田無高校に合格するには？偏差値と内申、合格ラインや進学実績まとめ

この記事では、田無高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。受験する方に向けて田無高校の合格ラインや必要な内申についても解説しています。高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

田無高校とはどんな高校？特色や校風を紹介

田無高校は1985年に創立された東京都西東京市にある公立の高校です。「叡智」「敬愛」「剛健」「自律」を教育目標に掲げ、生徒の子に応じた進路指導を実施しています。習熟度別・少人数授業による確かな学力の定着を目指しており、夏期講習や自習コーナーなど学びのサポート体制が充実しています。主な進学実績としては「東京理科大学」「日本大学」「専修大学」などが挙げられます。
以下は田無高校が掲げるスクールミッションです。
学力の向上と定着、応用力の育成と自ら学ぶ力の育成を目指す生徒のための学校として、部活動や学校行事等の様々な教育活動や、地域行事への協力、近隣の小学校、中学校、特別支援学校との交流を深めることを通して、グローバル社会に対応し、多様な人々とコミュニケーションが取れる人材を育成します。
田無高校のホームページ

田無高校への行き方と最寄り駅

田無高校は西武新宿線の田無駅が最寄り駅で、駅から徒歩18分の場所にあります。

田無高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの田無高校の大学進学実績をまとめたものです。
亜細亜大学や明星大学、帝京大学へ進学する学生が多いです。

※学校ホームページのデータを元に作成

田無高校の偏差値と、学力が近い都立高校

田無高校の偏差値と田無高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

田無高校の偏差値

2024年6月に発表された進学研究会のデータによると、田無高校の偏差値は42です。偏差値42は上位79%相当で、東大和高校や府中西高校、府中東高校などが学力の近い高校になります。

田無高校と学力が近い都立高校

田無高校の応募倍率推移

田無高校の一般入試の応募倍率は例年1.3〜1.5倍で推移しており、他都立高校と比べて平均的な倍率です。
東京都教育委員会が発表している東京都立高等学校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

2024年度入試倍率

男女枠撤廃後の第一次募集の倍率

2023年度以前の入試倍率

*以下のデータは男女枠がある2023年以前のものです。

男子倍率（第一次募集）

女子倍率（第一次募集）

田無高校の合格ラインは？学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい？

合否はどのようにして決まるの？

合否は、学力検査（700点）＋調査書（300点）＋スピーキングテストの結果（20点）＝1020点満点で決まります。調査書とは生徒の成績・学校での様子が記録された用紙のことで、その中に科目ごとの評価（=内申点と呼ばれるもの）が含まれています。
それぞれの計算方法をまとめたので、自身の目安となる学力検査の点数を算出してみてください。

調査書の計算式

都立高校入試の際は、「換算内申」というものを使います。
英数国理社の5科目は当日学力検査があることから、学力検査を行わない実技科目（音楽・美術・保健体育・技術家庭）は2倍に計算されます。そのため、9科目内申点の45点満点ではなく、65点満点になります。
その後、65点満点の換算内申は、合格点の300点満点に再計算します。
計算式

• 総合得点に入る点数 = 換算内申÷65×300点
• 換算内申（5科目受験）＝（国・数・英・社・理）×1 ＋（音・美・体・技家）×2

学力検査の計算式

各科目で必要な点数を算出します。その前に、自身の換算内申を300点満点に再計算した数値を志望している高校の合格目安の点数から引きます。残った点数を500/700倍した点数が、学力検査で狙う点数となります。
計算式

• 学力検査で狙う点数 = （志望している高校の合格点−自身の換算内申を300点満点に再計算した数値）÷700点×500点
• 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

田無高校の合格点と内申点の目安

田無高校の合格点は580点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表は『内申点と求められる学力検査の平均点・合計点』のいくつかのケースの想定です。ぜひ参考にしてください。
※合格点は、2024年6月に発表された進学研究会の発表データを参照しています。

田無高校と合格ラインの近い高校はどこ？

田無高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として各科目の学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

田無高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい？

ここでは、田無高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、西武新宿線の田無駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

昭和第一学園高校

昭和第一学園高校は東京都立川市にある高校で、国公立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は多摩モノレールの万願寺駅から電車とバスで20分程度のため併願先におすすめです。

豊南高校

豊南高校は東京都豊島区にある高校で、4年制国立大学や早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は千川駅から徒歩で10分程度のため併願先におすすめです。

保善高校

保善高校は東京都新宿区にある高校で、早慶上理大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は上井草駅から電車で30分程度のため併願先におすすめです。

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