川越南高校に合格するには?偏差値と内申、合格実績まとめ

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この記事では、川越南高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

川越南高校とはどんな高校?特色や校風を紹介

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川越南高校は1975年に創立された埼玉県川越市にある公立の高校です。ALTのベーススクールであるため外国人教師と多く交流ができたり、アジアなどからの留学生との交流ができたりするなど、国際理解を深めると同時に語学力を向上することができます。分野別の進路ガイダンスや進学補講など、高いレベルの目標に向かう生徒の進路サポート体制が充実しています。主な進学実績としては「北海道大学」「埼玉大学」「早稲田大学」などが挙げられます。
川越南高校が掲げる「目指す学校像」は「文武両道を実現し、新しい時代に活躍する自立した社会人を育成する学校」です。

川越南高校のホームページ

川越南高校への行き方と最寄り駅

川越南高校は西武新宿線の南大塚駅が最寄り駅で、駅から徒歩13分の場所にあります。
大宮駅から63分、川越駅から29分、浦和駅から80分と、埼玉県主要駅からも通学しやすい位置にあります。

川越南高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの川越南高校の大学進学実績をまとめたものです。
国立大学では埼玉大学、私立大学では法政大学や日本大学、東洋大学に合格する学生が多いです。

種別 2024年度 2023年度 2022年度
国公立大学 23名 20名 8名
早慶上理 9名 10名 5名
GMARCH 88名 81名 45名
日東駒専 162名 170名 189名

※学校ホームページのデータを元に作成

川越南高校の偏差値と、学力が近い公立高校

川越南高校の偏差値と川越南高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

川越南高校の偏差値

川越南高校の偏差値は61です。偏差値61は上位14%相当で、越谷南高校や坂戸高校、春日部東高校などが学力が近い高校になります。

川越南高校と学力が近い公立高校

高校名 偏差値
越谷南高校 61
坂戸高校 60
春日部東高校 60

川越南高校の応募倍率推移

川越南高校の一般入試の応募倍率は例年1.4倍前後で推移しており、他公立高校と比べて高い倍率です。
埼玉県教育委員会が発表している埼玉県立高校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

直近3年間の入試倍率

2024年度 2023年度 2022年度
定員 358名 358名 358名
最終応募人員 503名 525名 509名
倍率 1.41 1.47 1.42

川越南高校の合否判定は?学力検査の点数と内申点の比率はどれくらい?

合否はどのようにして決まるの?

埼玉県公立高校の一般募集選抜では、基本的には学力検査の得点・調査書の得点を利用します。(※実技検査や面接を実施する高校もありますが、この記事では省略します。)

合否判定は少し基準を変えた第1次選抜と第2次選抜の2段階で行うことになっているのが、埼玉県の公立高校受験の大きな特徴です。募集人員の60〜80%を第1次選抜で合格とし、残りの20〜40%を第2次選抜で合格とします。ただし、学力検査は1回のみで、第1次選抜と第2次選抜どちらも同じ得点が用いられます。

第1次選抜と第2次選抜どちらも、学力検査の得点と調査書の得点の比率が各学校により定められています。各高校の比率については埼玉県ホームページを参照してください。
令和7年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準

川越南高校の学力検査の得点と調査書の得点の比率は以下の通りです。

選抜 学力検査の得点:調査書の得点
第1次選抜 500:500
第2次選抜 500:600

学力検査について

実施教科は、国語・数学・社会・理科・英語で、各100点満点で合計500点満点となります。基本的には基礎~標準レベルの問題が出題されるので、対応できるよう準備をしておきましょう。

調査書の得点の計算式

調査書の得点は、次の(ア)~(ウ)の得点を使用します。

(ア)学習の記録の得点
「学習の評定の各学年別合計」に、各高等学校が定める各学年の比率をそれぞれ乗じて 加えた数(点)(最高点は、各学年の比率の数値の合計に45を乗じて得た数(点)となります)。
(イ)特別活動等の記録の得点
学級活動、生徒会活動、学校行事、その他について、各高等学校の教育方針、学校・学科等の特色に応じて定める基準に従って得点を算出します。
(ウ)その他の項目の得点
総合的な学習の時間の記録、その他の記録について、各高等学校が定める基準に従って得点を算出します。

(ア)については、多くの高校が中1:中2:中3の比率を「1:1:2」「1:1:3」などに設定しています。中3の学習の評定を高く評価する高校が多いため、特に中3の成績を伸ばすことで合格可能性を上げることができます。各高校の選抜基準については前項のリンクを参考にしてください。

例に基づいて実際の(ア)の得点を計算してみましょう。

例 コノさんの調査書の場合

国語 数学 理科 社会 英語 音楽 美術 保体 技家 合計
1年 3 4 3 4 3 3 4 4 3 31
2年 4 4 4 5 4 3 4 4 4 36
3年 4 5 4 5 4 4 4 5 4 39

コノさんが川越南高校(「1:1:3」型)を受験する場合

比率にしたがって、コノさんの(ア)の点数は、[1年の9教科5段階評定]と[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を3倍した点数]の合計=31+36+39×3=184点(225点満点)となります。

また、川越南高校は(イ)を80点、(ウ)を30点として算入しますので、調査書の得点は335点満点となります。

総合得点の計算式

川越南高校の第1次選抜について、総合得点を算出してみましょう。

川越南高校の場合、学力検査は5教科500点満点・調査書の得点は500点満点で計算されます。

総合得点=学力検査の得点(500点満点)+調査書の得点(335点満点)×500/335となります。

合格目安となる点数から、学力検査と調査書でどのくらい点数が必要かを考えて受験勉強に取り組みましょう。

また、高校によって学力検査を重視する高校や内申点を重視する高校があります。各高校の選考基準をよく確認し、自身の志望する高校選びをおこなっていきましょう。

川越南高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?

ここでは、川越南高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、西武新宿線の南大塚駅からの距離・進学実績・内申点の観点などの観点から選定しています。

山村学園高校

山村学園高校は埼玉県川越市にある高校で、お茶の水女子大学や慶應義塾大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、東武東上線の川越市駅から徒歩で4分程度のため併願先におすすめです。

西武台高校

西武台高校は埼玉県新座市にある高校で、埼玉大学やGMARCH進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、東武東上線の柳瀬川駅からバスで15分程度のため併願先におすすめです。

狭山ヶ丘高校

狭山ヶ丘高校は埼玉県入間市にある高校で、国公立大学や早稲田大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、西武池袋線の武蔵藤沢駅から徒歩で13分程度のため併願先におすすめです。

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