中学2年までは部活動に熱中していて、3年生の定期テストで成績に危機感を持ち、コノ塾に入ったツバサさん。
当初、志望校は模試でC判定でしたが、持ち前の負けず嫌い精神を勉強の場でも発揮。
みるみるうちに成績を伸ばして、見事に狛江高校に合格しました。
ツバサさんがそこまで頑張れた理由について、ご本人とお母様にお話を伺いました。
3年生1学期のテストの点数をみて、緊迫感を持ち始めた
ツバサさんがコノ塾に入ったきっかけは何でしたか?
ツバサ: 3年生の1学期のテストで、数学が45点だったことがきっかけです。2年生から勉強をサボっていて、基礎があまりできていなかったせいで、3年生の勉強への理解度に影響が出ていました。
普段から、「テスト前の提出物を終わらせておけばなんとかなる」と思って、あまり勉強していなかったのも原因だと思います。これではまずいと思って、とにかくテストの点数を上げるために、友達も入っていたコノ塾に通うことにしました。
お母様は、塾に入ることについてどう思っていましたか?
お母様:ツバサの友達が先にコノ塾に通っていて、私も本人に勧めていました。というのも、兄が中学2年の秋頃から塾に入って少し苦労をしたので、ツバサにはもっと早めに塾に通って欲しいと思っていたんです。
でも本人は部活に一生懸命で、2年生の頃は塾に通うことがピンときていませんでした。3年生になって、自分自身で成績がまずいと思ったことで初めて意見が一致しました。
コノ塾に通い始めて、定期テストが合計144点アップ!
定期テストの結果が325点→469点になったそうですね。勉強の仕方で変えたところはありましたか?
ツバサ:全体的に、基礎がわかるようになって点数が伸びたと思います。今まではどこを勉強すればいいかわからなかったんですが、塾で勉強のポイントを教えてもらえたのでわかるようになりました。テストには塾の教材の内容が結構出ていて、「やったことあるな」と思うものも多かったです。
塾に入る前は、テスト勉強は適当にやっていたけど、塾に入ったからには成績を上げなきゃという気持ちがあって、とにかくたくさん勉強しました。同じ問題を2~3回繰り返しやると、解き方がわかってきて効果があると思いました。
勉強を頑張るスイッチが入ったんですね。
ツバサ:英語の基礎的なこと、例えばHeにplaysをつけるということも、前はなぜ「s」をつけるのかも理解していませんでした。そういう基礎がだんだんわかってきたら、応用にも進めるようになって勉強が楽しくなりましたね。
勉強がわかるようになると、次は模試の点数をより高くしようと頑張るモチベーションが上がりました。模試で成績が上がっていると嬉しいし、次はもっと良い点を取ろうと思えました。
お母様:サポートする親としても、本人が今これくらいの位置にいて、前回からこの部分が伸びたんだなという変化が見てとれたので、そこはとても安心できるポイントでした。
負けず嫌いの性格がプラスに働き、勉強の習慣が定着
塾に入る前と比べて、勉強に向かう姿勢は変わったと思いますか?
ツバサ:コノ塾は勉強した時間のランキングが出るのですが、僕は負けず嫌いな部分があるので1位を取りたいと思って、ご飯のときも授業動画を見て、毎日勉強するようになりました。塾に入ってからは少なくとも毎日2時間は勉強していましたね。
お母様:そもそも勉強の習慣がなかったので、それが身についただけでもとても大きな変化だったと思います。また、家庭での勉強時間ランキングや、部活仲間と勉強の成果を競い合う良い関係が生まれて、負けず嫌いスイッチを見事に押してくださったみたいです。
「今週は負けちゃったから、次頑張りたい」と言って、一生懸命勉強するようになりました。「勉強がすごく楽しい」って、輝いていましたよ。
誰にでも苦手な教科はあると思いますが、コノ塾は得意なところを伸ばしつつ、苦手にもちゃんと向き合って、復習を大事にしています。そのおかげで勉強に対してマイナスイメージを持たずに済んだし、勉強の習慣が定着したのではないかと思います。
お母様から見ても、コノ塾でプラスの変化があったようですね。
お母様:はい。受験が近づいてからは、ゲームを一切やらなくなったのにも驚きました。受験のときは誰しも息抜きしたいものだと思いますが、もともと大好きだったオンラインゲームを自分の意思で断ち切りました。特に私が何か言ったわけではないのですが、そういう決断も大きな変化だったのかなと思います。
C判定で落ち込んだ時に心強かったのは教室長の言葉
受験について、志望校はいつ決めましたか?
ツバサ:12月頃に狛江高校を受験することに決めました。模試では最初C判定だったのが、成績が上がるにつれてAやS判定を取ることができるようになりました。
C判定が出た時は落ち込んで、宮本先生(教室長/インタビュー当時)に相談したら「判定は入試直前まで気にすることはない」と言ってもらえて、心強かったです。
お母様:すごかったよね?その結果469点という、ちょっと尋常じゃないほど成績が伸びたので驚きました。もっと早くやっておけば良かったと思う反面、ツバサらしいなとも思います。
というのも、負けず嫌いだけど保守的な部分もあって、「これくらいでいいだろう」とセーブしてしまうところがあるんです。いつもどこか自信がなさそうでした。
でも、私はツバサがゲームの時だけ友達の中で異様に自信を発揮している姿を見て、「この子って自信があるとこんなにリーダーシップを発揮するんだ」というのを知っていたので、自信を持たせれば絶対伸びると確信していました。
実際、過去問で100点を取れるようになると、かなり自信が付くようになり、本人の心持ちもかなり変わっていったと思います。
コノ塾の手厚い受験サポートで安心して試験に臨めた
受験期のコノ塾のサポートで、良かったことはありますか?
