志望する私立高校の一般入試を受験する
併願優遇は、合格確約式か?加点式か?
併願優遇は、大きく「合格確約式」と「加点式」の2パターンに分かれます。
- 合格確約式 :高校の求めている内申点などの基準を満たせば、学力検査を受けなくても(または学力検査は受けるが、そこまでの点数が取れなくても)ほぼ事前に合格が確約される
→大きな問題がなければ、ほぼ確実に滑り止めとして合格できる
- 加点式 :高校の求めている内申点などの基準を満たせば、学力検査の点数に一定点数の加点がされる
→学力検査の結果によっては、不合格になる可能性がある
加点式の高校は、不合格になる可能性もあることから、各校の入試対策をしっかりをする必要があります。
また、併願優遇には内申点の他に素行や欠席日数なども見られるため注意が必要な反面、各種検定や部活動・生徒会の実績などを加算してくれる高校もあるため、積極的に活用すべき制度です!
※表の見方・・・
- 倍率:各高校の公式HPに記載された最新版の入試結果を基に、(受験者数÷合格者数)を小数第3位を四捨五入して求めています(HP上に数字の記載が無い場合は、「-」と示しています)。
- 偏差値:V模擬・W模擬にける都県標準偏差値を基に算出しています。
- 通学時間:日野駅から各高校の最寄駅までの乗車時間に、その駅から学校までの徒歩の時間を合算した分数を示しています(徒歩以外の移動手段での最速タイムを表記している場合、別途その移動手段も記載しています)。
また、各セクション毎に2種類の表を載せていますが、2つ目の「重視・高校名」の表では1つ目の表などから総合的に判断して、重視する観点別に
オススメの高校をランキング形式で示しています。重視する項目は、「進学実績、通学時間、併願優遇」の3項目です(併願優遇では、各高校が求める合計内申点と対象科目数を示しています)。
※桜美林大学附属高校について、公式HPから倍率を割り出すことは出来ませんでしたが、男子に比べて明らかに女子の方が競争が激しかった(受験者数・合格者数共に女子の方が多い)ため、男子の合格者数を「1」とした時の女子の数を用いることで相対的な倍率を示しています。