川口高校に合格するには?偏差値と内申、合格実績まとめ

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この記事では、川口高校の特色やアクセス情報、偏差値や進学実績などを紹介しています。 高校受験の進学先を探している方はぜひ参考にしてみてください。

川口高校とはどんな高校?特色や校風を紹介

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川口高校は1941年に創立された埼玉県川口市にある公立の高校です。「上級学校体験授業」等の進路意識を高める行事が豊富であり、模試のデータを活用した弱点分析を行うなど進路指導が丁寧です。また、休業期間中に実力養成講座を開講し、高い進路目標を叶える学習指導を行っています。主な進学実績としては「早稲田大学」「上智大学」「明治大学」などが挙げられます。
川口高校が掲げる「目指す学校像」は「生徒の可能性を追求し、進路を実現する力と人間力を高める学校」です。
川口高校のホームページ

川口高校への行き方と最寄り駅

川口高校は埼玉高速鉄道線の新井宿駅が最寄り駅で、駅から徒歩8分の場所にあります。
大宮駅から11分、川越駅から45分、浦和駅から18分と、埼玉県主要駅からも通学しやすい位置にあります。

川口高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までの川口高校の大学進学実績をまとめたものです。
日本大学や東洋大学、専修大学に合格する学生が多いです。

種別 2024年度 2023年度 2022年度
国公立大学 1名 2名 1名
早慶上理 2名 1名 1名
GMARCH 8名 8名 7名
日東駒専 63名 44名 40名

※学校ホームページのデータを元に作成

川口高校の偏差値と、学力が近い公立高校

川口高校の偏差値と川口高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

川口高校の偏差値

川口高校の偏差値は56です。偏差値56は上位27%相当で、大宮光陵高校や浦和北高校、久喜高校などが学力が近い高校になります。

川口高校と学力が近い公立高校

高校名 偏差値
大宮光陵高校 59
浦和北高校 57
久喜高校 55

川口高校の応募倍率推移

川口高校の一般入試の応募倍率は例年1.1〜1.4倍で推移しており、他公立高校と比べて高い倍率です。
埼玉県教育委員会が発表している埼玉県立高校入学者選抜応募状況の発表データを基にしています。

直近3年間の入試倍率

2024年度 2023年度 2022年度
定員 318名 318名 318名
最終応募人員 445名 384名 417名
倍率 1.40 1.21 1.16

川口高校の合否判定は?学力検査の点数と内申点の比率はどれくらい?

合否はどのようにして決まるの?

埼玉県公立高校の一般募集選抜では、基本的には学力検査の得点・調査書の得点を利用します。(※実技検査や面接を実施する高校もありますが、この記事では省略します。)

合否判定は少し基準を変えた第1次選抜と第2次選抜の2段階で行うことになっているのが、埼玉県の公立高校受験の大きな特徴です。募集人員の60〜80%を第1次選抜で合格とし、残りの20〜40%を第2次選抜で合格とします。ただし、学力検査は1回のみで、第1次選抜と第2次選抜どちらも同じ得点が用いられます。

第1次選抜と第2次選抜どちらも、学力検査の得点と調査書の得点の比率が各学校により定められています。各高校の比率については埼玉県ホームページを参照してください。
令和7年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準

川口高校の学力検査の得点と調査書の得点の比率は以下の通りです。

選抜 学力検査の得点:調査書の得点
第1次選抜 500:350
第2次選抜 500:600

学力検査について

実施教科は、国語・数学・社会・理科・英語で、各100点満点で合計500点満点となります。基本的には基礎~標準レベルの問題が出題されるので、対応できるよう準備をしておきましょう。

調査書の得点の計算式

調査書の得点は、次の(ア)~(ウ)の得点を使用します。

(ア)学習の記録の得点
「学習の評定の各学年別合計」に、各高等学校が定める各学年の比率をそれぞれ乗じて 加えた数(点)(最高点は、各学年の比率の数値の合計に45を乗じて得た数(点)となります)。
(イ)特別活動等の記録の得点
学級活動、生徒会活動、学校行事、その他について、各高等学校の教育方針、学校・学科等の特色に応じて定める基準に従って得点を算出します。
(ウ)その他の項目の得点
総合的な学習の時間の記録、その他の記録について、各高等学校が定める基準に従って得点を算出します。

(ア)については、多くの高校が中1:中2:中3の比率を「1:1:2」「1:1:3」などに設定しています。中3の学習の評定を高く評価する高校が多いため、特に中3の成績を伸ばすことで合格可能性を上げることができます。各高校の選抜基準については前項のリンクを参考にしてください。

例に基づいて実際の(ア)の得点を計算してみましょう。

例 コノさんの調査書の場合

国語 数学 理科 社会 英語 音楽 美術 保体 技家 合計
1年 3 4 3 4 3 3 4 4 3 31
2年 4 4 4 5 4 3 4 4 4 36
3年 4 5 4 5 4 4 4 5 4 39

コノさんが川口高校(「1:1:2」型)を受験する場合

比率にしたがって、コノさんの(ア)の点数は、[1年の9教科5段階評定]と[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を2倍した点数]の合計=31+36+39×2=145点(180点満点)となります。

また、川口高校は(イ)を60点、(ウ)を20点として算入しますので、調査書の得点は260点満点となります。

総合得点の計算式

川口高校の第1次選抜について、総合得点を算出してみましょう。

川口高校の場合、学力検査は5教科500点満点・調査書の得点は350点満点で計算されます。

総合得点=学力検査の得点(500点満点)+調査書の得点(260点満点)×350/260となります。

合格目安となる点数から、学力検査と調査書でどのくらい点数が必要かを考えて受験勉強に取り組みましょう。

また、高校によって学力検査を重視する高校や内申点を重視する高校があります。各高校の選考基準をよく確認し、自身の志望する高校選びをおこなっていきましょう。

川口高校を第一志望にするときの私立併願校はどこがよい?

ここでは、川口高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、埼玉高速鉄道線の新井宿駅からの距離・進学実績・内申点などの観点から選定しています。

浦和実業学園高校

浦和実業学園高校は埼玉県さいたま市南区にある高校で、筑波大学や早稲田大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、JR京浜東北線の南浦和駅から徒歩で12分程度のため併願先におすすめです。

浦和学院高校

浦和学院高校は埼玉県さいたま市緑区にある高校で、東京学芸大学や明治大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、JR武蔵野線の東川口駅からバスで20分程度のため併願先におすすめです。

武南高校

武南高校は埼玉県蕨市にある高校で、千葉大学や早稲田大学進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は、JR京浜東北線の西川口駅から徒歩で10分程度のため併願先におすすめです。

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