ツバサ:過去問の動画がとてもわかりやすかったです。動画の内容をノートに写したものを試験会場に持って行って、試験に臨めたので助かりました。
自宅学習では小テストがあって、内容は単語や漢字なのですが、それが勉強を始めるきっかけになりました。僕はスタートがなかなかやる気が出ないタイプですが、小テストから始めて、学校の宿題をやって、そのあと受験の勉強をやるという流れができていました。
お母様としても、安心してコノ塾に任せられると思えましたか?
お母様:はい。受験って勉強する範囲が広くて、どこからどう手をつけたらいいかわからないですよね。
でも、コノ塾は短いスパンで細かなゴール設定があって、その積み上げをしていく形でした。大きな目標はあるものの、今の時期はこれに集中するというのを面談のときに逐一伝えてくれたので、勉強の進捗がわかって安心感がありました。
「わからないことをすぐ解決する」勉強法が成績アップの近道
コノ塾の学習スタイルについて、どう思いますか?
ツバサ:動画で授業と解説を見て、自分で解いて、わからなかったらすぐ横にいる講師に聞けるのは良かったと思います。
家で勉強していると、わからないことを調べて、それでも出てこなかったら飛ばすしかないです。でもコノ塾の先生は、わからないことをすぐにわかる状態にしてくれました。
あと、学校だと怖い先生がいて質問するのに緊張しますが、宮本先生(教室長/インタビュー当時)は優しく教えてくれました。
タブレット学習に対する不安はありませんでしたか?
ツバサ:塾に入ったとき、最初にどういう風に問題を写せばいいかを教えてもらいました。それで勉強法がわかったので、安心して取り組めました。
お母様:動画などの知覚の情報は、記憶に残りやすいと言われていますよね。動画学習は今のデジタル世代の子どもに合った指導の仕方で、すごく新しいと思います。
スマホやYouTubeに慣れた子にとっては、参考書や辞書よりも動画の方が勉強は楽しくなりますし、すっと頭に入りやすいです。高校に入学すればタブレット学習が始まるので、それに対する抵抗感が少なくなるという面でも、メリットがあると思います。
学校の勉強も受験も、コノ塾がしっかりバックアップしてくれる
コノ塾を紹介するとしたら、どんな風に伝えたいですか?
ツバサ:優しい先生が多くて、勉強のことをなんでも聞きやすい塾です。週に何回も通わなきゃいけない、とかマイナスイメージを感じたことはないですね。
お母様:個別指導塾ならではの定期的な面談があって、子どもの状態を細かく知れるのが最大のメリットです。それから、学校での勉強はもちろん、受験対策も両軸でやってくれる心強さがあります。
親としては入試に合わせて塾を探してしまうことって多いと思いますが、学校の勉強や内申も、受験にはとても大事な要素です。学校の授業も大事にしながら、入試対策もバッチリやってくれる部分をおすすめしたいですね。
「子どもの意思でやることが一番結果につながる」と信じ塾での子どもを見守った
コノ塾に通って「変わったな」と思うところはどんな部分ですか?
お母様:ツバサは中2まで勉強をサボっていたと言いますが、本人が自分の能力を信じていなかったのが一番の要因だったと思うんです。
ツバサが勉強する姿を見ていて、ゲーム感覚で勉強を楽しんでいたと感じますね。勝ち負けや点数が上がることを通して、本人が自分の位置や「ここまでできる」ということを自覚できたのが良かったです。
お母様が塾に期待されることは、どんなことでしたか?
お母様:「お金を払っているからには成績を伸ばして欲しい」と考える方も多いと思いますが、私は楽しく勉強できる環境に置かせてもらえたことが、何よりありがたいと感じました。
高校合格は目標ではありますが、人生では通過点でしかありません。コノ塾の先生方が、現状で甘んじないように高い目標を持つこと、短いスパンで小さな目標を達成していく大切さを教えてくれたことは、今後の人生でも必ず役立つ経験になったと大変感謝しています。
受験を終えて、改めて自分自身にメッセージはありますか
ツバサ:ゲームやりすぎんなよ、ですね。笑
お母様:私は客観的に見ててゲーム感覚で勉強楽しんでいたんじゃないかなと。ゲームというツールが勉強に変わっただけで、勝つ負けるとか点数が上がるとか、すごく楽しそうにやっていたんじゃないかと思います。
でも、これは1人では頑張れなかったと思うんですね、塾の先生だとか、勉強する場やライバル意識を持てる友達とかと一緒にできたことが良かったです。
あとがき
小さな目標を積み重ねれば、やがて大きな結果にたどり着ける。
頭でわかっていても、それを実現するのは大変なことです。
ツバサさんは元来持っていた諦めない気持ちと、良いライバルに恵まれたこと、そしてお母様が温かく見守ってくれたことで、志望校への合格を果たしました。
高校に入っても、1位を目指して勉強を頑張ると意気込みを語ってくれたツバサさん。
今後の人生でもコノ塾での学びがきっと活きると信じています。
(写真: 尾上恭大 書き手: 崎山めぐみ)