みなと総合高校の偏差値・合格実績を徹底解説!合格するための内申点と学力検査のポイント

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みなと総合高校は神奈川県内で人気の公立高校です。

この記事では、みなと総合高校の偏差値、合格実績、アクセス情報を詳しく解説し、合格に必要な内申点や学力検査の目標点についてもご紹介します。志望校選びや受験対策にぜひお役立てください。

みなと総合高校とはどんな高校?特色や校風を紹介

みなと総合高校

みなと総合高校は2001年に創立された神奈川県横浜市中区にある公立の高校です。

国際系列や情報系列などの特色ある選択科目(系列)を多数設置しており、総合学科ならではの幅広い学びを得られます。また、キャリア教育にも力を入れており、「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」では複数の大学と協力したイベントや報告会などを実施して自分と社会を知る教育を積極的に行っています。主な進学実績としては「慶應義塾大学」「青山学院大学」「法政大学」などが挙げられます。

以下はみなと総合高校が掲げるスクールミッションです。
総合学科の特長を生かした幅広い選択科目の開設により、キャリア教育を推進し、生徒の実践的・体験的な学習を進めるとともに、国際理解教育や国際交流プログラムを継続的に実施し、コミュニケーション能力や国際性の伸長を図ります。
みなと総合高校のホームページ

みなと総合高校への行き方と最寄り駅

みなと総合高校はJR根岸線の石川町駅が最寄り駅で、駅から徒歩4分の場所にあります。

住所 横浜市中区山下町231
電話番号 045-662-3710
最寄り駅(時間) JR根岸線「石川町駅」(徒歩4分)

みなと総合高校の進学実績

下の表は2022年度から2024年度入試までのみなと総合高校の大学合格実績をまとめたものです。
公立大学では横浜市立大学、私立大学では日本大学や神奈川大学、東海大学に合格する学生が多いです。

種別 2024年度 2023年度 2022年度
国公立大学 7名 5名 7名
早慶上理 1名 2名 4名
GMARCH 26名 7名 5名
日東駒専 47名 40名 26名

※学校ホームページのデータを元に作成

みなと総合高校の偏差値と、学力が近い公立高校

みなと総合高校の偏差値とみなと総合高校と近い学力で目指せる高校を掲載しています。自身の志望校として適切なのか、判断基準の参考にしてみてください。

みなと総合高校の偏差値

2024年6月に発表された伸学工房のデータによると、みなと総合高校の偏差値は52です。偏差値52は上位42%相当で、港北高校や横浜栄高校、元石川高校などが学力の近い高校になります。

みなと総合高校と偏差値が近い公立高校

高校名 偏差値
港北高校 56
横浜栄高校 54
元石川高校 53

みなと総合高校の応募倍率推移

みなと総合高校の一般入試の応募倍率は例年1.2〜1.5倍で推移しており、他公立高校と比べて平均的な倍率です。
神奈川県教育委員会が発表している神奈川県公立高等学校入学者選抜実施結果のデータを基にしています。

2024年度入試倍率

2024年度 2023年度 2022年度
定員 232名 232名 232名
最終応募人員 343名 287名 321名
倍率 1.48 1.24 1.38

みなと総合高校の合格ラインは?学力検査の点数と内申点の目安はどれくらい?

神奈川県の共通選抜で使用する点数

神奈川県の高校入試(共通選抜)では、以下の4つの点数(A値~D値)を使用します。

●調査書の評定(A値):第2学年の9教科の評定合計+第3学年の9教科の評定合計の2倍(135 点満点)を100点満点に換算します。

●学力検査の点数(B値):実施した検査の合計点を100点満点に換算します。

○主体的に学習に取り組む態度(C値):各教科における第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価について、評価Aは3点、評価Bは2点、評価Cは1点に換算し、その合計(27 点満点)を100点満点に換算します。主に第二次選考に使用します。

○特色検査(D値):観点ごとに評価し点数化して、100点満点に換算します。特色検査を行う高校が定める内容・比率に従って使用します。

ここでは、第一次選考について説明するため、(C値)の詳細な説明を省略します。また、みなと総合高校は特色検査を実施しないため、(D値)の詳細な説明を省略します。

合否はどのようにして決まるの?

