【八王子東高校 合格体験記】都立トップ校も英検2級も、目指すきっかけは先生の一言。『コノ塾』で自分の可能性が広がった

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教室長の宝木先生との最初の面談で「八王子東高校、目指せるよ」と言われ、最初は高校名すら知らなかったという陽(はる)さん。そこから、偏差値70を超える都立トップ校を「自分が行きたい高校」に定め、勉強に取り組んでいきました。

お母様は「『コノ塾』で、息子の能力を最大限に引き出してもらったと思う。八王子東高校に合格できたこともそうですし、中3で英検2級が取れたことも宝木先生の後押しがあったから」と語ります。『コノ塾』でどのような取り組みをしたのか?どのような変化があったのか?陽(はる)さんとお母様に話をお聞きしました。

陽さん(はる)さんについて

▼基本情報
 ・合格校:八王子東高校(2023年4月入学予定)
 ・通っていた教室:『コノ塾』本町田校
 ・入塾時期:小学4年頃
 ・中学での部活:テニス部(週5日)

▼入塾前・後での定期テストの変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前9478978880437
入塾後9988979894476(+39)

▼入塾前・後での内申点の変化

時期英語国語数学理科社会5教科
入塾前5454321
入塾後5455423
変化---+1+1+2

きっかけは「八王子東高校、目指せるよ」の一言

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——八王子東高校を目指そうと思ったきっかけは?

陽さん:中1になったばかりの頃、教室長の宝木先生に「八王子東高校、目指せると思うよ」と言われたのがきっかけです。それまでは、そういう高校があることも知らなかった。町田高校の学力レベルが高いことは知っていたので、なんとなく町田高校に行けたらな…と思っていました。

お母様:面談で八王子東高校の話をされたときは、全く考えてもいなかったので、“まさか…”という感じでした。宝木先生から、「陽さんは英語が得意だから、そこで点数が取れれば難しい話ではない」とお話してくれたんですよね。そこから、内申点をどのくらい伸ばして、入試でどのくらい点数を取らなければいけないのか…と具体的に教えていただいて。

漠然とお話されているわけではなく、“どうして目指せるのか?”について分かりやすく説明くださったので、息子の中でも私の中でも、志望校としてイメージを持つことができたんです。

陽さん:それから自分でも、八王子東高校について調べてみました。学力レベルの高い高校だと知り、興味を持ったんです。優秀な仲間がたくさんいる環境で高校生活を過ごせたら、自分が知らないことに触れる機会がたくさんあるだろうし、それによって自分も高めていけるんじゃないかと思ったんです。

お母様:行きたい気持ちがだんだんと強くなっていって、中2の冬頃に学校見学に行って、さらに気持ちが固まった感じだったよね。

陽さん:学校説明会で「探究学習」についての説明があってすごく面白そうだなと思いました。「探究学習」ではそれぞれ自分で設定したテーマに対して詳しく調べていって、最後にはみんなの前で発表をするんです。それから生徒が作成した「英字新聞」も見たのですが、本物の英字新聞みたいですごく驚きました。

先生に何でも相談できる。楽しそうに通っている姿が印象的

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——『コノ塾』に通って良かったと感じているところは?
陽さん:個別で授業を進めていける点が良かったです。映像授業を見て、分からないところがあれば、巻き戻して繰り返し何度も見られるので勉強しやすかったと思います。その上で、映像授業で学んで分からなかったら、すぐ近くにいる先生に聞けるのも魅力だと思います。大学生の先生が中心なので、年も近くて質問しやすかったです。長く通っていると、自然と先生とも仲良くなれるので、どんどん聞きやすくなっていった感覚がありました。

お母様:苦手だった国語が伸びてきたよね。

陽さん:英語や数学は得意なんだけど、ずっと国語が苦手でした。これまでの定期テストでも一番点数が悪かったんです…。漢字や説明文や論文もできなくて。『コノ塾』では、模試の解き直しをしたり、先生から解き方のコツを教えてもらったりしました。

