東大和高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、東大和高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて東大和高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

東大和高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

東大和高校は1971年に創立された東京都東大和市にある公立の高等学校です。「積極的態度の養成」「基礎的教養の把握」「スポーツの振興」を教育目標として設定し、将来の自己実現のために丁寧できめ細やかな進路指導を行っています。「体育健康教育推進校」に指定され、部活動や学校行事に取り組む生徒を応援しています。主な進学実績としては「東京学芸大学」「法政大学」「日本大学」などが挙げられます。
以下は東大和高校が掲げるスクールミッションです。
「積極的態度の養成」「基礎的教養の把握」「スポーツの振興」を教育目標とし、高校生としてやるべきことを力一杯頑張る生徒を育成します。「学校で学ぶ」ことを充実させて、自己実現に向けた「自ら考え、判断する力」を育てる授業実践から、自発的・積極的に社会に貢献する人間力を育成します。
東大和高校のホームページ

東大和高校への行き方と最寄り駅

東大和高校は多摩モノレールの上北台駅が最寄り駅で、駅から徒歩10分の場所にあります。

東大和高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの東大和高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京学芸大学、私立大学では中央大学や法政大学、日本大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

東大和高校の偏差値と、学力が近い都立高校

東大和高校の偏差値と東大和高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

東大和高校の偏差値

2024年5月に発表された進学研究会のデータによると、東大和高校の偏差値は45です。偏差値45は上位69%相当で、上水高校や松が谷高校、日野高校などが学力が近い高校になります。

東大和高校と学力が近い都立高校

東大和高校の応募倍率推移

東大和高校の一般入試の応募倍率は例年1.1〜1.4倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

2024年度入試倍率

男女枠撤廃後の第一次募集の倍率

2023年度以前の入試倍率

*以下のデータは男女枠がある2023年以前のものです。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

東大和高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査（700点）＋調査書（300点）＋スピーキングテストの結果（20点）＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価（=内申点と呼ばれるもの）が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝（国・数・英・社・理）×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = （志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値）÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

東大和高校の合格点と内申点の目安

東大和高校の合格点は635点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2024年5月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

東大和高校と合格ラインの近い高校はどこ？

東大和高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

東大和高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい？

ここでは、東大和高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、多摩モノレール上北台駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

東海大学菅生高校

東海大学菅生高校は東京都あきる野市にある高校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJRの秋川駅からバスで11分程度かかりますが、内申点が5科目20以下でも併願優遇制度を利用できます。

昭和第一学園高校

昭和第一学園高校は東京都立川市にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJRの立川駅からバスで8分程度のため併願先におすすめです。

八王子実践高校

八王子実践高校は東京都八王子市にある高校で、国公立大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJRの八王子駅から徒歩で13分ほどかかります。また、所定の条件を満たしていれば併願優遇チャレンジ受験を利用できます。

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