本所高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、本所高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 受験する方に向けて本所高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

本所高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

本所高校は1931年に創立された東京都墨田区にある公立の高等学校です。「海外学校間交流推進校」として海外の学校とSkypeで交流したり、英語検定全員受験を目指したりしており、英語力向上のための活動が充実しています。また、学力向上を目指し、大学と連携した授業や学習支援を積極的に行っています。主な進学実績としては「東京学芸大学」「東京理科大学」「法政大学」などが挙げられます。
以下は本所高校が掲げるスクールミッションです。
「人格の完成を目指し、優れた社会人としての資質を形成する」を教育目標とし、持続可能な社会の担い手として、主体的に学び続ける人材、多様な人々と協働する人材、正解のない課題に挑戦し、新しい価値を生み出す人材を育成します。
本所高校のホームページ

本所高校への行き方と最寄り駅

本所高校は半蔵門線または京成押上線または都営浅草線の押上駅が最寄り駅で、駅から徒歩7分の場所にあります。

本所高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの本所高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では東京学芸大学、私立大学では東京理科大学や明治大学、法政大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

本所高校の偏差値と、学力が近い都立高校

本所高校の偏差値と本所高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

本所高校の偏差値

2024年6月に発表された進学研究会のデータによると、本所高校の偏差値は48です。偏差値48は上位58%相当で、江北高校や東高校、小岩高校などが学力が近い高校になります。

本所高校と学力が近い都立高校

本所高校の応募倍率推移

本所高校の一般入試の応募倍率は例年1.3〜2.0倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

2024年度入試倍率

男女枠撤廃後の第一次募集の倍率

2023年度以前の入試倍率

*以下のデータは男女枠がある2023年以前のものです。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

本所高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査（700点）＋調査書（300点）＋スピーキングテストの結果（20点）＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価（=内申点と呼ばれるもの）が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝（国・数・英・社・理）×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = （志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値）÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

本所高校の合格点と内申点の目安

本所高校の合格点は670点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2024年6月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

本所高校と合格ラインの近い高校はどこ？

本所高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

本所高校を第一志望にしたするの私立併願校はどこがよい？

ここでは、本所高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、都営浅草線の押上駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

関東第一高校

関東第一高校は東京都江戸川区にある高校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJR総武線の新小岩駅から徒歩で15分程度のため併願先におすすめです。

錦城学園高校

錦城学園高校は東京都千代田区にある高校で、早稲田大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は東京メトロの神保町駅から徒歩で6分程度のため併願先におすすめです。

共栄学園高校

共栄学園高校は東京都葛飾区にある高校で、明治大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は京成本線のお花茶屋駅から徒歩で3分程度のため併願先におすすめです。

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