たとえば、国語の説明文を解く時は、必ず題名を見てテーマを理解してから読んでいくとか、選択肢を選ぶ問題では間違っているものから消していくとか、そういったポイントをたくさんもらって、少しずつできるようになっていきました。

定期テストも70点台が中心だったんですが、最後は90点に届くぐらいの点数を取ることができたんです。あとは、5教科はもちろんですが、実技4教科に関してもいろいろ相談できたところも良かったなと思います。

——どのような相談を?
陽さん:宝木先生との面談で、八王子東高校合格に向けて必要な内申点の話をしている中で、5教科だけじゃなく、実技4教科もしっかり取り組んでいかないといけないとアドバイスをもらいました。

お母様:実技4教科は「3」がほとんどだったんです。八王子東高校を受験する子の多くは、オール5に近い成績なので、そこから考えると内申点はまだまだ足りていませんでした。息子は絵を描くのが得意じゃなかったり、水泳が苦手だったり…なかなか難しかったですね。

陽さん:実技4教科の提出物やレポートも一応出してたけど、内容はめちゃくちゃ薄かったと思います。宝木先生とも約束をして、ここはちゃんと時間をかけてやるようにしていきました。塾の自習時間を使って、勉強や課題に取り組むことも多かったです。

お母様:そういえば、家庭科の課題もアドバイスをもらったことがあったよね。

陽さん:夏休みの家庭科の宿題で朝ごはんのレシピを考えてくることになって。全然思いつかなくて宝木先生に相談したら、すごくバランスの良い食事を提案してくれたんです。ひじき煮と鮭の塩焼きと豆腐の味噌汁と雑穀米…だったかな、そのまま作りました。本当に何でも相談していたと思います。

お母様:息子は基本的に家では全く勉強をしなかったので、私から“こうしたらいいんじゃない?”と話す機会はなかったんです。塾では宝木先生がかなり丁寧に面談してくださっているのは知っていたので、安心してお任せしていました。合格に向けて、5教科だけでなく受験トータルで見てくださっていて、本当にありがたかったですね。

あとは、塾から帰ってくるとすごく楽しそうだなというのは感じていました。今日は過去問を解いたとか、先生にこういう話をしてもらったとか、いろいろ話をしてくれていましたし、本人のモチベーションが上がっていて頑張ろうと思っている感じが見て取れたんです。すごく楽しそうに通っていた姿が印象に残っています。

合格判定に不安…。でも、絶対に後悔しないためにも志望校は下げたくなかった

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——志望校は最終的にどのように決めていきましたか?
陽さん:最終的にどこに出すかについては、宝木先生とも話し合いました。国語の点数も伸びたし、理科も社会も90点台を取れるようになってそれなりに成果は出たと思うけれど、やっぱりギリギリだなとは感じていました。模試の合格判定も「D判定」や「C判定」ばかりだったので不安はありました。

確実に都立に入るためにワンランク下げることも検討しようという話もあったのですが、僕は絶対に下げたくなかった。もし都立がダメで最終的に私立に行くことになったとしても、選んだ私立高校も気に入っていたので満足できる高校生活になるだろうと思っていました。だからこそ、これまで八王子東高校を目指してきたのに、そこにチャレンジせず諦めるような選択はしたくないと思っていたんです。

お母様:都立出願のタイミングで私も宝木先生とお話をしたのですが、そこでは「もし都立がダメだったとしても、私立高校でも良いと思っています。合格の可能性が低かったとしても、息子が八王子東高校を受けたいというのであれば、私は受けさせてあげたいです」とお伝えしました。合格/不合格よりも、受験しなかったことで後で後悔してほしくなかったんです。

陽さん:模試の判定はイマイチだったとしても、これはあくまでも模試。本番で良い点数が取れれば合格できる!と思っていたので、宝木先生にも「受験校は変えたくない」という気持ちを伝え、話し合いを重ねて、そのまま八王子東高校で受験することに決めました。