共通選抜の第1次選考の合否は、調査書の評定(A)と学力検査の得点(B)をそれぞれ100点満点に換算した点数をもとに、各学校が定めた比率に基づいて合計点を計算し決定します。この合計点を「S値」と呼びます。

調査書の評定(A値)の計算式

調査書の評定(A値)は、[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を2倍した点数]の合計135点満点として算出し、それを100点満点に換算したものを使用します。

例 コノさんの調査書の場合

国語 数学 理科 社会 英語 音楽 美術 保体 技家 合計
2年 4 4 4 5 4 3 4 4 4 36
3年 4 5 4 5 4 4 4 5 4 39

コノさんの[2年の9教科5段階評定]と[3年の9教科5段階評定の合計点を2倍した点数]の合計=36+39×2=114点となり、この数値がA値となります。
100点満点に換算すると、100 × 114/135 = 84.4点となり、この点数を使用します。

学力検査の得点(B値)と当日狙う得点の計算式

B値は学力検査の得点を100点満点に換算して使用します。各教科ともに100点満点で、5教科の合計だと100点 × 5教科 = 500点満点になり、この数値がB値となります。それを100点満点に換算した数値を使用します。

調査書の評定(A値)と学力検査の得点(B値)の比率によって、自身の内申点から学力検査で狙う点数が算出できます。A値:B値=5:5の比率の高校を受験する場合の学力検査で狙う点数を計算式を参考に計算してみましょう。

計算式
前提として、S値(共通選抜の第1次選考の合否を決める点数)は以下のように決定されます。

  • S値=5 × A値の100点満点換算(コノさんの場合84.4点)+ 5 × B値の100点満点換算

各高校の合格点(S値)と現時点での内申点から算出されるA値から、学力検査(B値)
で狙う点数を算出しましょう。

  • 学力検査(B値)で狙う得点 = (志望している高校の合格点(S値)− 5 × A値の100点満点換算)÷500点×500点
  • 各科目の目安となる平均点 = 学力検査で狙う点数÷5科目

コノさんがみなと総合高校をめざす場合、以下となります。

  • 学力検査(B値)で狙う得点 = (S値の合格点725点(※)− 5 × A値84.4点)÷500点×500点

となり、303点がB値で狙う得点となります。
各教科で狙う得点は、60.6点となります。
※みなと総合高校の合格点については後述

高校によって学力検査を重視する高校や内申点を重視する高校があります。各高校の選考基準をよく確認し、自身の志望する高校選びをおこなっていきましょう。

みなと総合高校の合格点と内申点の目安

みなと総合高校の合格点(S値)は725点です。上記で説明したとおり学力検査で必要な点数の目安は内申点によって異なります。
下の表はみなと総合高校の合格者平均内申点(中2、中3)と学力検査の平均点です。
合格点から逆算して、必要な内申点と学力検査の点数の目標を立ててみましょう。ぜひ参考にしてください。

項目 点数
中2の内申点の合格者平均 34点
中3の内申点の合格者平均 36点
学力検査の平均点 333点

※中3の内申点は、S値においては2倍に換算されるため、計算する際は注意してください。
データ提供:神奈川全県模試(伸学工房)

みなと総合高校と合格ラインの近い高校はどこ?

みなと総合高校と合格ラインが近い高校を紹介します。基準として合格者平均内申点(中2、中3)と学力検査の平均点を掲載しているので志望校選びの参考にしてみてください。

内申点 港北高校 横浜栄高校 元石川高校
中2の内申点の合格者平均 34点 32点 33点
中3の内申点の合格者平均 36点 35点 35点
学力検査の平均点 360点 351点 340点

※中3の内申点は、S値においては2倍に換算されるため、計算する際は注意してください。
データ提供:神奈川全県模試(伸学工房)

みなと総合高校を第一志望にした際の私立併願校はどこがよい?

ここでは、みなと総合高校を第一志望に考える方の私立併願校の候補を紹介します。併願先探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。紹介している学校の基準は、JR根岸線の石川町駅からの距離・進学実績・内申点の観点で選定しています。

横浜高校

横浜高校は神奈川県横浜市金沢区にある高校で、早慶上理進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は京急本線の能見台駅から徒歩で2分程度のため併願先におすすめです。

横浜創学館高校

横浜創学館高校は神奈川県横浜市金沢区にある高校で、日東駒専進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間は京急本線の金沢八景駅から徒歩で15分程度のため併願先におすすめです。

横浜創英高校

横浜創英高校は神奈川県横浜市神奈川区にある高校で、早慶上理進学者を出すなど進学実績があります。また、通学時間はJRの大口駅から徒歩で8分程度のため併願先におすすめです。

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