駒場高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、駒場高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて駒場高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

駒場高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

駒場高校は1902年に創立された東京都目黒区にある公立の高等学校です。「英語教育研究推進校」、「海外学校間交流推進校」として、姉妹校交流をはじめ海外語学研修も募っており、国際理解教育に力を入れています。「進学指導特別推進校」に指定されており、「駒場スタンダード」を策定し、3年間の進路行事や面談予定をもとに計画を立てたり、「チーム難関」というプロジェクトではガイダンスや外部講師との交流を年間7回に分けて行ったりしています。主な進学実績としては「筑波大学」「早稲田大学」「明治大学」などが挙げられます。
以下は駒場高校が掲げるスクールミッションです。
「豊かな個性を伸ばす　健康な身体を養う　広く人間性を培う」を教育目標とし、授業を通じて確かな学力を身に付けるとともに、部活動や学校行事といった教育活動を通じて、「高い学力」と「豊かな人間性」を培い、進路希望の実現に向けて積極的に取り組む生徒を育成します。
駒場高校のホームページ

駒場高校への行き方と最寄り駅

駒場高校は京王井の頭線の駒場東大前駅または東急田園都市線の池尻大橋駅が最寄り駅で、それぞれの駅から徒歩7分の場所にあります。

駒場高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの駒場高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では筑波大学、私立大学では早稲田大学や明治大学、法政大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

駒場高校の偏差値と、学力が近い都立高校

駒場高校の偏差値と駒場高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

駒場高校の偏差値

2024年5月に発表された進学研究会のデータによると、駒場高校の偏差値は61です。偏差値61は上位14%相当で、竹早高校や三田高校、豊多摩高校などが学力が近い高校になります。

駒場高校と学力が近い都立高校

駒場高校の応募倍率推移

駒場高校の一般入試の応募倍率は例年1.2〜1.9倍で推移しており、他都立高校と比べて高い倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

2024年度入試倍率

男女枠撤廃後の第一次募集の倍率

2023年度以前の入試倍率

*以下のデータは男女枠がある2023年以前のものです。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

駒場高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査（700点）＋調査書（300点）＋スピーキングテストの結果（20点）＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価（=内申点と呼ばれるもの）が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝（国・数・英・社・理）×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = （志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値）÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

駒場高校の合格点と内申点の目安

駒場高校の合格点は845点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2024年5月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

駒場高校と合格ラインの近い高校はどこ？

駒場高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

駒場高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい？

ここでは、駒場高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、京王井の頭線の駒場東大前駅または東急田園都市線の池尻大橋駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

東洋高校

東洋高校は東京都千代田区にある高校で、旧帝大進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は茗荷谷駅から電車で20分程度のため併願先におすすめです。

日本大学鶴ヶ丘高校

日本大学鶴ヶ丘高校は東京都世田谷区にある高校で、日本大学のほか上智大学、東京理科大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は明大前駅から徒歩で8分程度のため併願先におすすめです。

國學院高校

國學院高校は東京都渋谷区にある高校で、4年生国立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は茗荷谷駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

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