——八王子東高校の入試対策はどのように取り組みましたか?
陽さん:八王子東高校の入試は、英語・数学・国語に関しては共通問題ではなくて、その学校で独自で問題を作成する「自校作成校」にあたるので、そこは過去問で対策をしていきました。
英語はもともと得意だったのもあって、過去問でも80点ぐらいは取れていたんですが、国語や数学は40点ぐらい。この2科目に関してはかなり頑張らないといけなかったので、集中的に過去問を解いていきました。それぞれ5年分の過去問を3~4回ぐらいは解いたと思います。やり込むことで入試傾向がつかめるようになったし、だんだんと点数が上がってきたので自信を持って入試に臨めました。

第一志望を諦めないで良かった。高校では、中学から頑張ってきた「英検」で英語を極めたい。

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——入試当日はいかがでしたか?
陽さん:当日の入試は英語は80点ぐらい、国語・数学は50点以上取れたんじゃないかと思います。理科・社会は共通テストなので大丈夫だろうと思っていたんですが、あまり手応えがなかった。

お母様:理科と社会は80点ぐらいは取らないと厳しいという話だったので、ちょっと足りていないかもね…という話はしました。けれど、ずっと希望していた八王子東高校をちゃんと受験できたから良かったよね、と声をかけました。

——合格発表当日は?
陽さん:発表当日は、落ちたかもな…と思いながら見たら、合格していました!

お母様:一緒に見るかと思ったら、勝手に受験番号を入れてアクセスしてて。「受かったよ」と、スマホの画面を見せてくれました。本人も大騒ぎする感じではなかったですけど、すごく喜んでいました。最初はこんなところに行けるの?みたいなところから始まって、しっかり努力を重ねて、ちゃんと合格できて…とても嬉しかったですね。

——本当に合格おめでとうございます!どのような高校生活を送りたいですか?
陽さん:ずっと希望していた高校だから、入学できて本当に嬉しいです。とにかく楽しみたい。高校では、英語を極めたいです!小学校で英検4級に合格して、中1で3級、中2で準2級、中3で2級を取ってきたので、高校2年までには準1級を取りたいと思っています。そこは頑張りたいところです。

お母様:たぶん勉強も大変だと思うけれど、楽しく学校に行ってくれたらそれだけで満足です。本人の自主性を大事にして、やりたいことをやってもらえたらいいですね。

——受験全体を振り返って、『コノ塾』の良かった点を教えてください。
陽さん:受験に取り組み始めた頃は、何から手をつけていいのか分からなかったけれど、宝木先生と何度も話をしていく中で、合格までの道のりが見えた感覚がありました。いま、自分がやるべきことをちゃんと教えてくれるので、それを信じて取り組んでいけば合格が見えてくると思います。

お母様:中学3年間で息子の能力を最大限に伸ばしていただいたなと感じています。最初に「八王子東高校、目指せるよ」とお話してくれたから頑張れたことがたくさんあると思っています。それから英検に関しても同様です。中1で3級に合格したときに、私は準2級を受けることはあまり考えていなかったんですね。けれど、宝木先生が「準2級も取ろう!勉強しよう」と声をかけてくださって合格できた。息子にももっと上を目指したいという気持ちが芽生えて、さらに2級も取ることができました。
適切な声がけをしてくださったことで、やる気が引き出されたのはもちろんですし、可能性がどんどん広がっていったのだと思っています。とても感謝している点ですね。

宝木教室長からのメッセージ

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志望校について何度も話をしていく中で、だんだんと本気になっていった姿がとても記憶に残っています。「陽さんは、八王子東高校を目指せる力があると思うよ」と声をかけると「うーん、どうだろう」という返答だったのが、次第に「この成績だと八王子東高校は厳しいぞ」と声をかけると「何をやればいいんですか?」と、勉強に取り組む姿勢が大きく変化していきました。受験直前ではワンランク下げることも検討しましたが、絶対に下げないと決めて受験に臨んだ陽さん。この高校に行きたい、絶対に合格するという強い意志を感じました。そして、見事に合格!本当におめでとうございます!

(写真: 尾上恭大 書き手:奥澤千夏)
※掲載内容は2023年3月時点の情報です。